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FE-KF07CとFE-KFY07の違いを徹底比較|パナソニック加湿器 後継モデルと選び方

パナソニック加湿器「FE-KF07C」と「FE-KFY07」の比較サムネイル|後継モデルと生産終了モデルの違いを徹底比較

パナソニックの中小容量タイプ加湿機(加湿器)には、2025年発売の「FE-KF07C」と、2024年に登場した「FE-KFY07」があります。

どちらもヒーターレス気化式を採用し、加湿範囲や運転モード、サイズ・運転音などの基本性能は同等です。

違いは「発売時期」と「生産状況」、そして電気代のわずかな数値差だけ。

スペックを比較すると、FE-KF07CはFE-KFY07の後継モデルといえるでしょう。

そのため、これから選ぶなら現行モデルの「FE-KF07C」が基本的におすすめですが、価格次第では「FE-KFY07」も候補に入ります。

本記事では両モデルの共通点と違いを整理し、それぞれがどんな人に向いているかをわかりやすく解説します。

パナソニック公式サイトでは『加湿機(加湿器)』と表記されていますが、本記事では一般的に検索される『加湿器』という呼び方で統一しています。

目次

FE-KF07CとFE-KFY07の違いを比較|共通点も整理して解説

それでは、FE-KF07CとFE-KFY07の違いと共通点を詳しく見ていきましょう。

まず両モデルの違いを整理し、そのうえで共通点についても説明します。

FE-KF07CとFE-KFY07の違い

まず違いですが、両モデルの差はごくわずかで、主に次の3点です。

  • 発売時期
  • 生産状況(2025年9月時点)
    • FE-KF07C:公式ストアでも販売中
    • FE-KFY07:生産終了
  • 電気代の目安
    数値上はわずかに差がありますが、実際の使用では気づかない程度です。
パナソニック加湿器 FE-KFY07 生産終了 公式サイト表示
画像出典:パナソニック公式サイト「FE-KFY07 製品ページ」より引用

FE-KF07CとFE-KFY07の共通点

一方で、FE-KF07CとFE-KFY07には数多くの共通点があります。

どちらもパナソニックのヒーターレス気化式加湿器で、中小容量タイプに分類されます。

加湿の対応畳数はプレハブ洋室で19畳(32㎡)木造和室で12畳(20㎡)と同じです。

加湿方式はヒーターレス気化式で、省エネ性や吹き出し口が熱くならないなどの安全性も兼ね備えています。

運転モードは「お急ぎ/おやすみ/静か/のど・肌/おまかせ」の5種類を搭載し、湿度表示や明るさ切り替え、切タイマー、チャイルドロックといった付加機能も共通です。

また、「壁ピタ設置」で部屋の隅に省スペースに置ける点や、両方向からタンクをセットできる「どっちでもタンク」にも対応。

さらに運転音や本体サイズ・重量も同じで、使用感に差はありません。

FE-KF07CとFE-KFY07の違いから見るおすすめの選び方

違いがわずかな2モデルですので、選ぶ際の基準は「発売時期」「生産状況」「価格」の3点です。

ここでは、FE-KF07CとFE-KFY07の特徴を踏まえて、おすすめの選び方を整理します。

こだわりがなければ現行モデルの「FE-KF07C」がおすすめ

FE-KF07Cは2025年発売の後継モデルです。

基本性能はFE-KFY07と同等ですので、特にこだわりがなければ新モデルを選ぶのが無難です。

「性能が同等なら現行モデルを選びたい!」という方にはFE-KF07Cがおすすめです。

型落ちで価格が安ければ「FE-KFY07」も検討可能

FE-KFY07は2024年発売の旧モデルで、すでに生産終了となっています。

基本性能は共通なので、家電量販店や通販で割安に見つかれば選択肢になります。

ただし、パナソニック製品は旧モデルがむしろ高く販売されるケースもあるため、価格をしっかり確認してから選ぶのが安心です。

FE-KF07CとFE-KFY07の違いをスペック表で比較|発売日・加湿範囲・モード・機能など

FE-KF07CとFE-KFY07のスペックを詳しく比較したい方のために、一覧表を用意しました。

これまで説明してきた違いや共通点に加え、サイズや重量、搭載機能、運転音や電気代の数値までまとめています。

購入前に仕様を細かくチェックしたい方はぜひ参考にしてください。

スペック比較表

型番FE-KF07CFE-KFY07
カラー-W(ミルキーホワイト)
デザインFE-KF07C-Wのサムネイル画像FE-KFY07-Wのサムネイル画像
連続加湿時間※1約6時間
タンク容量約4.2L
運転切替連続運転【静か、弱、中、強】
センサー自動運転【おまかせ、のど・肌、おやすみ】
時間限定運転【お急ぎ(30分間限定)】
適用床面積※2
プレハブ洋室19畳(32㎡)
木造和室12畳(20㎡)
運転モード
お急ぎモード〇(搭載)
おやすみモード〇(搭載)
静かモード〇(搭載)
のど・肌モード〇(搭載)
おまかせモード〇(搭載)
付加機能
湿度表示LED5段階
明るさ切替〇(搭載)
切タイマー2・4・6・8時間
チャイルドロック〇(搭載)
お手入れランプ〇(搭載)
報知音※4〇(搭載)
本体仕様
壁ピタ設置〇(対応)
どっちでもタンク〇(対応)
約10年交換不要加湿フィルター※3〇(対応)
イオン除菌ユニット〇(対応)
運転音
お急ぎ44dB
39dB
31dB
22dB
静か15dB
1ヶ月の電気代(目安)※5
お急ぎ約120円約120円
約84円約84円
約46円約45.6円
約27円約26.4円
静か約12円約12円
本体サイズ・重量
本体寸法高さ375×幅375×奥行き180(+背面凸部10)mm
本体重量(タンク空時)約4.7kg
販売状況
発売日2025年9月2024年9月
参考価格(公式)30,800円(税込)生産終了
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※1 連続加湿時間は、最大加湿能力時。
※2 適用面積の目安は、(一社)日本電機工業会規格(JEM1426)に基づき、プレハブ住宅洋室の場合を最大適用面積とし木造和室の場合を最小適用面積としたものです。ただし、壁・床の材質・部屋の構造・使用暖房器具等によって適用面積は異なります。
※3 加湿フィルター交換の目安は定格加湿能力に対し、加湿能力が約50%に落ちるまでの期間。1日8時間運転に基づきパナソニックで算出。ご使用状況によっては寿命が短くなることがあります。定期的にフィルターのお掃除が必要です。
※4 タンクの水がなくなると音でお知らせ
※5 電力料金目安単価31円/kWh【令和4年7月改訂】1か月の電気代は1日8時間運転×30日で計算

表を見ると、FE-KF07CとFE-KFY07はいずれも静音性にも優れていることがわかります。

最小運転音は「静か」モードで約15dBと、ささやき声より小さい静かさです。

なお、同じ時期に発売されたナノイー搭載モデルについて、後継関係をまとめた記事もあります。

ナノイーが必要という方はご覧ください。
👉 FE-KX07CとFE-KXY07の違いを徹底比較|パナソニック加湿器 後継モデルと選び方

FE-KF07CとFE-KFY07の違いに関するよくある質問【FAQ】

ここでは、FE-KF07CFE-KFY07について購入前によくある疑問をQ&A形式で整理しました。

加湿できる範囲や運転モード、フィルター交換の目安、運転音、ナノイーの有無など、気になるポイントをまとめて解説します。

FE-KF07CとFE-KFY07が加湿できる範囲はどれくらいですか?

両モデルの加湿範囲は同じで以下になります。

  • プレハブ洋室:19畳(32㎡)まで
  • 木造和室:12畳(20㎡)まで

※この数値は(一社)日本電機工業会規格(JEM1426)に基づいた目安です。
壁や床の材質、部屋の構造、使用する暖房器具などによって実際の効果は変わる場合があります。

FE-KF07CとFE-KFY07の運転モードは同じですか?

はい、両モデルの運転モードは共通です。

次の5種類が搭載されています。

  • お急ぎモード
    • 約30分間限定で一気に加湿し、室内をすばやく適湿(40~60%程度)に整えます。
  • おやすみモード
    • 就寝時に使いやすく、湿度約60%を目安に「静か」「弱」で自動運転します。
  • 静かモード
    • 約15dB(木の葉が触れ合う音と同等以下)の低騒音で動作。勉強や就寝時に便利です。
  • のど・肌モード
    • 湿度60~65%前後をキープし、乾燥が気になる季節に適した自動運転を行います。
  • おまかせモード
    • 室内の状況に合わせ、湿度約60%を目安に自動調整します。

このほか「弱/中/強」といった連続運転の選択も可能で、利用シーンに応じて細かく調整できます。

FE-KF07CとFE-KFY07のフィルター交換目安は?

両モデルとも「約10年交換不要加湿フィルター」を搭載しているため、フィルターは約10年使用可能です。
(目安は1日8時間の使用を基準に、加湿能力が定格の約50%まで低下するまでの期間です。)

ただし、使用環境や水質によって寿命は変わるため、定期的なお手入れは必要です。

参考:パナソニック公式サイト「長寿命加湿フィルター

FE-KF07CとFE-KFY07の運転音はどのくらいですか?

両モデルの運転音は同じで、モードごとの目安は以下のとおりです。

  • お急ぎ:約44dB(静かな住宅地と同程度)
  • 強:約39dB(図書館)
  • 中:約31dB(ささやき声)
  • 弱:約22dB(木の葉がふれあう音に近い)
  • 静か:約15dB(非常に静かな環境、ささやき声以下)

最小で約15dBと非常に静かに運転できるため、就寝時や勉強・テレワーク中でも気になりにくい静音設計です。

FE-KF07CとFE-KFY07にナノイー機能はありますか?

いいえ、両モデルには「ナノイー」は搭載されていません。

ナノイー機能を求める場合は、上位シリーズの加湿器を検討するとよいでしょう。

ナノイーを搭載したモデルとの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。

👉 FE-KX07CとFE-KF07Cの違いを徹底比較|パナソニック加湿器 ナノイー搭載と電気代の違いを解説

まとめ|FE-KF07CとFE-KFY07の違いを振り返って自分に合った1台を選ぼう

FE-KF07CとFE-KFY07は、加湿範囲・運転モード・搭載機能・サイズ・運転音など、基本スペックは同等です。

異なるのは「発売時期」「生産状況」、そして電気代のごくわずかな数値差だけです。

そのため、今から購入するなら現行モデルのFE-KF07Cを選ぶのが無難な選択です。

一方で、家電量販店や通販でFE-KFY07が割安に販売されていれば、コストを重視するなら選択肢になります。

スペックに差はないので、「新モデルを取るか、価格を取るか」というシンプルな判断基準で、自分に合った1台を選びましょう。

本記事のスペックや価格情報は、2025年9月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

参考元:

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この記事を書いた人

「違い図鑑 編集部」は、商品やサービスの違いをわかりやすく比較し、最適な選び方をサポートする編集チームです。

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