パナソニックのヒゲトリマー「ER-GD60」と「ER-SB60」は、どちらもヒゲ専用の上位モデルとして人気の高いロングセラー機種です。
見た目や刈れる長さの違いだけでなく、防水性能やお手入れのしやすさなどにも明確な違いがあります。
この記事では、「どっちを選べばいいか迷っている」という方に向けて、両モデルの特徴を比較しながら、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
パナソニックのヒゲトリマー全体を比較したい方は、主要モデルを一覧で比較した以下の記事も参考にしてみてください。
▶ パナソニック ヒゲトリマーの違いを徹底比較|主要モデルの特徴と選び方をわかりやすく解説!
ER-GD60とER-SB60の主要な違いと共通点を整理して比較
まずは、パナソニックのヒゲ専用トリマー「ER-GD60」と「ER-SB60」の違いと共通点を比較しながら、どんな点に注目すべきか整理してみましょう。
主な違いとしては、本体の形状、刈れる長さ、モーターの駆動方式、防水対応などが挙げられます。
それでは、違いを一覧で見てみましょう。
主な違い比較表
比較項目 | ER-GD60-K | ER-SB60-S | |||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | |||
本体の形状 | I字シェイプ | 一般的なグリップスタイル | |||
刈れる長さ | 約0.1mm〜10mm | 約0.5mm〜10mm | |||
直刃のカット | 約0.1mm | 約0.5mm | |||
アタッチメントでのカット | 0.5~10mm | 1~10mm | |||
アタッチメントの調節幅 | 0.5mm刻み | 0.5mm刻み | |||
駆動方式 | 通常モーター | リニアモーター | |||
防水対応 | 非対応 (本体水洗い不可) | IPX7基準※1の防水仕様 (本体水洗いOK) | |||
ウォータースルー洗浄 | 非対応 | 対応 ※2 | |||
公式ストア価格 | 14,700円 | 20,000円 | |||
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る | |||
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
※1 水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない検査をクリア
※2 刃を本体から外さずに毛クズを水で洗い流せます。
※ 価格は変動が激しいため、最新情報は各ECサイトでご確認ください。
ER-GD60は、約0.1mmの短さで剃れる直刃を搭載しており、I字シェイプの形状で細かい部分のヒゲを整えやすいのが特徴。
ただし、本体は防水に対応していないため、水洗いできない点には注意が必要です。
一方のER-SB60は、リニアモーターによる安定したパワーや、防水仕様・ウォータースルー洗浄といった機能面が充実しているのがポイントです。
上記のような違いはありますが、使用用途や充電方式、海外でも使える点など、共通している部分も多くあります。
主な共通点
- ヒゲ専用のトリマーとして設計されている
- 充電式で、場所を選ばず使える
- 充電しながらも使用できる(ACアダプター使用時)
- 海外でも使える自動電圧切替付
ER-GD60とER-SB60の違いから見るおすすめの選び方
ここでは、ER-GD60とER-SB60の違いを比較したうえで、どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、用途や使い方に合わせたおすすめの選び方をご紹介します。
ヒゲのデザイン・ライン取りにこだわるなら「ER-GD60」がおすすめ
ヒゲの形をしっかり整えたい、ラインをシャープに決めたい──
そんな方におすすめなのが「ER-GD60」です。
パナソニックのヒゲトリマーの中でも、約0.1mmという最短の長さで剃れる直刃を搭載しており、ヒゲの輪郭をくっきり整えたい方にぴったりのモデルです。
さらに、I字シェイプの本体形状は持ちやすく、ホホ・口まわり・アゴ下など部位ごとに持ち方を変えられるため、ヒゲのデザインがしやすいのもポイント。
細かい輪郭や形を整える場面でもスムーズに使えます。
ただし、本体は防水に対応していないため、水洗いはできません。
使用後は付属のブラシなどで手入れが必要な点は覚えておきましょう。

リニアモーター搭載でパワフルに剃れる「ER-SB60」がおすすめ
太くて硬いヒゲ、寝たヒゲやくせヒゲが気になる方には「ER-SB60」がおすすめです。
このモデルは、充電切れまでパワーが落ちないリニアモーターを搭載しており、濃いヒゲもしっかりカットできるのが魅力です。
また、「ナロー刃」と呼ばれる刃先の幅が広い設計を採用しており、これまで剃りにくかった寝たヒゲやくせヒゲもスムーズにキャッチ。
トリマーとしての性能だけでなく、剃り残しを防ぎたい方にもおすすめです。
さらに、本体はIPX7基準の防水仕様で、水洗いにも対応。
刃を取り外さずに毛クズを洗い流せる「ウォータースルー洗浄」にも対応しており、使用後のお手入れも簡単です。
機能性と快適さの両面を重視する方にとって、非常にバランスの取れた上位モデルといえるでしょう。

ER-GD60とER-SB60のスペック比較表|重量・充電方式・本体サイズなど
ER-GD60とER-SB60は、これまで紹介した以外にも、細かな仕様に違いがあります。
ここでは、本体サイズや重量、使用時間といった使い勝手に関わるスペックを一覧で比較してみましょう。
スペック比較表
型番 | ER-GD60-K | ER-SB60-S | |||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | |||
発売日 | 2017年9月 | ||||
使える場所 | ヒゲ | ||||
刈れる長さ | 約0.1mm〜10mm | 約0.5mm〜10mm | |||
直刃のカット | 約0.1mm | 約0.5mm | |||
アタッチメントでのカット | 0.5~10mm | 1~10mm | |||
アタッチメントの調節幅 | 0.5mm刻み | ||||
付属アタッチメント | ディテールアタッチメント | ||||
刈り高さアタッチメント | |||||
電源方式 | 充電・交流式 | ||||
充電しながら使えるか? | 〇 | ||||
本体水洗い | × | 〇 | |||
お風呂で使える | × | ||||
ウォータースルー洗浄 | × | 〇 | |||
充電時間 | 約1時間 | ||||
使用時間 | 1回のフル充電で約50分間 | 1回のフル充電で約60分間 | |||
電源・電圧 | AC100~240 V(自動電圧切替付) | ||||
海外での使用 | 〇 | ||||
消費電力 | 約9W(交流式使用時) 約10W(充電時) | ||||
本体寸法 | 高さ 20.5 幅 3.0 奥行 4.5 cm | 高さ 17.9 幅 4.8 奥行 4.5 cm | |||
本体重量 | 約150g | 約180g | |||
生産国 | 日本(刃、本体のみ) | ||||
替刃 | ER9500 | ER9621 | |||
公式ストア価格 | 14,700円 | 20,000円 | |||
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る | |||
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
数値で比較してみると、大きさや重さ、替刃の仕様などにも違いがあることがわかります。
とくに充電時間や使用時間は、使いやすさにも直結するポイントなので、選ぶ際にはしっかりチェックしておきましょう。
FAQ|ER-GD60とER-SB60のよくある質問
ER-GD60とER-SB60の違いに関して、購入前によくある質問をQ&A形式でまとめました。
比較記事だけではわかりにくいポイントを補足しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、ER-SB60はヒゲ専用モデルですが、髪も含めてケアしたい人向けに「ER-GB74」という選択肢もあります。
ヒゲ専用と多機能タイプの違いが気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。
▶ ER-GB74とER-SB60の違いを比較|髪も整えたい?ヒゲ専用で剃りたい?選び方ガイド
まとめ|ER-GD60とER-SB60の違いを整理して自分に合ったモデルを選ぼう
ER-GD60とER-SB60は、どちらもヒゲ専用の上位モデルですが、剃れる長さや防水対応の有無、モーターの性能などに明確な違いがあります。
デザイン性や細かな仕上がりを重視する方には「ER-GD60」、パワフルさとお手入れのしやすさを重視したい方には「ER-SB60」がおすすめです。
ご自身のヒゲの状態や使い方に合わせて、ぴったりの1台を選んでみてくださいね。


他のモデルとの違いも含めて全体を比較したい方は、以下のまとめ記事もぜひご覧ください。
▶ パナソニック ヒゲトリマーの違いを徹底比較|主要モデルの特徴と選び方をわかりやすく解説!
本記事のスペックや価格情報は、2025年6月2日時点の公式情報に基づいています。
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
参考元:
- パナソニック公式サイト: ヒゲトリマー ER-GD60
- パナソニック公式サイト: リニアヒゲトリマー ER-SB60
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