リニューアルされたパナソニックの電動歯ブラシ「ドルツプレミアム」シリーズの中でも、最上位クラスに位置するのがEW-DT88とEW-DP58です。
両モデルは、新開発の歯間フィットブラシとW音波振動を搭載し、公式スペック上の歯垢除去性能や歯周ケア機能は同等です。
一方で、Bluetooth対応の有無やアプリ連携機能、国内外での使用可否、付属ブラシの種類など、使える機能や使用環境には明確な違いがあります。
共通点
- 磨き性能は同等(歯間フィットブラシ×W音波振動搭載)
- 振動数は同じ(タタキ磨き約20,000/ヨコ磨き約31,000ストローク/分)
- USB電源アダプターが別売り(USB充電スタンドは付属)
この記事では、EW-DT88とEW-DP58の違いを詳しく比較していきます。
スペックや機能、使用環境の差をチェックしながら、自分に合ったモデルを選ぶための参考にしてください。

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EW-DT88とEW-DP58の違いを比較|磨き性能・アプリ機能・使用環境に注目
それでは、EW-DT88とEW-DP58の違いを具体的に比較していきます。
このセクションでは、両モデルの磨き性能やアプリ機能、使用できる環境、付属ブラシなど、購入前に知っておきたいポイントを整理します。
共通点と相違点を順に確認しながら、自分に合ったモデルを選ぶための判断材料にしてください。
EW-DT88とEW-DP58の共通点|磨き性能・振動方式・サイズ・付属品は同じ
両モデルに共通する主な特徴は以下のとおりです。
機能・仕様・付属品の面で共通しているポイントを整理しました。
- 歯間フィットブラシが付属
- 新開発のブラシ形状で歯間の歯垢除去力を高める設計。
- W音波振動を搭載
- ヨコ方向のリニア音波振動とタタキ方向のフロス音波振動を組み合わせた方式。
- 公式スペック上の振動数は同じ(タタキ約20,000ストローク/分、ヨコ約31,000ストローク/分)。
- 本体サイズ・重量が同じ
- コンパクトで手に取りやすいサイズ感で、いずれも軽量設計。
- 付属品は共通
- USB充電スタンドや携帯ケース、ブラシスタンドなどの付属品は共通です。
- USB電源アダプター(品番:ES-RU1-01)は別売りのため、コンセントから充電する場合は別途購入が必要です。
画像出典:パナソニック公式 取扱説明書『EW-DT88』より引用
(付属品:USB充電スタンド・本体スタンド・ブラシスタンド・携帯ケース)
画像出典:パナソニック公式 取扱説明書『EW-DP58』より引用
(付属品:USB充電スタンド・本体スタンド・ブラシスタンド・携帯ケース)

いずれも最新シリーズの「ドルツプレミアム」の仕様に統一されており、磨き性能やサイズ・重量・付属品などに大きな差はありません。
EW-DT88とEW-DP58のアプリ・ナビ機能の違い|Bluetooth対応とブラッシングナビはEW-DT88のみ
EW-DT88はBluetoothを搭載しており、ドルツアプリの全機能に対応しています。
アプリでは歯磨き時間の記録やカスタマイズコースの作成など、日々のケアをサポートする機能が利用可能です。
さらに、EW-DT88にはブラッシングナビが搭載されています。
透明ブラシの柄部分が光り、磨き角度・押し付け・動かしすぎを3色の点灯で知らせるため、正しい磨き方を自然に身につけられます。
画像出典:パナソニック公式サイト『ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88(商品特長・効果)』より引用
(ブラッシングナビ:青・赤・黄色の光で磨き方をガイド)
一方、EW-DP58はBluetooth非搭載で、ドルツアプリには一部機能のみ対応。
ブラッシングナビ機能も搭載していません。
EW-DT88とEW-DP58の使用環境の違い|EW-DT88は国内専用・EW-DP58は海外対応
EW-DT88は日本国内でのみ使用できます。
Bluetooth搭載に伴い、国内の電波法規のみ遵守した仕様となっているため、海外でのご利用はできません。
引用:パナソニック公式サイト「EW-DT88 商品仕様」
一方、EW-DP58は海外対応モデルです。
別売りのUSB電源アダプター(品番:ES-RU1-01)は100〜240V対応のAプラグ仕様で、変圧器不要で利用可能。
ただし、Aプラグ以外の地域では、プラグアダプターを別途用意する必要があります。
画像出典:パナソニック公式 取扱説明書『EW-DP58』より引用
(海外で使用する際のプラグ仕様と注意点)
EW-DT88とEW-DP58の付属ブラシの違い|EW-DT88は4種類・EW-DP58は2種類
付属ブラシは両モデルで種類に差があります。
EW-DT88には4種類、EW-DP58には2種類が付属します。
両モデルに共通のブラシ(2種類)
- 歯間フィットブラシ
- 歯面はもちろん、歯間や奥歯の奥の汚れにアプローチ
- パワフルに磨きたいときに
- トータルケアブラシ
- 1本で「歯ぐきケア・歯垢除去・ステインケア」に対応
- すべてのステインが取りきれるわけではありません
EW-DT88のみ付属するブラシ(2種類)
- 極細毛ブラシ(コンパクト)
- 歯周ポケットや歯間などの細かなすきまの汚れまでかき出す
- 歯面や噛み合わせ面も磨けます
- 極細毛ポイント磨きブラシ
- 磨き残しの多い部分(奥歯の奥や歯並びの悪いところ)を磨く
- 歯周ポケットや歯間などの細かな汚れをかき出します
EW-DT88とEW-DP58の違いから見るおすすめの選び方
ここまで見てきたEW-DT88とEW-DP58の違いをもとに、目的や使用環境に合わせたおすすめモデルを紹介します。
それぞれの使い方や重視ポイントごとに、選び方のヒントをまとめました。
Bluetoothやアプリ機能をフル活用したいなら「EW-DT88」がおすすめ
EW-DT88は、パナソニック「ドルツプレミアム」シリーズの中でも最上位に位置するモデルで、Bluetooth搭載で、ドルツアプリの全機能に対応、ブラッシングナビを備えているのが特長です。
Bluetoothを通じて「ドルツアプリ」と連携することで、以下のような機能が利用可能になります。
- 日々の歯磨き時間と磨きかたスコアを記録
- カスタマイズコースの作成
- ブラシの動かしすぎ検知 など
さらに、EW-DT88に搭載されている「ブラッシングナビ」では、ブラシの柄が光って磨き角度・押し付け・動かしすぎを色で知らせてくれるため、正しい磨き方を身につけやすくなるサポート機能です。
また、付属のブラシも4種類と豊富です。
アプリで自分の磨き方を記録したい人や、正しいブラッシングを身につけたい人には、EW-DT88がぴったりです。

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EW-DT88ほどの多機能性は不要、海外対応を重視するなら「EW-DP58」がおすすめ
EW-DP58は、歯間フィットブラシとW音波振動による高い歯垢除去力を備えたモデルで、基本的な磨き性能は最上位機種のEW-DT88と同等です。
また、EW-DT88が海外非対応であることから、海外使用に対応した「ドルツプレミアム」シリーズの中では最上位モデルとなります。
一方で、Bluetoothは非搭載となり、ドルツアプリには一部のみ対応となります。
なお、付属ブラシも2種類とEW-DT88よりは少なめです。
(※付属ブラシ以外も別売で装着は可能です。)
「多機能なアプリ連携までは必要ないけれど、しっかりとした磨き性能が欲しい」
「出張や留学など、海外でも使えるモデルがいい」
そんな方には、高い磨き性能で海外でも使えるEW-DP58がおすすめです。

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EW-DT88とEW-DP58の違いをスペック一覧で比較|サイズ・充電・付属ブラシ・海外対応など
ここでは、EW-DT88とEW-DP58の仕様や付属品、販売情報を一覧で比較してみましょう。
文章では見落としがちなサイズ・充電時間・使用時間の差なども含めて、両モデルの特徴を整理しています。
スペック比較表
型番 | EW-DT88 | EW-DP58 |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
カラー | シルバー(-S) | ディープブルー(-A) |
スペースブラック(-K) | パールホワイト(-W) | |
ー | モーブピンク(-P) | |
Bluetooth®搭載 | 〇 | ×(非搭載) |
ドルツアプリ | 全て対応 | 一部対応 |
振動方式 | W音波振動 | |
振動数 | 【タタキ磨き】 約20,000ブラシストローク/分 【ヨコ磨き】 約31,000ブラシストローク/分 | |
対応モード | Wクリーンモード | |
Wガムモード | ||
クリーンモード | ||
ソフトモード | ||
センシティブモード ※6 | ||
機能 | 防水設計 IPX7 ※1 | |
パワーコントロール | ||
モード記憶機能 | ||
充電催促機能 | ||
磨き時間お知らせタイマー | ||
USB充電 | ||
押しつけ防止センサー・プロ | 押しつけ防止センサー | |
磨きポイント切替お知らせ | ー | |
ブラッシングナビ | ー | |
動かしすぎ検知 | ー | |
磨き角度センサー | ー | |
カスタマイズコース作成 | ー | |
電源方式 | 充電式(AC100-240V 50-60Hz) | |
海外・国内両用 | ×(非対応)※2 | 〇(対応)※3 |
充電時間 | 約7時間 クイックチャージ6分間 | |
使用時間 | 約16日間(約66分) Wクリーンモード・Wガムケアモード時:約11日間(約45分) 6分間クイックチャージ時:約2分 | 約22日間(約90分) Wクリーンモード・Wガムケアモード時:約11日間(約45分) 6分間クイックチャージ時:約2分 |
本体寸法 | 約 高さ23.3×幅2.4×奥行2.6cm ※4 | |
本体重量 | 約95g ※4 | |
付属ブラシ | ||
歯間フィットブラシ | 〇(付属) | |
トータルケアブラシ | 〇(付属) | |
極細毛ブラシ(コンパクト) | 〇(付属) | ―(別売) ※5 |
極細毛ポイント磨きブラシ | 〇(付属) | ―(別売) ※5 |
付属品 | ||
USB充電スタンド | 〇(付属) | |
本体スタンド | 〇(付属) | |
携帯ケース | 〇(付属) | |
ブラシスタンド | 〇(付属) | |
USB電源アダプター | 別売り(品番:ES-RU1-01) | |
販売情報 | ||
発売日 | 2025年9月 | |
公式ストア価格 | 48,510円 | 35,640円 |
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※1 本体はIPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の侵入がない)検査をクリア
※2 Bluetooth搭載に伴い、国内の電波法規のみ遵守した仕様となっているため
※3 海外でご使用の場合には、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
※4 ブラシ含む
※5 別売り。取り付けは可能
※6 EW-DT88はドルツアプリで設定
両モデルとも磨き性能は共通ですが、連続で使用可能な時間や対応環境、パナソニック公式ストアでの価格帯などに違いが見られます。
普段の使い方や重視したいポイントを考えながら、どちらが自分にフィットするかチェックしてみてください。
EW-DT88とEW-DP58の旧モデル(EW-DT73、EW-DP57)とのスペックの違いが気になる方は、以下の比較記事もぜひご覧ください。
EW-DT88とEW-DP58に関するよくある質問【FAQ】
ここでは、EW-DT88とEW-DP58に関して多くの方が気になるポイントをQ&A形式で整理しました。
海外対応の可否やBluetoothの利便性、替ブラシの互換性など、選ぶ前に知っておくと役立つ情報を解説しています。
他のドルツシリーズとの違いも気になる方は、全モデルの特徴や違いを一覧で比較した以下の記事もぜひご覧ください:
👉 パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」シリーズの違いを比較|全6モデルの特徴と選び方ガイド
まとめ|EW-DT88とEW-DP58の違いを整理して自分に合った1本を選ぼう
EW-DT88とEW-DP58は、いずれもパナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」の新シリーズ「ドルツプレミアム」に属する上位グレードのモデルです。
両モデルとも歯間フィットブラシとW音波振動による高い歯垢除去力を備えており、基本の磨き性能は同等です。
そのうえで、Bluetooth対応やブラッシングナビなどのアプリ連携機能を国内でとことん活用したい方には、最上位機種のEW-DT88が向いています。

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どちらも高性能かつ長く愛用できるモデルなので、自分のライフスタイルやケアスタイルに合わせて、最適な1台を選びましょう。
※本記事のスペックや価格情報(税込み)は、2025年8月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88」
- Panasonic公式サイト「ドルツ プレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP58」
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