BQ-CC87LとBQ-CC91の違いを徹底比較｜LEDライト性能と充電速度で選ぶパナソニックのUSB充電器

パナソニックのUSB充電器「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」は、どちらもモバイルバッテリー・LEDライト・充電器の1台3役に対応した多機能モデルです。

結論からいうと、両モデルの主な違いは「充電スピード」「LEDライトの仕様」「センシング機能の数」の3点です。

BQ-CC87Lは2019年発売の急速充電タイプ、BQ-CC91は2020年発売の通常充電タイプ。

どちらもUSB給電式で、単3形・単4形のエネループ／充電式エボルタに対応しています。

さらに、どちらのモデルもモバイルバッテリーとしてスマートフォン約0.5回分の充電が可能です。

この記事では、そんな2つのモデルについて、違い・共通点・おすすめの選び方をわかりやすく解説します。

BQ-CC87LとBQ-CC91の違いを比較｜共通点も整理して解説

それでは、「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の違いと共通点を詳しく見ていきましょう。

両モデルの主な違いは、「充電スピード」「LEDライトの仕様」「センシング機能の数」の3点です。

一方で、電源タイプや対応電池の種類など、共通する仕様も多いモデルとなっています。

BQ-CC87LとBQ-CC91の主な違い

BQ-CC87LとBQ-CC91の違いの詳細は以下となります。

BQ-CC87LとBQ-CC91の共通点

両モデルに共通するのは、「1台3役の多機能設計」や電源タイプ、対応する充電池の種類などです。

どちらもパナソニックの充電器シリーズ内では近い仕様を持つ、多機能モデルとなっています。

以下は、両モデルを比較するうえで押さえておきたい主な共通点です。

どちらを選んでも、停電時の非常用ライトや外出先での電源確保に活躍する多機能モデルという点は共通です。

BQ-CC87LとBQ-CC91の違いから見るおすすめの選び方

「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の違いと特徴を踏まえて、どちらを選ぶべきかを紹介します。

選ぶ際のポイントは、まず充電スピード。

次に、LEDライトの構造とセンシング機能の搭載数が判断基準になります。

明るいLEDライトと急速充電を求めるなら「BQ-CC87L」がおすすめ

BQ-CC87Lは、充電機能・モバイルバッテリー機能・高輝度LEDライトを備えた多機能モデルです。

パナソニックの急速充電タイプに位置づけられ、単3形エネループ2本を約2時間15分で充電可能。

電池を頻繁に使用する人や、急ぎで充電したい場面にも適しています。

さらに、LEDライトアタッチメント（明るさ約35lm）が付属しており、停電時や夜間でも十分な明るさを確保できます。

センシング機能は以下の7種類すべてを搭載しており、電池の状態を自動で診断・最適化して充電。

充電池の状況を3色のLEDで視覚的に把握できる点も魅力です。

「短時間で充電したい」「非常用に明るいライトを備えたい」という方におすすめのモデルです。

長時間点灯とシンプルな使いやすさで選ぶなら「BQ-CC91」がおすすめ

BQ-CC91は、充電機能・モバイルバッテリー機能・内蔵LEDライトを備えた多機能モデルです。

充電スピードは標準的ですが、LEDライトは約33時間の長時間点灯に対応しており、災害時や停電時の備えにも最適です。

また、本体一体型のライト構造のため、アタッチメントの紛失や持ち運び時の置き忘れが不安な方にもおすすめ。
シンプルで扱いやすい構造が魅力です。

搭載しているセンシング機能は以下の4種類。

過充電や誤充電を防ぎ、電池の負荷を軽減しながら使用できます。

「できるだけ長くライトを使いたい」「紛失の心配がない内蔵ライトが良い」という方におすすめのモデルです。

BQ-CC87LとBQ-CC91の違いをスペック表で比較｜充電速度・発売日・本体サイズなど

「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の違いをより分かりやすく整理するために、公式スペックを表でまとめました。

ここでは、既に説明済みの充電速度やセンシング機能の搭載数など、比較のポイントとなる要素を一覧で確認できます。

デザインや本体サイズ、重量や付属品などもまとめてありますので、ぜひご覧ください。

パナソニック BQ-CC87LとBQ-CC91のスペック比較表

 スペック比較表

型番	BQ-CC87L	BQ-CC91
デザイン
本体カラー	白	白
入力電源	USB
充電速度	急速充電	通常充電
対応電池
エネループ	対応
充電式エボルタ	対応
同時充電可能本数	単3形1～4本
	単4形1～4本
	合計4本まで
センシング機能
予備充電機能※1	〇（対応）
残量チェック機能※2	〇（対応）	─（なし）
買い替え目安診断機能※3	〇（対応）	─（なし）
スマートチャージ機能※4	〇（対応）	─（なし）
クイック自動診断機能	〇（対応）
つぎ足し充電機能	〇（対応）
乾電池充電防止機能	〇（対応）
仕様
独立充電表示	〇（対応）
LED搭載個数・色	4個・3色	4個・1色
入力	DC5V1A（USB-A – microB）
USB出力機能（モバイルバッテリー機能）	〇（対応）
スマートフォン充電可能回数	約0.5回※8
充電器サイズ（幅×厚さ×長さ）	約66×28.5×85mm
充電器重さ	約85g	約90g
付属品	USBコード（長さ 約20cm） / LEDライトアタッチメント	USBコード
販売情報
発売日	2019年7月	2020年12月
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※1 電池の状態、使用環境、周囲温度によっては、 電池の状態を改善できない場合があります。
※2 充電進行状態（電池残量）のLED色変化は目安であり、電池の状態、充電環境によって、LED表示色の切り替わりタイミングが前後することがあります。
※3 使用環境、周囲温度によっては、正しく診断できない場合があります。
※4 使用環境、周囲温度によって充電時間は異なります。電池の状態によってはスマートチャージ機能が働かない場合があります。
※8 満充電したエネループ・スタンダードモデル4本を使い、内蔵電池3.7V約2700mAhのスマートフォンに充電した場合の目安。使用状況や周囲温度によって変化します。

表からわかる通り、サイズやUSB出力機能は共通しており、使い方に合わせて選びやすい2機種といえます。

また、BQ-CC87Lは約85g、BQ-CC91は約90gとわずかな重量差がありますが、日常使用で体感できる差はありません。

BQ-CC87LとBQ-CC91の充電時間比較表

エネループ・プロ（大容量タイプ）では、BQ-CC87Lが約3時間で充電を完了するのに対し、BQ-CC91は約4時間30分となっています。

急速充電タイプのBQ-CC87Lは、充電池を頻繁に使用する人ほど、時間短縮のメリットを実感しやすいモデルです。

BQ-CC87LとBQ-CC91の違いに関するよくある質問【FAQ】

ここでは、「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の違いに関して、購入前に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。

センシング機能の違いや、モバイルバッテリー・LEDライトとして使う際の注意点、対応電池や充電方法などを順に解説しています。

まとめ｜BQ-CC87LとBQ-CC91の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう

「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の主な違いは、充電スピード・LEDライトの仕様・センシング機能の数の3点です。

BQ-CC87Lは急速充電（単3形2本を約2時間15分）に対応し、明るさ約35lmのライトアタッチメントを備えた多機能モデル。

一方のBQ-CC91は通常充電タイプで、明るさは約8lmと控えめながら約33時間の長時間点灯が可能な内蔵ライトを搭載しています。

センシング機能も異なり、BQ-CC87Lは7種類すべてを搭載して電池の状態を細かく管理できるのに対し、BQ-CC91は4種類の基本機能に絞ったシンプル仕様です。

ここまで紹介してきたとおり、どちらのモデルもUSB給電式でモバイルバッテリー・LEDライト・充電器の1台3役に対応しており、エネループ／充電式エボルタの単3・単4形を最大4本まで同時に充電できます。

• 短時間で充電したい人や、明るいライトを重視する人はBQ-CC87L
• 長時間点灯を重視し、充電スピードにこだわらない人はBQ-CC91

どちらも停電時やアウトドアなど、日常のさまざまなシーンで活躍する1台です。