パナソニックの衣類スチーマー「NI-FS60B」は、「NI-FS60A」の後継にあたるモデルです。
この2つ、見た目はよく似ていますが、電源ボタンの位置やスチームの仕様など、細かいところにいくつか違いがあります。
この記事のポイント:
- NI-FS60AとNI-FS60Bは電源ボタンの位置が違う
- スチームの仕様も違いあり
- 新モデル(NI-FS60B)の方が安い傾向があり
この記事では、NI-FS60AとNI-FS60Bの違いを比較しながら、電源ボタンの違いによる使い勝手の差や、それぞれの選び方のポイントをわかりやすく解説します。
「結局どっちを選べばいいの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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「他のモデルとも比べてみたい」という方には、主要5モデルをまとめた比較記事もおすすめです。
▶ パナソニック 衣類スチーマーの違いを徹底比較|主要5モデルの選び方&スペック一覧
NI-FS60AとNI-FS60Bの主要な違いと共通点を整理して比較
NI-FS60AとNI-FS60Bの大きな違いは、電源ボタンの位置とスチームの仕様です。
まずは、両モデルの主な違いを表で整理してみましょう。
NI-FS60Bでは電源スイッチが本体上部の操作ボタンに統合されており、操作の感覚がやや変わっています。
(詳しくはFAQ「NI-FS60AとNI-FS60Bの電源ボタンはどう違う?」の解説をご覧ください)
また、HIGHモードのスチーム量が増えた一方で、連続使用時間はやや短くなっている点にも注目です。
あわせて価格にも少し注意が必要です。
古いモデルのNI-FS60Aの方が安いと思われがちですが、2025年5月時点では、大手ECサイトでむしろ高値で販売されているケースも見られます。
発売時期だけで判断せず、価格もしっかりチェックしてから選ぶのがおすすめです。
また、違いがある一方で、基本的な性能は共通している部分も多くあります。
たとえば、以下のような点は両モデルで共通です。
- 衣類スチーマー+プレス兼用タイプ
- 約19秒で立ち上がるスピード起動
- 約115mLのタンク容量
- ボタンプッシュ式のスチーム操作
- 本体サイズ・重さは同じ
細かな違いはあるものの、どちらを選んでも衣類スチーマーとしての基本機能はしっかり備わっています。
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NI-FS60AとNI-FS60Bの違いから見るおすすめの選び方
NI-FS60AとNI-FS60Bの違いをふまえて、自分に合った1台を選ぶポイントを整理してみましょう。
たっぷりのスチームでしっかりシワを伸ばしたいならNI-FS60Bがおすすめ
NI-FS60Bは、HIGHモード時に約15g/分という強力なスチームを安定して噴射できるのが最大の特徴。
このスチーム量は、旧モデル(NI-FS60A)の約13g/分と比べて増加しています。
スチーマーは、スチームが繊維の奥まで届いてこそシワが伸びるため、「シワをしっかり取りたい」という人には、スチーム量が多いNI-FS60Bが向いています。
さらに、2025年5月時点では公式ストア価格が15,400円で安定しており、ECサイトではそれ以下で購入できるケースも多いため、価格面でも選びやすいのがメリットです。
なお、スチーム量が増えましたが、タンク容量は変わらないため、連続使用時間は約7分と、NI-FS60Aより1分程短くなっています。
長めのケアを想定している方は、あらかじめその点も考慮しておくと安心です。
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色やスイッチの場所にこだわりがあるならNI-FS60A
NI-FS60Aはすでに旧モデルとなっており、2025年5月時点では公式ストアでの取り扱いも終了しています。
一部の通販サイトではまだ購入できますが、実売価格は後継のNI-FS60Bより高くなっているケースもあるため、コスト面では選びづらいのが現状です。
それでも選ぶ理由があるとすれば、カラーや操作感にこだわりがある場合です。
NI-FS60Aは「サクラ」や「カームグレー」といったやわらかい印象の色展開があり、インテリアや好みによってはこちらの方がしっくりくる方もいるでしょう。
また、電源ボタンが本体背面に独立して配置されており、スライド式でON/OFFを切り替える明快な操作感も特徴です。
すでにNI-FS60Aを使い慣れている方や、「やっぱりこのスイッチ感が好き」という人にとっては、同じ操作感で買い替えできる点がメリットになります。
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NI-FS60AとNI-FS60Bのスペック比較表|他に違いはないの?をチェック!
電源ボタンの位置やスチームの仕様など、主な違いはすでに解説しました。
ここでは、両モデルのスペックを一覧で整理しながら、「それ以外に違いはないのか?」をあらためてチェックしてみましょう。
スペック比較表
型番 | NI-FS60A | NI-FS60B | |||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | |||
発売日 | 2024年3月 | 2025年3月 | |||
スペック | カラーバリエーション | サクラ/カームグレー | カームネイビー/セージグリーン | ||
スチーム操作 | ボタンプッシュ式 ※1 | ||||
電源ボタン | 本体背面 | 本体上部 | |||
タンク容量 | 約115mL | ||||
立ち上がり時間 | 約19秒 | ||||
温度調節機能 | 3段階温度調節 ※2 (HIGH/MED/LOW) | ||||
スチーム噴射角度 | 360°全方向噴射 ※3 | ||||
スチーム量 | 約13 g/分(HIGH時) 約9 g/分(MED時) | 約15 g/分(HIGH時) 約9 g/分(MED時) | |||
スチーム持続時間 | 約8分(HIGH時) 約11分30秒(MED時) | 約7分(HIGH時) 約11分30秒(MED時) | |||
アイロン面 | 素材 | フラットベース | |||
ベース素材 | シルバーチタンコート | ||||
スチーム穴の数 | 6穴 | ||||
温度 | HIGH:約160℃ MED: 約140℃ LOW: 約110℃ | ||||
機能 | 浸透スチーム | 〇 ※4 | |||
脱臭 | 〇 | ||||
除菌・アレル物質抑制 | 〇 | ||||
自動ヒーターオフ | 〇 ※5 | ||||
付属品 | スタンド | 〇 | |||
付属カップ | 〇 | ||||
その他 | 電源コードの長さ | 約2.5m | |||
電源 | 100V(50-60Hz共用) | ||||
消費電力 | 950W | ||||
本体寸法 | 幅8×高さ13×長さ16.5cm | ||||
収納時寸法 | 幅9×高さ15.5×長さ17.5cm | ||||
本体重量 | 約690g | ||||
収納時重量 | 約775g(スタンド含む) | ||||
公式ストア価格 | 販売終了 | 15,400円 | |||
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る | |||
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
※1 ボタンを押しこんでいる間のみスチームが放出される仕組み
※2 ドライアイロンとして使用する場合(衣類スチーマーとして使用する場合は、HIGH/MEDの2段階)
※3 360°どんな角度に傾けてもスチームが出る
※4 HIGH設定時に出るスチームのこと
※5 約60分間操作がされなかった時に自動でヒーターがOFFになる機能
FAQ|NI-FS60AとNI-FS60Bのよくある質問(違いや操作性の疑問を解決)
NI-FS60AとNI-FS60Bの違いはわかっていても、「電源ボタンってそんなに違うの?」など、細かい疑問が出てくることもありますよね。
ここでは、そうしたよくある質問に一つずつ答えながら、選ぶ際のヒントになる情報をまとめました。
購入前に気になる点をしっかり解消しておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ|NI-FS60AとNI-FS60Bの違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
最後に、NI-FS60AとNI-FS60Bの違いをまとめてみましょう。
新モデルのNI-FS60Bは、現在もパナソニック公式サイトで取り扱われている現行モデルです。
スチーム量が増えてよりパワフルになった一方で、連続使用時間がやや短くなるなど、トレードオフ的な変化も見られます。
そのため、
- スチーム量を重視して、しっかりシワを伸ばしたい方
- 価格や流通の安定性を重視したい方
には、NI-FS60Bがぴったりです。
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一方で、
- 柔らかい色味や、背面スイッチの操作感にこだわりたい方
- これまでNI-FS60Aを使っていて、同じ感覚で使いたい方
には、あえて旧モデルを選ぶのも一つの方法です。
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どちらを選んでも、立ち上がりの早さや衣類スチーマーとしての基本性能はしっかり備わっているので、ぜひご自身の使い方や好みに合った1台を見つけてみてくださいね。
今回ご紹介した2モデル以外にも、パナソニックの衣類スチーマーには魅力的なモデルがあります。
▶ パナソニック 衣類スチーマーの違いを徹底比較|主要5モデルの選び方&スペック一覧
より幅広い視点で比較したい方は、ぜひこちらもご覧ください。
参考元:
- パナソニック公式商品ページ: 衣類スチーマー NI-FS60A
- パナソニック公式商品ページ: 衣類スチーマー NI-FS60B
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