パナソニックのペットクラブシリーズから販売されている犬用バリカン「ER803PP-A」と「ER807PP-A」。
どちらも愛犬のお手入れに便利なモデルですが、部分カット用か全身カット対応かという点で大きな違いがあります。
本記事では、両モデルの違いや共通点をわかりやすく整理し、どちらを選ぶべきかを解説します。


ER803PP-AとER807PP-Aの違いを比較|共通点も整理して解説
それでは、ER803PPとER807PPの主な違いと共通点を詳しくみていきましょう。
まず共通点ですが、どちらもパナソニックの「ペットクラブ」シリーズに属する犬用バリカンです。
いずれも家庭で手軽に使えるペット専用モデルという点は共通しています。
一方で、両モデルの最大の違いは「カットできる長さ」「電源方式」「お手入れの方法」にあります。
- ER803PP
- 直刃 約1mmのみ(アタッチメントなし)で、足裏・顔まわり・口周りなどの部分カット向け
- 電源方式は乾電池式(単3乾電池×2)
- 本体水洗いは不可(ブラシで掃除が必要)
- ER807PP
- 約3/6/9/12mmのアタッチメント付きで、部分カットから全身カットまで対応可能
- 充電式(8時間充電)かつ交流式に対応し、充電しながらの使用も可能
- 本体は水洗い可能
このように、短めなトリミング中心ならER803PP、長めのカットまで対応したいならER807PPという使い分けになります。
ER803PP-AとER807PP-Aの違いから見るおすすめの選び方
それでは、ER803PPとER807PPの違いをふまえたおすすめの選び方をみていきましょう。
基本的には、バリカンを選ぶうえで最も重要な要素である「刈れる長さ」でどちらを選ぶかが決まります。
そのうえで、どちらのモデルでも対応できる場合は、「電源方式」や「お手入れのしやすさ」で選ぶとよいでしょう。
部分カット中心なら「ER803PP-A」がおすすめ
ER803PPは、足裏や顔まわり、口周りといった細かい部分のカットに特化したモデルです。
アタッチメントが付属していないため、直刃(約1mm)のみでのカットになります。
なお、電源方式は乾電池式(単3電池×2)なので、コンセントの場所を気にせず使える点は便利です。
重量も約120gと軽量で、持ちやすさを重視する方におすすめです。
「全身カットまでは必要ないけれど、足裏や顔まわりだけ整えたい」という飼い主さんにはER803PPがおすすめです。

全身カットにも対応するなら「ER807PP-A」がおすすめ
ER807PPは、部分カットに加えて全身のカットまで対応できるモデルです。
約3/6/9/12mmの4種類のアタッチメントが付属しており、仕上がりの長さを調整しながら広い範囲をカットできます。
直刃(約1mm)も含め、幅広い長さに対応できるのが強みです。
さらに、電源方式は充電式(8時間充電)かつ交流式にも対応しているため、充電しながら使える安心感があります。
加えて、本体は水洗い可能なので、使用後に清潔を保ちやすい点も魅力です。
「足裏や顔まわりの部分カットだけでなく、全身のトリミングも自宅でやりたい」という飼い主さんにはER807PPが最適です。

ER803PP-AとER807PP-Aの違いをスペック表で比較|刈れる長さ・電源方式・水洗い対応など
ER803PPとER807PPの違いをわかりやすく整理するため、主要なスペックを表にまとめました。
「刈れる長さ」「電源方式」「本体水洗いの可否」といった選ぶ際に重要なポイントを一覧で確認できます。
さらに、連続使用時間や本体サイズ・重量、替刃などの細かい仕様も掲載しているので、購入前にしっかり比較したい方はぜひチェックしてください。
スペック比較表
型番 | ER803PP-A | ER807PP-A |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
おすすめのカット | 部分カット(足裏、腹部など) | |
ー | 全身のカット | |
刈れる長さ | ||
直刃 | 約1mm | 約1mm |
アタッチメント | ×(なし) | 約3mm |
約6mm | ||
約9mm | ||
約12mm | ||
電源 | ||
電源方式 | 乾電池式(単3乾電池2個) | 充電式(8時間充電・交流式) |
使用時間 | 連続約60分間(ネオ黒乾電池使用時) | 約40分間(満充電・周囲温度0~40℃以内) |
お手入れ | ||
本体水洗い | ×(不可) | 〇(可能) |
本体仕様 | ||
本体寸法 | 高さ13.8×幅3.4×奥行2.3cm | 高さ16×幅4.4×奥行4cm |
本体重量 | 120g | 140g |
コードの長さ | ー(なし) | 約1.8m |
替刃 | ER9803 | ER9302 |
専用オイル | ES003P | |
生産国 | 日本製 | 中国 |
販売状況 | ||
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
ER803PP-AとER807PP-Aの違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、ER803PPとER807PPの違いについて、疑問になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
刈れる長さや替刃の違い、全身カットの可否、水洗い対応など、購入前に気になるポイントを確認できます。
まとめ|ER803PP-AとER807PP-Aの違いを振り返って自分に合った1台を選ぼう
ER803PPとER807PPは、どちらもパナソニック「ペットクラブ」シリーズの犬用バリカンですが、用途や機能に明確な違いがあります。
ER803PP
直刃(約1mm)のみで、足裏や顔まわりなどの部分カット向け。
電池式・水洗い不可でシンプルに使えるモデル。

ER807PP
直刃に加えてアタッチメント(約3/6/9/12mm)で全身カットに対応。
充電式&交流式でコード使用も可能。本体は水洗い対応。

まとめると、部分的なお手入れ中心ならER803PP、全身のトリミングまで自宅で行いたいならER807PP を選ぶのがおすすめです。
愛犬に合わせた最適な1台を選び、日々のお手入れを快適にしていきましょう。
なお、パナソニックには犬用だけでなく、人間用の家庭向けバリカンも多数ラインナップされています。
興味がある方はこちらも参考にしてください。
👉 パナソニック バリカンの違いを徹底比較|家庭用おすすめモデルの選び方ガイド
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気になる方はこちらもご覧ください。
👉 F-MV4420とF-MV5400の違いを徹底比較|集中クリーンモードとスピード脱臭の差とは?
本記事のスペックや価格情報は、2025年9月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「ペットクラブ 犬用バリカン ER803PP」
- Panasonic公式サイト「ペットクラブ 犬用バリカン ER807PP」
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