パナソニックの衣類スチーマーは、プレス対応のFSシリーズとスチーム専用のGSシリーズで機能や使い勝手に違いがあります。
この記事では現行のメインモデル5機種(NI-FS70A/FS60B/FS40B/GS410/GS200)を比較し、違いをわかりやすく整理しました。
重さやスチーム量、使用スタイルに応じた選び方も解説します。
パナソニック衣類スチーマーのラインナップとタイプの違い
「パナソニックの衣類スチーマーって、種類が多くて違いがよくわからない…」
そんな方のために、まずはシリーズごとの特徴を整理しておきましょう。
パナソニックの現行スチーマーは、主に以下の2タイプに分かれています。
- FSシリーズ:スチーム+プレス対応タイプ
- GSシリーズ:スチーム専用タイプ
どちらを選ぶかで使い勝手が大きく変わってくるので、ここをしっかり押さえておくと、自分にぴったりのモデルが見つけやすくなりますよ。
しっかりプレスもしたいならFSシリーズ|スチーム+プレス対応モデル
FSシリーズは、スチーマーとして使えるのはもちろん、アイロンのように押し当てて使える「プレス仕上げ」にも対応しているシリーズです。
「スチームだけでは少し心もとない」「シャツの襟やパンツの折り目をしっかり整えたい」――そんな方にぴったりのタイプなんです。
このシリーズの特長はこちら:
- プレス機能対応で、シワをしっかり伸ばせる
- モデルによっては温度調節機能つきで、素材に合わせた使い分けが可能
- スチームボタンの仕様や噴射角度もそれぞれ異なるため、使い心地にも個性あり
「スチーム+プレス」の2WAY仕様なので、普段のケアから外出前の仕上げまで、幅広いシーンで使いやすいのが魅力です。
現行のメインモデルは以下の3つとなります:
手軽にシワ取りしたいならGSシリーズ|スチーム専用モデル
GSシリーズは、スチーム噴射専用の衣類ケアモデルです。
ハンガーにかけたままの衣類に、サッとスチームをあてるだけ。
「がっつりアイロンをかけるほどじゃないけど、シワは目立たなくしたい」
そんな方にぴったりのタイプです。
GSシリーズの特徴はこちら:
- プレス機能を省いた分、スチームに特化していて、気軽に使える
- モデルによっては、スチーム量やタンク容量が多く、複数の衣類も一気にケア可能
- 電源コードの長さやタンクの着脱可否など、使い勝手の違いで選べる
現在のメインモデルはこの2機種です:
5モデルの違いがひと目でわかる!パナソニック衣類スチーマー簡易比較表
「結局どれがどう違うの?」という疑問をスッキリ整理するために、
パナソニックの衣類スチーマー5モデルを主要な比較ポイントでまとめた表をご用意しました。
各モデルの違いがひと目でわかるように、以下の7項目で比較しています:
- タイプ(プレス対応/スチーム専用)
- スチーム噴射角度(かけられる範囲の広さ)
- スチーム量・持続時間(シワ取り性能の目安)
- 重量(使いやすさに直結)
- 発売時期
※一部モデル(FSシリーズ)は温度設定によってスチーム量や持続時間が変わるため、本表では「HIGH設定時」の目安を記載しています。
気になるモデルがあれば、後ほど紹介する「おすすめモデル別ガイド」もぜひ参考にしてみてください。
目的別に比較|おすすめのパナソニック衣類スチーマーはこれ!
パナソニック衣類スチーマーの5モデルを、使い方や重視するポイントごとに比較し、それぞれのおすすめモデルを整理しました。
重視したいポイントや使用スタイルに合わせて、自分にぴったりの衣類スチーマーを選んでみてください。
スチームもアイロンも本格派!多機能モデルが欲しいならNI-FS70A
NI-FS70Aは、パナソニック衣類スチーマーの中でも最上位の多機能モデルです。
スチームはもちろん、しっかりとしたプレス仕上げもできるので、シャツの襟元やスラックスの折り目までしっかり整えたい方におすすめ。
注目すべきポイントはこちら:
- 360°全方向スチーム噴射で、どんな角度でもムラなくケア
- 静電タッチ式ボタンで、軽く触れるだけでスチームが出せる
- アイロン面には、すべりの良いセラミックコートを採用
- 約17秒の高速立ち上がりで、忙しい朝にも使いやすい
スチームとアイロン、どちらも妥協したくない方にぴったりの1台です。

こだわりがなければ十分!機能バランスで選ぶならNI-FS60B
NI-FS60Bは、上位モデル「NI-FS70A」とほぼ同等の性能を備えた、バランスの取れたスタンダードモデルです。
スチーム量や連続使用時間は上位機種とほぼ同じで、普段使いには十分すぎるスペック。
「静電タッチ式の操作感」や「セラミックコートの滑りの良さ」に特別なこだわりがなければ、多くの人にとってちょうどいい1台といえるでしょう。
主な特徴はこちら:
- 360°スチーム噴射に対応し、どんな角度でもムラなくケア
- スチームボタンはプッシュ式ボタンを採用
- 温度調節機能つきで、衣類に合わせた使い分けが可能

最低限のプレス機能付き!シンプルに使いたいならNI-FS40B
NI-FS40Bは、FSシリーズの中でもっともシンプルな構成のモデルです。
スチーム機能を主に搭載し、最低限のプレス仕上げにも対応しています。
温度設定は1段階のみですが、スチームとプレスの両方に対応しているため、基本的な衣類ケアにはしっかり使えます。
「多機能までは求めないけれど、最低限のプレス機能はほしい」という方におすすめのモデルです。
主な特徴はこちら:
- スチームボタンはプッシュ式ボタンを採用
- 温度調節なし/1温度設定のシンプル操作

たっぷり使えてお手入れ簡単!まとめてケアするならNI-GS410
NI-GS410は、パナソニックの衣類スチーム専用タイプのモデルになります。
プレス機能はありませんが、スチーム量・タンク容量・連続使用時間のどれを取っても優れており、複数の衣類を一気にケアしたい方におすすめです。
特にスチーム量は約16g/分と5モデル中で最も多く、シワをしっかり伸ばしたい場面でもパワフルに使えます。
さらに、タンクは取り外せるカセット式なので、給水やお手入れもやりやすいです。
主な特徴はこちら:
- 約160mLの大容量タンク&約9分の連続使用が可能
- 約16g/分のスチーム量(5モデル中で最大)
- カセット式タンク採用で、給水・お手入れがスムーズ

最軽量モデル!軽さを優先したい人にNI-GS200
NI-GS200は、2025年6月発売のスチーム専用モデルです。
プレス機能はありませんが、本体重量は約640gと、5モデルの中でもっとも軽量。軽くて扱いやすく、腕への負担を抑えたい方に適した1台です。
コンパクトながら、スチーム量は約15g/分としっかり出るモデルです。
連続使用時間は約4分と短めなので、短時間で1〜2着をさっとケアしたい方に向いています。
主な特徴はこちら:
- 約640gの軽量設計で、手に負担をかけにくい
- 約15g/分のスチーム量で、シワをしっかりほぐせる
- 約4分の連続使用で、少量の衣類ケアにぴったり
- スチーム噴射角度90°/電源コード約1.8mのシンプル仕様

まとめ|パナソニック衣類スチーマーの違いを整理して、自分に合ったモデルを選ぼう
パナソニックの衣類スチーマーには、プレス対応タイプ(FSシリーズ)とスチーム専用タイプ(GSシリーズ)の2系統があります。
それぞれに軽さ・スチーム量・連続使用時間などの違いがあり、使い方や求める機能に応じて選ぶことが大切です。
- アイロンとしても使いたい方には「FSシリーズ(NI-FS70A/FS60B/FS40B)」
- 軽さや手軽さを重視する方には「GSシリーズ(NI-GS410/GS200)」
本記事では5モデルのスペックや機能の違いを比較し、それぞれに合った選び方をおすすめしました。
衣類スチーマーを選ぶ際は、「どんな用途で、どれくらいの頻度で使いたいか?」をイメージしながら、自分にぴったりのモデルをお選びください。
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