パナソニックのエネループ対応充電器「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」は、どちらも単3形・単4形のニッケル水素電池（エネループ／充電式エボルタ）に対応し、最大8本まで同時に充電できるAC電源式のモデルです。
結論からいうと、この2機種の違いは「倍速モード（急速充電）の有無」・「モバイルバッテリー機能の有無」・「搭載センシング機能数」の3点です。
BQ-CCA3は倍速モードによる急速充電に対応し、さらにモバイルバッテリー機能と7種類のセンシング機能を搭載したモデル。
一方のBQ-CC63は、通常の充電スピードでモバイルバッテリー機能はなし、3種類のセンシング機能を搭載しています。
発売日はBQ-CCA3が2022年、BQ-CC63が2017年。
どちらも海外電圧（AC100〜240V）対応で、旅行先でも使用可能です。
BQ-CCA3がおすすめな人
- 外出先や停電時にスマホも充電したい人
- USB出力（モバイルバッテリー）機能搭載
- スマートフォンを約1回分充電可能
- 短時間で効率的に充電したい人
- 電池4本までの充電は倍速モード対応（通常の約半分の時間で充電可能）
- 5本以上の充電スピードはBQ-CC63と同じなので注意
- 電池の管理に自信がない人
- 残量チェック・買い替え目安診断・予備充電など、電池の管理に役立つ機能を搭載
ポチップ
BQ-CC63がおすすめな人
- 急速充電やモバイルバッテリー機能までは必要ない人
- 電池の管理に自信のある人
ポチップ
パナソニックのエネループ対応充電器の現行ラインナップで、8本の同時充電が可能なのはBQ-CCA3とBQ-CC63のみです。
この記事では、そんな2つのモデルの違い・共通点・選び方のポイントを詳しく解説します。
BQ-CCA3とBQ-CC63の違いを比較｜共通点も整理して解説
それでは「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」の違いや共通点を詳しく見ていきましょう。
ここでは、モデル選びのポイントとなる機能面の違いと共通点を中心に解説します。
本体サイズや重量などの仕様比較は、後半の「BQ-CCA3とBQ-CC63のスペック比較表」をご確認ください。
BQ-CCA3とBQ-CC63の主な違い
「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」の大きな違いは以下の3点です。
- 急速充電（倍速モード）の有無
- モバイルバッテリー機能の有無
- 搭載センシング機能の数
それぞれの違いについて、詳しく見ていきましょう。
急速充電（倍速モード）の有無
「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」の1つ目の違いは、急速充電（倍速モード）対応の有無です。
BQ-CCA3は倍速モードを搭載しており、単3形・単4形の充電池を1〜4本まで急速充電できます。
一方、BQ-CC63は通常充電タイプで、充電スピードは標準的です。
以下は、パナソニック公式が公開している、単3形エネループを充電した際の目安時間です。
| 型番 | 充電本数 | プロ | 標準 | ライト |
|---|---|---|---|---|
| BQ-CCA3 | 1～4本 | 約3時間 | 約2時間30分 | 約1時間15分 |
| 5～8本 | 約6時間 | 約5時間 | 約2時間30分 | |
| BQ-CC63 | 1～8本 | 約6時間 | 約5時間 | 約2時間30分 |
表からもわかる通り、BQ-CCA3は1〜4本充電時のスピードがBQ-CC63の約半分です。
ただし、5本以上を同時に充電する場合は両モデルで充電時間の目安が同じになる点には注意が必要です。
なお、パナソニックでは以下の条件を満たすモデルを「急速充電タイプ」と定義しています。
急速充電：充電器本体に充電可能本数の電池（単3スタンダードモデル2000mAhクラス）を全て装填して満充電となる時間が5時間以内のもの、加えて充電本数が5本以上の場合には倍速モード付のものを「急速」とします。
出典：パナソニック公式サイト『充電器 比較表PDF』より引用
この定義により、BQ-CCA3は急速充電タイプ、BQ-CC63は通常充電タイプに分類されます。
モバイルバッテリー機能の有無
「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」の2つ目の違いは、モバイルバッテリー機能の有無です。
BQ-CCA3はモバイルバッテリー機能を搭載しており、スマートフォンを約1回分充電することが可能です。
（※満充電したエネループ・スタンダードモデル8本を使用し、内蔵電池3.7V・約2700mAhのスマートフォンを充電した場合の目安。使用状況や周囲温度によって変化します。）
画像出典：パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 製品ページ』より引用
一方のBQ-CC63は、モバイルバッテリー機能には非対応です。
搭載センシング機能の数
「BQ-CCA3」と「BQ-CC63」の3つ目の違いは、搭載されているセンシング機能の数です。
センシング機能とは？
「センシング機能」とは、センサーで1本ずつ電池の状態を検知し、電池ごとに最適な電流で充電を行う仕組みのことです。
各モデルに搭載されているセンシング機能の詳細は、以下のFAQで紹介しています。
👉 FAQ：BQ-CCA3とBQ-CC63に搭載しているセンシング機能の詳細は？
BQ-CCA3のセンシング機能（7種類）
BQ-CCA3は、7種類すべてのセンシング機能を搭載しています。
- 予備充電機能
- 残量チェック機能
- 買い替え目安診断機能
- スマートチャージ機能
- クイック自動診断機能
- つぎ足し充電機能
- 乾電池充電防止機能
「予備充電機能」は過放電対策に有効
特に注目したいのが、BQ-CCA3に搭載されている「予備充電機能」です。
この機能は、過放電によってダメージを受けた電池を微弱電流で予備充電し、電池の状態を改善してスムーズに充電を進行するものです。
画像出典：パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 取扱説明書』より引用
「過放電」とは、電池の容量が0％の状態からさらに放電が進んでしまった状態を指します。
パナソニックの充電器で使えるニッケル水素電池（エネループ／充電式エボルタシリーズ）は、使用していなくても少しずつ電力が減っていく「自己放電」という特性を持っています。
そのため、以下のような状態では過放電が起こりやすくなります。
- 電池を使い切ったまま長期間放置してしまう
- 長期保管の際に完全に空の状態で放置する
このような過放電状態の電池では、予備充電機能が電池を改善させるサポート役として頼りになります。
BQ-CCA3とBQ-CC63の共通点
パナソニックの現行ラインナップで8本同時に充電できるモデルは、BQ-CCA3とBQ-CC63の2機種のみです。
大量の電池をまとめて充電できる点は、どちらのモデルにも共通する大きな強みといえます。
また、どちらのモデルも単3形・単4形のエネループ／充電式エボルタに対応しています。
用途に応じて電池サイズを選べるため、家庭用から業務用まで幅広く活躍します。
さらに、どちらもAC電源式（100〜240V対応）で、コンセントから直接充電が可能です。
海外電圧にも対応しているため、旅行や出張先でも使用可能です。
BQ-CCA3とBQ-CC63の違いから見るおすすめの選び方
ここまで解説してきたように、BQ-CCA3とBQ-CC63はどちらも「8本同時充電対応」のAC電源式モデルです。
ただし、急速充電への対応・モバイルバッテリー機能の有無・センシング機能の数といった違いにより、適したユーザー層が変わります。
ここでは、それぞれの特徴を踏まえて「どんな人におすすめか」を紹介します。
モバイルバッテリー機能も欲しくて急速充電したいなら「BQ-CCA3」がおすすめ
BQ-CCA3は、1〜4本の電池を倍速モードで急速充電できるモデルです。
5本以上の充電では通常モードになりますが、単3形電池4本の充電時間はパナソニックの充電器の中でも最速クラスです。
また、モバイルバッテリー機能を搭載しており、充電池だけでなく単3形乾電池でもスマートフォンへの充電が可能。
身近にある機器から取り出した乾電池と充電池を混ぜて使えるため、停電時などの非常用電源としても役立ちます。
画像出典：パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 製品ページ』より引用
さらに、「残量チェック」「買い替え目安診断」「予備充電」など、電池管理に役立つセンシング機能をすべて搭載しており、電池の状態をしっかり把握しながら使いたい方におすすめです。
ポチップ
少ない充電本数で十分な場合は同じ急速充電タイプで、最大4本までの同時充電可能な「BQ-CC85」というモデルもあります。
両モデルの違いの詳細は以下の記事をご覧ください。
👉 BQ-CC85とBQ-CCA3の違いを徹底比較｜8本同時急速充電とモバイルバッテリー機能の差を解説【パナソニック充電器】
急速充電やモバイルバッテリー機能までは必要ないなら「BQ-CC63」がおすすめ
BQ-CC63は、通常充電タイプの8本同時充電モデルです。
急速充電やモバイルバッテリー機能はありませんが、電池5本以上の充電スピードはBQ-CCA3と同じで、一度に多くの電池を充電したい方に向いています。
センシング機能は「クイック自動診断」「つぎ足し充電」「乾電池充電防止」の基本的な3種類を搭載。
電池の状態を自分で管理できる方や、充電スピードを重視しない人に向いています。
ポチップ
BQ-CCA3とBQ-CC63の違いをスペック表で比較｜充電スピード・センシング機能・発売時期など
ここでは、これまで紹介したBQ-CCA3とBQ-CC63の違いを一覧表で整理しています。
充電スピード（倍速モードの有無）やセンシング機能の数、モバイルバッテリー機能など、主要な仕様をひと目で確認・比較できます。
BQ-CCA3とBQ-CC63のスペック比較表
以下の表では、BQ-CCA3とBQ-CC63の主要スペックを比較しています。
センシング機能やモバイルバッテリー機能、サイズ・重量・発売時期などの違いを確認してみましょう。
スペック比較表
| 型番 | BQ-CCA3 | BQ-CC63 |
|---|---|---|
| デザイン |  |  |
| 入力電源 | AC | |
| 充電速度 | 急速充電 | 通常充電 |
| 対応電池 | ||
| エネループ | 対応 | |
| 充電式エボルタ | 対応 | |
| 同時充電可能本数 | 単3形1～8本 | |
| 単4形1～8本 | ||
| 合計8本まで | ||
| センシング機能 | ||
| 予備充電機能※1 | 〇（対応） | ─（なし） |
| 残量チェック機能※2 | 〇（対応） | ─（なし） |
| 買い替え目安診断機能※3 | 〇（対応） | ─（なし） |
| スマートチャージ機能※4 | 〇（対応） | ─（なし） |
| クイック自動診断機能 | 〇（対応） | |
| つぎ足し充電機能 | 〇（対応） | |
| 乾電池充電防止機能 | 〇（対応） | |
| 仕様 | ||
| 独立充電表示 | 〇（対応） | |
| LED搭載個数・色 | 8個・3色 | 8個・1色 |
| 入力 | AC 100-240V | |
| 海外電圧対応※5 | 〇（対応） | |
| USB出力機能（モバイルバッテリー機能） | 〇（対応） | ─（なし） |
| スマートフォン充電可能回数 | 約1回分※7 | ─（なし） |
| 充電器サイズ（幅×厚さ×長さ） | 約150×132×32mm | 約147×28×119mm |
| 充電器重さ | 約330g | 約240g |
| 付属品 | 電源コード（長さ 約1.5m） | |
| 販売情報 | ||
| 発売日 | 2022年4月 | 2017年1月 |
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※1 電池の状態、使用環境、周囲温度によっては、 電池の状態を改善できない場合があります。
※2 充電進行状態（電池残量）のLED色変化は目安であり、電池の状態、充電環境によって、LED表示色の切り替わりタイミングが前後することがあります。
※3 使用環境、周囲温度によっては、正しく診断できない場合があります。
※4 使用環境、周囲温度によって充電時間は異なります。電池の状態によってはスマートチャージ機能が働かない場合があります。
※5 海外でご使用の場合は、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
※7 満充電したエネループ・スタンダードモデル8本を使い、内蔵電池3.7V約2700mAhのスマートフォンに充電した場合の目安。使用状況や周囲温度によって変化します。
BQ-CCA3とBQ-CC63の充電時間比較表
続いて、単3形・単4形のエネループ／充電式エボルタを使用した際の充電時間の目安を比較した表です。
電池の種類、充電本数ごとの時間差を確認したい場合にご覧ください。
充電時間比較表
| 型番 | BQ-CCA3 | BQ-CC63 | |
|---|---|---|---|
| 充電本数 | 1～4本 | 5～8本 | 1～8本 |
| 単3形 | |||
| エネループ（プロ） | 約3時間 | 約6時間 | 約6時間 |
| エボルタ（ハイエンド） | |||
| エネループ（標準） | 約2時間30分 | 約5時間 | 約5時間 |
| エボルタ（スタンダード） | |||
| エネループ（ライト） | 約1時間15分 | 約2時間30分 | 約2時間30分 |
| エボルタ（ライト） | |||
| 単4形 | |||
| エネループ（プロ） | 約1時間45分 | 約3時間30分 | 約3時間30分 |
| エボルタ（ハイエンド） | |||
| エネループ（標準） | 約1時間30分 | 約3時間 | 約3時間 |
| エボルタ（スタンダード） | |||
| エネループ（ライト） | 約1時間15分 | 約2時間30分 | 約2時間30分 |
| エボルタ（ライト） | |||
BQ-CCA3とBQ-CC63の違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、BQ-CCA3とBQ-CC63の機能の違いや使い方に関して、疑問になりやすいポイントをまとめました。
センシング機能やモバイルバッテリー機能など、使用時に知っておきたいポイントをQ&A形式で解説します。
BQ-CCA3とBQ-CC63に搭載しているセンシング機能の詳細は？
BQ-CCA3は7種類全てのセンシング機能を搭載しています。
センシング機能の詳細
- 予備充電機能：ダメージを受けた電池をLEDで通知し、微弱電流で状態を改善
- スマートチャージ機能：電池1本ごとに満充電状態をいち早く検知し、充電時間と消費電力のムダを省く
- クイック自動診断機能：電池ごとに診断を行い、それぞれに最適な充電モードを選択
- つぎ足し充電機能：使った分だけ充電し、過充電を防止
- 乾電池充電防止機能：充電できない電池を自動検知し、誤充電を防止
- 残量チェック機能：電池の残量を3色LEDで表示
- 買い替え目安診断機能：充電池の交換時期をLED点滅でお知らせ
BQ-CC63は上記のうち、クイック自動診断機能・つぎ足し充電機能・乾電池充電防止機能の3種類を搭載しています。
BQ-CCA3とBQ-CC63はどんな電池に対応していますか？
BQ-CCA3とBQ-CC63は、単3形・単4形のエネループおよび充電式エボルタに対応しています。
最大8本まで同時に充電でき、単3形と単4形を混在させても問題ありません。
対応する主なエネループの型番は以下の通りです。
| シリーズ | 単3形 | 単4形 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| プロ | BK-3HCD | BK-4HCD | 大電流機器向けのハイパワータイプ |
| 標準タイプ | BK-3MCD | BK-4MCD | バランスの良いスタンダードモデル |
| ライト | BK-3LCD | BK-4LCD | 軽量・低容量タイプ。 リモコンなどに最適 |
旧シリーズの充電式エボルタ（BK-3HLD／BK-3MLE／BK-3LLBなど）にも対応していますが、充電式エボルタはすでに生産終了しており、現在はエネループシリーズへ統一されています。
これから新しく電池を購入する場合は、パナソニックの「エネループ」シリーズを選ぶのがおすすめです。
BQ-CCA3でモバイルバッテリー機能を使うときの注意点は？
BQ-CCA3をモバイルバッテリーとして使用する場合は、次の点に注意が必要です。
- 左側に単3形電池を4本入れないとUSB出力ができません。
- 電池の残量によってはUSB出力の時間が短い、または出力できない場合があります。
- 機器への接続には機器に合ったUSBコードが別途必要です。
画像出典：パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 取扱説明書（モバイルバッテリー機能）』より引用
BQ-CCA3以外でUSB出力機能に対応したパナソニック充電器はありますか？
BQ-CCA3以外にも、USB出力（モバイルバッテリー）機能を搭載した充電器があります。
代表的なのが「BQ-CC87L」と「BQ-CC91」の2機種です。
BQ-CC87Lは急速充電タイプで、モバイルバッテリー機能に加えてLEDライトアタッチメントが付属。
一方のBQ-CC91は通常充電タイプで、モバイルバッテリー機能に対応し、LEDライトを本体に内蔵しています。
どちらもUSB電源入力タイプのモデルです。
詳しい違いは以下の記事で解説しています。
パナソニックのエネループ充電器をまとめて比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
現行モデルの一覧や選び方のポイントを、タイプ別にわかりやすく解説しています。
👉 パナソニック エネループ充電器の違いを徹底比較｜現行モデル一覧と選び方ガイド
まとめ｜BQ-CCA3とBQ-CC63の違いを整理して自分に合った充電器を選ぼう
BQ-CCA3とBQ-CC63の違いは、急速充電の有無・モバイルバッテリー機能の有無・センシング機能の数の3点です。
BQ-CCA3は倍速モードによる急速充電に対応し、スマートフォンを約1回充電できるモバイルバッテリー機能も搭載。
ポチップ
一方のBQ-CC63は、通常の充電スピードで多くの電池をまとめて充電できるモデルです。
ポチップ
どちらも単3形・単4形のエネループ／充電式エボルタに対応し、最大8本まで同時充電が可能。
海外電圧（AC100〜240V）にも対応しており、旅行先でも使用可能です。
用途に合わせて選ぶなら、
がおすすめです。
本記事の内容は、パナソニック公式サイトおよび各モデルの取扱説明書の情報に基づいて作成しています。
また、本記事は情報提供を目的としており、購入の推奨を意図するものではありません。
掲載している性能・仕様・価格は、本記事更新時点（2025年11月）の情報であり、実際の内容はメーカーの更新により変更される場合があります。
また、性能や充電時間は使用環境や電池の状態によって変動する場合があります。
最新の情報は、パナソニック公式サイトまたは販売ページにてご確認ください。
参考元：
- Panasonic公式サイト「USB出力付8本急速充電器 BQ-CCA3」
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用充電器 BQ-CC63」
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