パナソニックのシェーバーには、顔まわり専用の「マユ&フェイスシェーバー(ER-GM30)」と、全身のムダ毛にも使える「ファーストマルチシェーバー(ER-GZ50)」という2つのモデルがあります。
どちらも眉毛のケアに対応していますが、対応する部位やアタッチメントの種類など、実はまったくの別物といっていいほどの違いがあります。
まずは、2モデルの主な違いをざっくりとまとめてみました。
「マユの手入れで、できることに差はあるの?」「どうせなら全身にも使えるほうがいいのか」
この記事では、そんな悩みを持つ方に向けて、2モデルの違いを特に眉毛の処理機能に着目して比較していきます。
はじめてフェイスシェーバーを選ぶ方にもわかりやすく、それぞれの使い方や選び方のポイントを丁寧に解説します。


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💡「マユ・顔・全身・耳毛」など使いたい部位に合わせて選びたい方は、パナソニックのフェイスシェーバーの全モデルを比較したこちらの記事もぜひチェックしてみてください👇
▶ パナソニックのフェイスシェーバーの違いを比較|マユ・顔・全身・耳毛別の選び方とおすすめモデル
ER-GM30とER-GZ50の主要な違いと共通点を整理して比較
パナソニックの「ER-GM30」と「ER-GZ50」は、共にフェイスシェーバーとして扱われていますが、対応している部位がまったく異なるモデルです。
特にER-GZ50は、顔だけでなく全身のムダ毛ケアまで視野に入れた「マルチ用途モデル」で、対応範囲の広さが大きな特徴です。
まずは、それぞれが使える部位をわかりやすく表にまとめてみました。
🔍対応部位の違い比較表
対応部位 | ER-GM30 | ER-GZ50 |
---|---|---|
マユ | 〇(対応) | |
顔(ウブ毛) | 〇(対応) | |
ヒゲ | ×(非対応) | 〇(対応) |
胸・腕・脚・手・ワキ | ×(非対応) | 〇(対応) |
VIO | ×(非対応) | 〇(対応) |
以下は、実際の取扱説明書に記載された使用可能な部位の組み合わせです。
それぞれのモデルがマユ以外のどの部位に対応しているか、わかりやすく確認できます。
ER-GM30のマユ毛以外の対応部位図
画像出典:パナソニック公式サイト「マユ&フェイスシェーバー ER-GM30」取扱説明書より引用
ER-GZ50のマユ毛以外の対応部位図
画像出典:パナソニック公式サイト「ファーストマルチシェーバー ER-GZ50」取扱説明書より引用
このように、対応部位だけを見てもスペックの方向性が大きく異なるモデルであることがわかります。
ですので、ここからは、2モデルの「眉まわりの処理機能」にしぼって、どんな違いがあるのかを比較していきましょう。
眉毛の処理に注目すると、ER-GM30とER-GZ50では使えるアタッチメントの種類や長さに違いがあります。
また、濡れた毛のケアに対応しているかどうかや、お手入れのしやすさも選ぶポイントになります。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
整えられる長さとアタッチメントの違い
ER-GM30(マユ&フェイスシェーバー)
ER-GM30には、マユ用の「Aマユコーム」「Bマユコーム」の2種類が付属。
それぞれで長さが2段階ずつ設定でき、4段階(8mm/6mm/4mm/2mm)の長さに整えることができます。
画像出典:パナソニック公式サイト「マユ&フェイスシェーバー ER-GM30」より引用

ER-GZ50(ファーストマルチシェーバー)
ER-GZ50には、トリマーヘッドに装着できる「長さそろえアタッチメントA・B」と「マユカバー」が付属。
長さは7/6/5mm(A)と4/3/2mm(B)の計6段階で調整可能です。
また、マユカバーを使うことでまつげを保護しながら形を整えることもできるため、眉まわりの細かい調整がしやすくなっています。
画像出典:パナソニック公式サイト「ファーストマルチシェーバー ER-GZ50」より引用

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長さの調整段階はER-GM30が4段階、ER-GZ50が6段階と、ER-GZ50の方がより細かい設定が可能です。
ただし、ER-GM30の最長は8mm、ER-GZ50の最長は7mmと、カットできる長さには差があります。
この点も選ぶ際のポイントになります。
ここまでが、2モデルの眉まわりのケアに絞った主な違いです。
機能や対応部位の違いをふまえたうえで、「結局どちらを選ぶべきか?」を知りたい方も多いはず。
次のセクションでは、それぞれの特徴をふまえて、おすすめの選び方を具体的に紹介していきます。
ER-GM30とER-GZ50の違いから見るおすすめの選び方
ここまで見てきたように、ER-GM30とER-GZ50は、どちらも眉毛の処理に対応しているものの、対応部位やアタッチメントの構成、使い方の方向性が大きく異なるモデルです。
そのため、どちらを選ぶべきかは、「顔まわりだけ整えたいのか」「全身にも使いたいのか」という目的によって大きく変わってきます。
ここでは、目的別にどちらのモデルがおすすめかを整理してみました。
マユ毛、顔のウブ毛だけで十分なら「ER-GM30」がおすすめ
- 「眉毛の形を整えたい」
- 「顔のウブ毛を処理して、肌を明るく見せたい」
- 「なるべくシンプルで軽いものを使いたい」
そんな方には、マユ&フェイスシェーバーER-GM30がぴったりです。
ER-GM30は顔まわりに特化した設計で、眉毛と顔のウブ毛にしっかり対応。
マユコームは4段階の長さ(8/6/4/2mm)に調整でき、毛量やデザインに合わせたケアがしやすいのも魅力です。
また、本体は電池を除いて約20gと非常に軽量で、スイッチ操作もON/OFFのみのシンプル設計。
はじめてフェイスシェーバーを使う方にも扱いやすいモデルです。

マユ、顔に加えて全身のムダ毛ケアもしたいなら「ER-GZ50」がおすすめ
- 「どうせなら体のムダ毛もまとめてケアしたい」
- 「眉もヒゲも、必要なところだけ自分で整えたい」
- 「使用後は丸洗いできるほうがいい」
そんな方には、ファーストマルチシェーバーER-GZ50がおすすめです。
ER-GZ50は、マユ・顔のウブ毛に加えて、ヒゲや腕・脚・ワキ・VIOなど全身のムダ毛に対応したマルチモデル。
アタッチメントは6段階の長さ調整(7~2mm)に対応しており、まつ毛を保護しながら眉の形を整えられるマユカバーも付属しています。
また、本体は防水仕様で、丸洗いに対応しているのが大きなメリット。
使い終わったらそのまま水洗いできるので、清潔さを保ちやすく、お手入れもラクです。
「1台で顔も体もまとめて整えたい」
そんな方にぴったりの、オールインワンなエントリーモデルです。

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なお、ER-GZ50は全身のムダ毛にも使えるマルチモデルですが、パナソニックでは「フェイスシェーバー」という位置づけになっています。
そのため、体やヒゲのケアについては、専用モデルの方がスペックや使いやすさで優れている場合があります。
たとえば、VIOトリマーとして人気のある「ER-GK23」や「ER-GK83」といった、ボディ専用モデルもありますので、本格的に体毛ケアをしたい方にはこちらもおすすめです。
ER-GM30とER-GZ50のスペック一覧比較|乾電池・付属品・替刃の違いをチェック
ER-GM30とER-GZ50の違いをより詳しく知りたい方のために、対応部位やアタッチメント構成はもちろん、電源方式・防水性能・替刃の型番なども含めたスペック比較表を作成しました。
モデル選びの判断材料として、ぜひご活用ください。
スペック比較表
項目 | ER-GM30 | ER-GZ50 |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
本体カラー | 黒(-K) | 黒(-K)/青(-A)/黄(-Y) |
剃れる場所 | 顔(ウブ毛)・マユ | 顔(ウブ毛)・ヒゲ・マユ・ボディ・VIO |
濡れた毛のケア | ×(非対応) | 〇(対応)※1 |
付属刃 | マユ用刃 | トリマーヘッド刃 |
ウブ毛用刃 | シェーバーヘッド刃 | |
付属アタッチメント | マユコームA:約8mm/約6mm | 長さそろえアタッチメントA:7/6/5 mm(トリマーヘッド用) |
マユコームB:約4mm/約2mm | 長さそろえアタッチメントB:4/3/2 mm(トリマーヘッド用) | |
ー | マユカバー (トリマーヘッド用) | |
付属品 | 掃除用ブラシ | 保護キャップ(シェーバーヘッド用),掃除用ブラシ,専用オイル |
防水設計 | ×(非対応) | 〇(IPX7基準で対応)※2 |
本体水洗い | ×(非対応) | 〇(対応) |
電源方式 | 乾電池式 | |
電源・電圧 | 単4形乾電池1本 ※3 | 単3形乾電池1本 ※3 |
使用可能時間 | 乾電池1本で約40分 | 乾電池1本で約40分 |
本体寸法 | 高さ14.0×幅1.6×奥行1.4cm | 高さ17.0×幅3.9×奥行2.7cm |
本体重量 | 約20g | 約80g |
生産国 | 中国 | タイ |
替刃 | マユ用刃:ES9256 | トリマー刃:ES9277 |
ウブ毛用刃:ES9274 | シェーバーヘッド外刃:ES9797 | |
ー | シェーバーヘッド内刃:ES9796 | |
公式ストア価格(税込み) | 4,369円 | 6,930円 |
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※1 ウェットカットに対応する部位やアタッチメントはER-GZ50の取り扱い説明書をご覧ください。
※2 IPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリアしています。
※3 乾電池(充電池も使用可能)は別売です。使用する電池の種類が異なるため、ご購入前にご確認ください。
スペック・価格情報はすべて2025年6月時点のパナソニック公式情報に基づいています。
最新の販売価格は各ショッピングサイトでご確認ください。
FAQ|ER-GM30とER-GZ50のよくある質問
ER-GM30とER-GZ50について、購入前によくある疑問や気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
替刃の互換性やウェットカットの対応部位、乾電池の種類など、迷いやすい点を中心に解説しています。
まとめ|ER-GM30とER-GZ50の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
この記事では、パナソニックのマユ・フェイスシェーバー「ER-GM30」と、マルチ対応の「ER-GZ50」の違いを比較してきました。
2モデルはパナソニックでは同じフェイスシェーバーとして扱われていますが、対応部位・アタッチメント構成・防水性などに大きな違いがあります。
迷ったときは、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
「顔まわりのケアが中心」「まずは眉毛だけ整えたい」という方は、軽量でシンプルなER-GM30がおすすめ。
「体のムダ毛も含めて1台で整えたい」「掃除で本体を洗えるモデルがいい」という方は、防水仕様で全身に使えるER-GZ50がぴったりです。
それぞれの用途に合わせて設計されているので、「どこを整えたいか」「どこまでカバーしたいか」を基準に選んでみてくださいね。


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参考元:
- パナソニック公式サイト:マユ&フェイスシェーバー ER-GM30
- パナソニック公式サイト:ファーストマルチシェーバー ER-GZ50
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