パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」シリーズの中でも、EW-DP57とEW-DP37は2023年発売のハイグレードモデル(DP系)として登場しました。
現在は新シリーズ「ドルツプレミアム」としてEW-DP58・EW-DP38が存在していますが、DP57とDP37も依然として高性能なモデルであり、価格面で選ぶ人も多いのが実情です。
本記事では、DP57とDP37の違いを整理しつつ、新シリーズとの位置づけもあわせて解説します。
最新の後継モデルの比較も気になる方は、以下の記事も参考にしてください。
👉 EW-DP58とEW-DP38の違いを徹底比較|ドルツプレミアムのハイグレードモデルどっちを選ぶ?
EW-DP57とEW-DP37の主要な違いと共通点を整理して比較
パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」シリーズ。
その中でもEW-DP57とEW-DP37はどちらもW音波振動を搭載したハイグレードモデルです。
一見すると似た仕様ですが、本体カラーや対応モード数、付属品、充電表示の細かさなどに違いがあります。
まずは、両モデルの主な違いを一覧表で見てみましょう。
📌 EW-DP57とEW-DP37の主な違い
比較項目 | EW-DP57 | EW-DP37 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本体カラー | シルバー ピンク | 白 | ||||
対応モード数 | 5モード | 3モード | ||||
Wクリーン | 対応 | 対応 | ||||
ノーマル | 対応 | 対応 | ||||
ソフト | 対応 | 対応 | ||||
センシティブ | 対応 | 非対応 | ||||
Wガムケア | 対応 | 非対応 | ||||
付属ブラシ数 | 3種類 | 1種類 | ||||
付属ブラシ | トータルケア | 付属 | 付属 | |||
極細毛 | 付属 | 別売り | ||||
極細毛ポイント磨き | 付属 | 別売り | ||||
ブラシスタンド | 付属 | なし | ||||
充電残量表示 | 3段階ランプ | 非対応 | ||||
公式価格(税込) | 35,200円 | 30,800円 | ||||
価格(楽天) | 楽天の最新価格を見る | 楽天の最新価格を見る | ||||
価格(Amazon) | Amazonの最新価格を見る | Amazonの最新価格を見る |
※公式サイトの価格は2025/04/22時点の物です。
🔍 違いのポイントを補足解説
EW-DP57は、歯ぐきケアに特化した2つのモード(センシティブ/Wガムケア)が追加されているのが最大の特徴です。
また、充電残量が3段階のランプで確認できる点も日常使いで便利なポイント。

一方のEW-DP37は、基本的なブラッシング機能をしっかり備えつつ、価格を抑えた構成になっており、シンプルに使いたい方にぴったりのモデルです。

なお、EW-DP57とEW-DP37は「基本性能」に関してはかなり共通している部分も多く、どちらを選んでも安心して使えるモデルです。
ここでは、両モデルに共通する主なポイントも確認しておきましょう。
✅ EW-DP57とEW-DP37の共通点一覧表
共通項目 | 内容 |
---|---|
振動方式 | W音波振動 |
ブラシの動き | 【タタキ磨き】 約12,000ブラシストローク/分 【ヨコ磨き】 約31,000ブラシストローク/分 |
充電方式 | USB充電(専用充電スタンド付き) |
海外使用 | 海外・国内両対応 |
💡 共通点もハイスペック
両モデルとも、ドルツシリーズの中でも上位に位置する「W音波振動」を採用。
振動方式やブラシの動きは上位モデルのEW-DT73やEW-DT63と同じ仕様になっています。
また、USB充電や海外対応といった持ち運びやすさ・使いやすさの面でも安心。
どちらを選んでも、基本性能に不満は感じにくい仕様になっています。
EW-DP57とEW-DP37の違いから見るおすすめの選び方
2つのモデルはどちらもドルツのハイグレードモデルですが、使いたい機能やこだわりのポイントによって、どちらが向いているかが変わってきます。
ここでは、それぞれのモデルがどんな方におすすめかを詳しく見ていきましょう。
歯ぐきケアや充電管理を重視するなら「EW-DP57」がおすすめ
「歯ぐきの状態が気になる」「もっと丁寧にケアしたい」という方には、EW-DP57がぴったりです。
DP37にはない、センシティブモード(歯ぐきに対して特に優しい磨き心地)やWガムケアモード(歯ぐきケア専用モード)が搭載されており、デリケートな歯ぐきにもやさしくアプローチできます。
さらに、充電残量を3段階で確認できるLED表示と音通知があるので、「充電が切れそう…」と焦ることも少なく、日々の使い勝手も◎。
付属ブラシも3本と充実しているので、「せっかくなら細かいところまでしっかりケアしたい!」という方にはDP57がおすすめです。
また、ドルツ最上位のDTシリーズ(EW-DT88/EW-DT73/EW-DT63)はBluetooth搭載のため国内専用モデルです。
そのため、海外で使いたい場合はDP57やDP37が選択肢となります。
(現在は後継のEW-DP58/EW-DP38も海外対応モデルとして登場しています。)

他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic EW-DP57-S(シルバー)
EW-DP57の最新の後継機種「EW-DP58」との違いについては以下の記事をご覧ください。
基本性能で十分&価格を抑えたいなら「EW-DP37」でもOK
「W音波振動を体験してみたいけど、コストは抑えたい」「難しい機能はなくてもOK」という方には、EW-DP37が最適な選択肢です。
歯ブラシの振動方式やブラシの動きはDP57と同じなので、基本の磨き心地に大きな差はありません。
また、付属品はシンプルながら、必要な機能はしっかりカバー。
価格も抑えられており、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
「高性能な電動歯ブラシを試してみたいけど、まずは基本機能で十分」という方には、DP37で間違いありません。
W音波振動を搭載したドルツの中では、EW-DP37が最も手ごろな価格となっています。

DP37には性能が似たAmazon限定モデルの「EW-NDPD6-K」があります。
違いが気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 EW-NDPD6-KとEW-DP37の違いを徹底比較|ドルツAmazon限定モデルと一般モデルの違いとは?
また最新の後継機種「EW-DP38」との違いは以下の記事をご覧ください。
EW-DP38とEW-DP37の違いを徹底比較|パナソニック電動歯ブラシ ドルツ後継モデルはどっちを選ぶ?
EW-DP57とEW-DP37のスペック比較表|機能・付属品・価格の違い
両モデルのスペックは似てはいますが、細かな部分に違いがあります。
ここでは、公式スペックに基づき、仕様を項目別に整理しました。
スペック比較表
モデル名 | EW-DP57 | EW-DP37 | |||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | |||
カラー | シルバー/ピンク | 白 | |||
Bluetooth®搭載 | 非対応 | ||||
ドルツアプリ | 一部対応 | ||||
振動方式 | W音波振動 | ||||
振動数 | ヨコ:毎分約31,000ブラシストローク タタキ:毎分約12,000ブラシストローク | ||||
付属ブラシ | トータルケアブラシ | 付属 | |||
極細毛ブラシ(コンパクト) | 付属 | 別売り | |||
極細毛ブラシ(ラージ) | 別売り | ||||
極細毛ポイント磨きブラシ | 付属 | 別売り | |||
クリーン&ホワイトブラシ | 別売り | ||||
付属品 | USB充電スタンド | 付属 | |||
USB電源アダプター | 付属 | ||||
専用USBケーブル | 付属 | ||||
携帯ケース | なし | ||||
ブラシスタンド | 付属 | なし | |||
対応モード | Wクリーン | 対応 | |||
ノーマル | 対応 | ||||
ソフト | 対応 | ||||
センシティブ | 対応 | 非対応 | |||
Wガムケア | 対応 | 非対応 | |||
機能 | 防水設計 IPX7 | 対応 | |||
海外使用 | 対応 | ||||
パワーコントロール | 対応 | ||||
モード記憶機能 | 対応 | ||||
充電残量表示付 | 対応 | 非対応 | |||
充電催促機能 | 対応 | ||||
磨き時間お知らせタイマー | 対応 | ||||
押しつけ防止センサー | 対応 | ||||
USB充電 | 対応 | ||||
電源方式 | 充電式(AC100-240V 50-60Hz) | ||||
海外・国内両用 | 対応 | ||||
充電時間 | 約3時間/6分間クイックチャージ:約2分 | ||||
使用時間 | 約22日間(約90分) Wクリーンモード・Wガムケアモード時:約11日間(約45分) | 約22日間(約90分) Wクリーンモード時:約11日間(約45分) | |||
本体寸法 | 高さ23.5×幅2.9×奥行3.5cm(ブラシ含む) | ||||
本体重量 | 約110g | ||||
発売日 | 2023/9/1 | ||||
公式価格(税込) | 35,200円 | 30,800円 | |||
価格(楽天) | 楽天の最新価格を見る | 楽天の最新価格を見る | |||
価格(Amazon) | Amazonの最新価格を見る | Amazonの最新価格を見る |
※本記事のスペックや価格情報は、2025年4月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。
💡 スペック比較のポイント解説
両モデルは基本構造や振動方式は共通しつつ、対応モードや付属品、使い勝手の細かな部分で違いがあることがわかります。
特に注目したいのは、「どのモードが使えるか」や「付属ブラシの内容」など、日常のケアスタイルに直結する部分。
性能面での差は限定的なので、あとは機能の使いこなし方や価格とのバランスで選ぶと納得のいくモデル選びができます。
FAQ:EW-DP57とEW-DP37のよくある質問
EW-DP57とEW-DP37の購入前に感じやすい疑問や、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
ドルツシリーズでの位置づけや細かいポイントが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
他のドルツシリーズとの違いも気になる方は、全モデルの特徴や違いを一覧で比較した以下の記事もぜひご覧ください:
👉 パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」シリーズの違いを比較|全6モデルの特徴と選び方ガイド
まとめ|EW-DP57とEW-DP37の違いを整理して、自分に合ったモデルを選ぼう
EW-DP57とEW-DP37は、どちらもドルツの上位シリーズにあたる「DP系モデル」で、基本的な磨き性能やUSB充電、防水設計などは共通しています。
一方で、対応モードの種類や充電残量の表示機能、付属ブラシの内容などに違いがあります。
迷ったときの選び方のポイントは以下の通りです。
- 歯ぐきケアや使い勝手を重視するなら「EW-DP57」
→ センシティブモードやWガムケアモード搭載。ブラシの種類も豊富で、細かいケアがしやすいモデルです。 - 基本性能だけで十分&コストを抑えたいなら「EW-DP37」
→ W音波振動は同じで、使い心地はしっかり高性能。必要な機能をシンプルに使いたい方にぴったりです。
どちらも同じ発売日で、スペックのベース部分は共通しているので、「求める機能があるかどうか」で判断すれば、後悔のない選び方ができます。
なお、現在は後継のEW-DP58/EW-DP38も登場しており、長期的に使うなら最新モデルを検討するのもおすすめです。
自分に合ったケアスタイルや予算に合わせて、納得できる1本を選んでみてくださいね。

他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic EW-DP57-S(シルバー)

参考元:
- Panasonic公式サイト『音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP57』
- Panasonic公式サイト『音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP37』
コメント