パナソニックの次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」シリーズから、2025年に登場したのがF-MV5020CとF-MV5000Cです。
どちらも家庭用の新モデルとしてコンパクト化された最新機種で、基本性能は共通していますが、F-MV5020Cにはペットに配慮した新機能が追加されています。
結論から言うと、
がおすすめです。
それぞれの特徴をまとめると次のとおりです。
F-MV5020C(ペットエディション)の特徴
- ニオイモード搭載で、気になるペット臭をすばやく検知・脱臭
- 音に敏感なペットにも優しい「シームレス風量切り替え」搭載
- 開封後にペットが遊べる「遊べる梱包箱」を採用
- ペットが天面に乗っても吹き出し口をふさがない、新発売の天面アタッチメントに対応

F-MV5000Cの特徴
- F-MV5020Cのベースとなる標準モデル
- 除菌・脱臭・加湿範囲などの基本性能は同等
- ペット向け機能を省いたシンプル設計で、価格を抑えられる
- 新発売の天面アタッチメントにも対応

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どちらも次亜塩素酸による除菌・脱臭、空気清浄(集じん)、加湿に対応しており、1台で部屋の空気をトータルにケアできる高性能モデルです。
この記事では、両モデルの違いと共通点を整理しながら、それぞれの選び方のポイントを詳しく解説します。
どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
F-MV5020CとF-MV5000Cの違いを比較|共通点も整理して解説
F-MV5020CとF-MV5000Cは、どちらも2025年発売の家庭用ジアイーノシリーズに属するモデルで、除菌・脱臭・加湿範囲などの性能は同等です。
ただし、F-MV5020Cはペット向けの追加機能を搭載しており、主に「ニオイ検知」「運転音の制御」「梱包デザイン」の3点が異なります。
ここでは、両モデルの主な違いと共通点を整理して解説します。
F-MV5020CとF-MV5000Cの主な違い
F-MV5020CとF-MV5000Cの主な違いは、「ニオイモード」「シームレス風量切り替え」「遊べる梱包箱」の3点です。
いずれもペットと快適に暮らすための工夫で、F-MV5020Cのみが対応しています。
ニオイモードの有無
F-MV5020Cはニオイモードを搭載。
弱いペット臭にもすばやく反応し、ニオイを検知すると風量を自動で強めて運転します。
ニオイが気になりやすい場所に設置すると効果的です。
F-MV5000Cにはこの機能は搭載されていません。
シームレス風量切り替え
F-MV5020Cは、運転切換時に風量をゆるやかに変化させるシームレス風量切り替えを採用。
運転音が徐々に変化するため、急な音の変化に敏感な犬や猫にもやさしい設計です。
F-MV5000Cは段階的に風量が変化するため、切り替え時の音の変化がやや急になります。
画像出典:パナソニック公式サイト『F-MV5020C 特長ページ』より引用
遊べる梱包箱の有無
F-MV5020Cは、開封後の箱をペットが遊べる形に組み替えられる「遊べる梱包箱」に対応。
ワンちゃんや猫ちゃんが中に入って遊べるようデザインされており、開封後の段ボールも無駄になりません。
F-MV5000Cにはこの仕様はありません。
画像出典:パナソニック公式サイト『F-MV5020C 特長ページ』より引用
F-MV5020CとF-MV5000Cの共通点
F-MV5020CとF-MV5000Cは、ペット向け機能以外の性能はすべて共通しています。
以下は共通点の一例となります。
天面アタッチメント(F-ZVH50C)に対応
両モデルとも、新発売の天面アタッチメントに対応しています。
ペットの毛や猫砂が本体内部に入りにくい構造で、猫が上に乗っても吹き出し口をふさがない設計です。
F-MV5020C・F-MV5000Cのどちらにも使用できます。
画像出典:パナソニック公式サイト『F-MV5020C 特長ページ』より引用
除菌・脱臭・加湿の対応範囲は同等
どちらのモデルも、次亜塩素酸による除菌・脱臭・空気清浄(集じん)・加湿に対応しており、対応畳数は約22畳まで、加湿範囲はプレハブ洋室で約6畳、木造和室で約3畳が目安です。
センサー構成と運転音も共通
搭載センサーは「ニオイセンサー」と「温湿度センサー」の2種類。
どちらも同じ構成で、運転音も同等です。
サイズ・重量・消耗品も共通
本体サイズ・重量・タンク容量はいずれも同じで、交換フィルターや電極ユニットなどの交換部品の型番も共通です。
メンテナンス方法や交換サイクルも共通しているため、どちらを選んでもお手入れの手間は変わりません。
次のセクションでは、違いと共通点を踏まえて、使用環境や生活環境に応じたおすすめの選び方を紹介します。
F-MV5020CとF-MV5000Cの違いから見るおすすめの選び方
ここではF-MV5020CとF-MV5000Cの違いを踏まえて、それぞれのおすすめポイントを紹介します。
どちらを選ぶか迷っている場合は、「ペットへの配慮機能が必要かどうか」が判断の目安になります。
それでは、どんな人にどちらのモデルが向いているのかを詳しく見ていきましょう。
ペット臭や音への配慮を求めるなら「F-MV5020C」
ペットと暮らしている家庭には、ニオイ対策と音対策を重視したF-MV5020Cがおすすめです。
F-MV5020Cは、弱いペット臭にもすばやく反応するニオイモードを搭載。
ニオイを検知すると自動で風量を上げ、素早く空気をリフレッシュします。
また、シームレス風量切り替えによって運転音が徐々に変化するため、音に敏感な犬や猫にもやさしい設計です。
さらに、ペットが上に乗っても安心な天面アタッチメント(F-ZVH50C)に対応し、開封後の梱包箱を遊び場として使える「遊べる梱包箱」など、ペットとの共生を考えた細かな工夫が施されています。
ペットのニオイ・音・安全性のすべてに配慮された、ペット家庭向けの最適モデルです。

「F-MV5020C」と旧モデル「F-MV4420」の違いを比較した記事も公開中です。
新旧ペットエディションの機能差を詳しく比較したい方はこちら。
👉 F-MV5020CとF-MV4420の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?新旧ペットエディションを比較
ペット非飼育でコスパを重視するなら「F-MV5000C」
ペットを飼っていない家庭や、機能をシンプルに使いたい方にはF-MV5000Cがおすすめです。
F-MV5020Cのベースモデルで、除菌・脱臭・加湿などの対応範囲は同等。
ペット専用機能を省くことで価格を抑えつつ、次亜塩素酸による空間除菌と脱臭はそのまま利用できます。
また、天面アタッチメント(F-ZVH50C)にも対応しており、ペットを飼っていない家庭でもホコリやゴミの侵入を防ぎやすく、衛生的に使えます。
ペット機能は不要でも、ジアイーノの除菌・脱臭性能をしっかり活用したい方におすすめのモデルです。

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F-MV5020CとF-MV5000Cの違いをスペック表で比較|サイズ・加湿範囲・電気代・交換部品まで
ここでは、F-MV5020CとF-MV5000Cの主な仕様をスペック表にまとめました。
サイズ・加湿範囲・消費電力・運転音などの数値を比較することで、両モデルの違いと共通点をより具体的に確認できます。
「文章だけではイメージしにくかった部分を、数字で比較して確かめたい」という方は、ぜひ以下の表をチェックしてみてください。
スペック比較表
製品型番 | F-MV5020C | F-MV5000C |
---|---|---|
カラー | ホワイト(-W) | ホワイト(-W) |
ダークグレー(-H) | ||
デザイン | ![]() | ![]() |
適用床面積のめやす(次亜塩素酸が届く範囲)※1 | 22畳(36㎡)まで | |
集じん機能 ※2 | ||
8畳の清浄時間 | 約13分 | |
適用床面積(30分できれいにできる部屋の広さ)のめやす ※3 | 22畳(36㎡)まで | |
加湿機能 | ||
適用床面積めやす | プレハブ洋室 6畳(9 ㎡ )まで | |
木造和室 3畳(6 ㎡ )まで | ||
定格加湿能力 ※4 | 210mL/h | |
モード | ||
運転モード(加湿) | 1モードのみ | |
運転モード(風量) | 弱・中・強・自動・おやすみ | |
ニオイモード | 〇(あり) | ー(なし) |
機能 | ||
電解強度設定機能 | 強・中・弱 | |
塩タブレット自動投入機能 | 〇(あり) | |
湿度表示機能 | ー(なし) | |
チャイルドロック機能 | 〇(あり) | |
キャスター | ー(なし) | |
センサー | ||
照度センサー | ー(なし) | |
ニオイセンサー | 〇(あり) | |
温湿度センサー | 〇(あり) | |
その他スペック | ||
タンク容量 | 約1.3L | |
本体サイズ | 高さ580mm×幅360mm×奥行220mm | |
本体重量(タンク空時) | 約8.6kg | |
電源 | 交流100V (50/60Hz) | |
電源コードの長さ | 約1.8m | |
付属品 | ||
塩タブレット | 1ビン(約100粒入/約1年分) | |
除菌フィルター | 1個(約7年交換不要) | |
保護エレメント (HEPAフィルター) | 1個(約5年交換不要) | |
電極ユニット | 1個(約7年交換不要) | |
防カビユニット | 1個(約7年交換不要) | |
お手入れ | ||
排水頻度 | 月1回 | |
自動ユニットへの塩タブレットの補充 | 約6ヶ月に1回 | |
交換用品の型番(別売り) | ||
ジアイーノ用洗浄剤(400mL) | FKA2000014 | |
塩タブレット | F-ZVC03 | |
除菌フィルター | F-ZVT3000 | |
保護エレメント(集じんフィルター) | F-ZVF4420,F-ZVF4300 | |
電極ユニット | FKA4100022 | |
防カビユニット | FKA0430072 | |
貼り替え プレフィルター | F-ZVA50C | |
天面アタッチメント | F-ZVH50C | |
加湿 | ||
消費電力 | ||
強 | 60W | |
中 | 13W | |
静音 | 6W | |
電気代のめやす※8 | ||
強 | 約1.9円/h | |
中 | 約0.4円/h | |
弱 | 約0.2円/h | |
待機電力 | ||
待機時 | 約0.6W | |
クリーニング運転時 | 約6.0W | |
運転音 | ||
強 | 約50dB | |
中 | 約33dB | |
弱 | 約15dB | |
風量 | ||
強 | 約5.3m³/min | |
中 | 約2.5m³/min | |
弱 | 約1.0m³/min | |
加湿量※9 | ||
強 | 210mL/h | |
中 | 120mL/h | |
弱 | 50mL/h | |
連続運転時間※9 | ||
強 | 約6.1時間 | |
中 | 約10.5時間 | |
静音 | 約23.5時間 | |
販売情報 | ||
発売日 | 2025年10月 | 2025年10月 |
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※1 揮発した次亜塩素酸が一定濃度で届く範囲の目安です。
※2 空気中の汚れ(花粉・ハウスダストなど)を除去するためのフィルター性能です。
※3 約30分の運転で空気中の汚れを清浄できる広さの目安です。
※4 室温20℃・湿度30%時に放出できる1時間あたりの水分量。この数値をもとに加湿の適用床面積が算出されています。数値が大きいほど広い範囲を加湿可能です。
※8 電力料金の目安単価は31円/kWh(令和4年7月改定)を基準に算出しています。
※9 加湿量および適用床面積は「日本電機工業会規格(JEM1426)」に基づく室温20℃・湿度30%での試験値です。室内環境(温度・湿度)により加湿量や連続運転時間は変化します。
F-MV5020CとF-MV5000Cの違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、F-MV5020CとF-MV5000Cの違いを比較するうえで、よくある疑問をまとめました。
加湿性能や運転音、電気代、交換部品など、購入前に確認しておきたいポイントを順に解説します。
\全モデルをまとめて比較したい方/
パナソニック ジアイーノの違いを徹底比較|5モデルの選び方と比較表まとめ
まとめ|F-MV5020CとF-MV5000Cの違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
F-MV5020CとF-MV5000Cの違いは、ペットへの配慮機能を備えているかどうかだけ。
それ以外の除菌・脱臭・加湿の範囲などの機能は同等のモデルで、発売も2025年10月と同時期になる、家庭向けジアイーノシリーズです。
ペットと暮らすご家庭なら「F-MV5020C」
ニオイモード・シームレス風量切り替え・遊べる梱包箱を搭載

ペットを飼っていないご家庭なら「F-MV5000C」
ペット向けの機能を省いたモデル。そのぶん価格を抑えて導入しやすいモデル

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どちらも新発売の天面アタッチメントには対応しており、ペットの毛やホコリが入りにくい設計です。
用途に合わせて選べば、どちらを選んでも満足できる1台です。
本記事はパナソニック公式サイトおよび取扱説明書の情報を基に作成しています。
効果や仕様は環境や使用条件によって異なる場合があります。
スペックや価格情報は2025年10月時点のもので、販売状況や仕様は変更となる場合があります。
最新情報は公式サイトでご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 F-MV5020C」
- Panasonic公式サイト「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 F-MV5000C」
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