\ ポイント最大47倍! /詳細を見る

FE-KX05CとFE-KX07Cの違いを徹底比較|14畳対応と19畳対応のパナソニック加湿器

パナソニック加湿器 FE-KX05CとFE-KX07Cの違い 14畳対応と19畳対応の比較サムネイル

パナソニックの中小容量タイプの加湿器には、2025年9月発売の「FE-KX05C」と「FE-KX07C」というモデルがあります。

どちらもナノイーを搭載したヒーターを使わない気化式タイプで、便利機能や本体デザインは共通していますが、大きな違いは加湿できる部屋の広さです。

FE-KX05Cは最大14畳FE-KX07Cは最大19畳まで対応しており、この差が連続加湿時間や電気代、運転音の違いにもつながっています。

そのため、結論からいうと、どちらを選ぶべきかは「部屋の広さ」によって決まるといえるでしょう。

本記事では、FE-KX05CとFE-KX07Cの違いと共通点を詳しく整理し、どちらを選ぶのがあなたに最適かをわかりやすく解説します。

どちらを購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

パナソニック公式サイトでは『加湿機(加湿器)』と表記されていますが、本記事では一般的に検索される『加湿器』という呼び方で統一しています。

目次

FE-KX05CとFE-KX07Cの違いを比較|共通点も整理して解説

ここでは、FE-KX05CとFE-KX07Cの「違い」と「共通点」を分けて整理します。

冒頭でも触れた通り、最大の違いは対応できる部屋の広さであり、それに伴って運転音・連続加湿時間・電気代にも差が生じています。

FE-KX05CとFE-KX07Cの主な違い

2つのモデルの大きな違いは、加湿できる部屋の広さです。

  • 加湿の対応畳数
    • FE-KX05C:プレハブ洋室14畳(23㎡)/木造和室8.5畳(14㎡)
    • FE-KX07C:プレハブ洋室19畳(32㎡)/木造和室12畳(20㎡)

本体サイズやタンク容量は同等のため、この加湿範囲の差が、連続加湿時間・運転音・電気代といった仕様に影響しています。

  • 連続加湿時間
    • FE-KX05C:約8.4時間
    • FE-KX07C:約6時間
  • 運転音(お急ぎ/静かモード)
    • FE-KX05C:36dB/15dB
    • FE-KX07C:44dB/15dB
  • 電気代(1か月の目安)
    • FE-KX05C:お急ぎ 約84円/静か 約32円
    • FE-KX07C:お急ぎ 約142円/静か 約32円

いずれも対応範囲の広いFE-KX07Cの方がパワフルで、その分だけ音や電気代も大きくなっています。

FE-KX05CとFE-KX07Cの共通点

一方で、両モデルには多くの共通点があります。

  • 2025年9月発売の中小容量タイプ
  • ヒーターを使わない気化式
    • 吹き出し口が熱くならず、省エネ性に優れる
  • ナノイー搭載
    • パナソニック公式によると、加湿にナノイーをプラスすることでお肌の水分量が約2倍になると案内されています。
ナノイー搭載加湿器 お肌の水分量が約2倍になるイメージ|パナソニック公式サイトより引用
画像出典:パナソニック公式サイト「加湿×ナノイーでお肌のうるおいを守る
」より引用

※上記の数値はパナソニック社内試験(特定条件下)の結果であり、実際の使用空間や環境での効果を保証するものではありません。肌の状態や使用環境によって効果は異なります。

  • フィルター清潔モード搭載
    • 停止時にナノイーを充満させてフィルターを清潔に保つ機能
  • タンク容量:約4.2L
  • 5つの運転モード
    • お急ぎ/おやすみ/静か/のど・肌/おまかせ)
  • 便利機能
    • 湿度表示LED、明るさ切替、切タイマー、チャイルドロック、お手入れランプ、報知音など
  • 本体仕様
    • 壁ピタ設置、どっちでもタンク、約10年交換不要フィルター、イオン除菌ユニットなど
  • 本体サイズ・重さ・カラーも同じ
    • 本体サイズ:高さ375×幅375×奥行き186mm
    • 本体重量:約5.2kg
    • 本体カラー:ホワイトとブラウンの2色展開

このように、基本的な機能やデザインはほぼ共通で、選ぶ際の基準は「部屋の広さ」といえます。

FE-KX05CとFE-KX07Cの違いから見るおすすめの選び方

それでは、FE-KX05CとFE-KX07Cの違いと共通点を踏まえたおすすめの選び方を見ていきましょう。

両モデルには加湿できる部屋の広さという明確な違いがあるため、基本的には設置する部屋の広さを基準に選ぶのがベストです。

ワンルームや寝室なら「FE-KX05C」がおすすめ

FE-KX05Cは、プレハブ洋室14畳/木造和室8.5畳まで対応したモデルです。

ワンルームや寝室など、中規模までの部屋で使うのに十分な加湿能力を持っています。

タンク容量はFE-KX07Cと同じ約4.2Lですが、対応範囲が小さい分、連続加湿時間は約8.4時間と長め

電気代や運転音も控えめなので、ランニングコストや静音性を重視する人にも向いています。

リビングなど広めの部屋なら「FE-KX07C」がおすすめ

FE-KX07Cは、プレハブ洋室19畳/木造和室12畳まで対応可能なハイパワーモデルです。

ただし、対応範囲が広い分、連続加湿時間は約6時間と短めで、運転音や電気代もFE-KX05Cに比べて大きくなります。

家族が集まるリビングや広めのLDKなど、広い空間をしっかり加湿したい人におすすめのモデルです。

FE-KX05CとFE-KX07Cの違いをスペック表で比較|対応畳数・運転音・電気代・サイズなど

FE-KX05CFE-KX07Cの主要なスペックを比較表にまとめました。

対応畳数や連続加湿時間、運転音、電気代の違いに加えて、サイズや付加機能まで一覧できるので、両モデルのスペックや違いをひと目で比較できます。

購入前の仕様チェックにぜひご活用ください。

スペック比較表

型番FE-KX05CFE-KX07C
カラー-W(ミスティホワイト)
-T(クリスタルブラウン)
デザインFE-KX05C-WとFE-KX05C-Tのサムネイル画像FE-KX07C-W・FE-KX07C-Tのサムネイル画像
連続加湿時間※1約8.4時間約6時間
タンク容量約4.2L
運転切替連続運転【静か、弱、中、強】
センサー自動運転【おまかせ、のど・肌、おやすみ】
時間限定運転【お急ぎ(30分間限定)】
適用床面積※2
プレハブ洋室14畳(23㎡)19畳(32㎡)
木造和室8.5畳(14㎡)12畳(20㎡)
運転モード
お急ぎモード〇(搭載)
おやすみモード〇(搭載)
静かモード〇(搭載)
のど・肌モード〇(搭載)
おまかせモード〇(搭載)
付加機能
ナノイー〇(搭載)
フィルター清潔モード〇(搭載)
湿度表示LED5段階
明るさ切替〇(搭載)
切タイマー2・4・6・8時間
チャイルドロック〇(搭載)
お手入れランプ〇(搭載)
報知音※4〇(搭載)
本体仕様
壁ピタ設置〇(対応)
どっちでもタンク〇(対応)
約10年交換不要加湿フィルター※3〇(対応)
イオン除菌ユニット〇(対応)
運転音
お急ぎ36dB44dB
31dB39dB
26dB31dB
22dB22dB
静か15dB15dB
1ヶ月の電気代(目安)※5
お急ぎ約84円約142円
約60円約106円
約51円約60円
約44円約44円
静か約32円約32円
本体サイズ・重量
本体寸法高さ375×幅375×奥行き186(+背面凸部10)mm
本体重量(タンク空時)約5.2kg
販売状況
発売日2025年9月
参考価格(公式)33,000円(税込)36,300円(税込)
楽天最新価格を見る最新価格を見る
Amazon最新価格を見る最新価格を見る

※1 連続加湿時間は、最大加湿能力時。
※2 適用面積の目安は、(一社)日本電機工業会規格(JEM1426)に基づき、プレハブ住宅洋室の場合を最大適用面積とし木造和室の場合を最小適用面積としたものです。ただし、壁・床の材質・部屋の構造・使用暖房器具等によって適用面積は異なります。
※3 加湿フィルター交換の目安は定格加湿能力に対し、加湿能力が約50%に落ちるまでの期間。1日8時間運転に基づきパナソニックで算出。ご使用状況によっては寿命が短くなることがあります。定期的にフィルターのお掃除が必要です。
※4 タンクの水がなくなると音でお知らせ
※5 電力料金目安単価31円/kWh【令和4年7月改訂】1か月の電気代は1日8時間運転×30日で計算
※価格は2025年9月時点の公式参考価格です。実際の販売価格は販売店や時期により変動します。

FE-KX05CとFE-KX07Cの違いに関するよくある質問【FAQ】

ここでは、FE-KX05CFE-KX07Cに関して購入前によく寄せられる疑問をQ&A形式で整理しました。

運転モードの違いやフィルターの特徴、設置方法など、本文では触れきれなかったポイントも補足しています。

FE-KX05CとFE-KX07Cの運転モードに違いはありますか?

運転モードは両モデル共通で、違いはありません。

以下の5種類が搭載されています。

  • お急ぎモード
    • 約30分間限定で一気に加湿。室内をすばやく適湿(40~60%程度)に整えます。
  • おやすみモード
    • 就寝時に使いやすいモード。湿度約60%を目安に「静か」や「弱」で自動運転します。
  • 静かモード
    • 約15dB(目安)の低騒音で運転。勉強や就寝時に便利です。
  • のど・肌モード
    • 高めの湿度60~65%をキープし、乾燥が気になる季節に適した自動運転を行います。
  • おまかせモード
    • 湿度約60%を目安に自動運転。日常使いに適したバランスの良いモードです。

このほか、「弱/中/強」といった連続運転の選択も可能で、利用シーンに合わせて細かく調整できます。

FE-KX05CとFE-KX07Cの約10年交換不要加湿フィルターとはなんですか?

パナソニック独自の加湿フィルターで、定期的なお手入れを行うことで約10年間交換不要で使える長寿命設計です(※1日8時間運転の場合)。

パナソニック公式によると、加湿能力が定格の約50%に落ちるまでの期間を目安としており、寿命は使用環境によって異なります。

詳しくはパナソニック公式ページ「約10年交換不要加湿フィルター」で解説されています。

FE-KX05CとFE-KX07Cの壁ピタ設置とはどういう意味ですか?

FE-KX05CとFE-KX07Cは「壁ピタ設置」に対応しています。

これは本体の背面がフラット設計になっており、壁際にピッタリ置ける構造のことです。

また、公式では以下の説明もされています。

過加湿になりにくい/結露しにくい気化式加湿だから、壁にピッタリ設置が可能

出典:パナソニック公式サイト「便利な機能 壁ピタ設置」より引用

FE-KX05CとFE-KX07Cのどっちでもタンクとはなんですか?

「どっちでもタンク」は、給水タンクを本体にセットするときに左右どちらの向きでも入れられる構造のことです。

また、公式では以下のように説明されています。

左右どちらの向きでも入れることができ、ハンドルも右手でも左手でもしっかり握れる設計。

毎日の給水作業がスムーズにできます。

出典:パナソニック公式サイト「どっちでもタンク」より引用

FE-KX05CとFE-KX07Cにナノイーは搭載されていますか?

はい、両モデルともナノイーを搭載しています。

パナソニック公式によると、加湿とあわせてナノイーを放出することで加湿フィルターを清潔に保ち、肌の水分量を増やす効果が期待できると案内されています。

詳しくはパナソニック公式ページ「ナノイーの特長」をご確認ください。

なお、ナノイー非搭載でFE-KX07Cと同等の加湿範囲に対応するモデルに「FE-KF07C」があります。

ナノイーが不要という方はこちらの記事もご覧ください。

👉 FE-KX07CとFE-KF07Cの違いを徹底比較|パナソニック加湿器 ナノイー搭載と電気代の違いを解説

FE-KX05CとFE-KX07Cの本体サイズや重量に違いはありますか?

違いはありません。

両モデルとも本体サイズは「高さ375×幅375×奥行き186mm(+背面凸部10mm)」、重量は約5.2kgで同じです。

まとめ|FE-KX05CとFE-KX07Cの違いを振り返って自分に合った1台を選ぼう

FE-KX05CとFE-KX07Cは、ナノイー搭載や便利機能、本体デザインなど基本仕様は同じです。

最大の違いは対応できる部屋の広さであり、そこから連続加湿時間・運転音・電気代の差が生じています。

FE-KX05C

14畳(プレハブ洋室)まで対応。

静音性とランニングコストに優れ、寝室やワンルームに最適。

FE-KX07C

19畳(プレハブ洋室)まで対応。

広い範囲を加湿できるので、リビングや広めのLDK向き。

そのため、どちらを選ぶべきかはシンプルに部屋の広さで決めるのがベストです。

小さめのスペースならFE-KX05C、広い空間をしっかり潤したいならFE-KX07Cを選びましょう。

本記事のスペックや価格情報は、2025年9月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

参考元:

関連記事

今回紹介したモデルには、それぞれ前世代機にあたるモデルもあります。

旧モデルとの違いが気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「違い図鑑 編集部」は、商品やサービスの違いをわかりやすく比較し、最適な選び方をサポートする編集チームです。

コメント

コメントする

目次