パナソニックのDCモーター扇風機「F-C337C」と「F-C339C」は、どちらも静音性と省エネ性に優れたモデルです。
見た目は似ていますが、羽根の枚数・風量の調整段階・温度センサーや部屋干しモードの有無など、機能面でははっきりとした違いがあります。
結論からいうと、F-C337CはシンプルなDC扇風機を探している方向け、F-C339Cは便利機能をしっかり活用したい方向けのモデルです。
この記事では、F-C337CとF-C339Cのスペックや特徴を比較しながら、どちらを選ぶべきか迷っている方のために、違いと選び方のポイントをわかりやすく解説していきます。


F-C337CとF-C339Cの主要な違いと共通点を整理して比較
それでは、F-C337CとF-C339Cの具体的な違いを比較していきます。
まずは、羽根の構造や風量調節の段階数、搭載機能など、スペック上の差から確認してみましょう。
違いをざっくりまとめると…
- 現行のパナソニックF-Cシリーズの最上位モデルにあたるのがF-C339C
- F-C339Cは羽根が9枚と多く、より自然でやさしい風を送りたい方におすすめ
- 風量調節はF-C337Cが5段階、F-C339Cは8段階とより細かく設定できる
- F-C339Cは「入タイマー」「温度センサー」「部屋干しモード」など多機能
- 一方のF-C337Cは、基本性能をしっかり備えつつ、価格を抑えたシンプルモデル
続いて共通点も見てみましょう。
以下の点はどちらのモデルも共通となっています。
- 発売は共に2025年4月
- DCモーター搭載で静音性&省エネ性能に優れる
- パナソニック独自の「1/fゆらぎの風」搭載で自然に近い快適な風を再現
どちらを選んでもパナソニックならではの独自機能はしっかり備わっているので安心です。
F-C337CとF-C339Cの違いから見るおすすめの選び方
F-C337CとF-C339Cの違いを見比べただけでは「何が自分に合っているのか」迷ってしまう人も多いはずです。
どちらもDCモーター搭載の優秀な扇風機ですが、実際の使い方や重視したいポイントによって、向いているモデルは変わってきます。
ここでは、「風のやさしさ」「機能の豊富さ」「価格とのバランス」など、選ぶ際に注目すべきポイントごとに、それぞれのモデルがどんな人におすすめかを整理してみました。
自然でやわらかな風や機能性を重視するならF-C339Cがおすすめ
F-C339Cは、自然でやさしい風を好む方や、機能性を重視したい方におすすめのモデルです。
9枚羽根を採用しており、風のムラを抑えた自然でやわらかな風を生み出すため、長時間浴びても疲れにくく、風による体への負担を減らしたい方にも適しています。
また、風量調節は8段階ときめ細かく調整可能で、好みに合わせた微調整がしやすいのも魅力です。
さらに、「入タイマー」や「温度センサーによるおまかせ運転やおやすみモード」「部屋干しモード」など、日常的に便利な機能も多数搭載されており、快適性にも優れています。
価格はやや高めですが、そのぶん操作性や快適性の面で満足度の高い1台といえるでしょう。

シンプルなDCモーター搭載の扇風機を探しているならF-C337Cがおすすめ
F-C337Cは、切タイマー・首振り機能・チャイルドロック・高さ調整・リモコン操作など、日常使いに必要な機能だけをしっかり備えたシンプルなDCモーター扇風機です。
風量調節は5段階と基本的な構成で、9枚羽根のF-C339Cと比べて羽根は7枚ながら、DCモーターによる静かでムラの少ない風をしっかり送ることができます。
「入タイマー」や「温度センサー」「部屋干しモード」などの多機能は省かれていますが、パナソニック独自の「1/fゆらぎの風」機能には対応しており、自然に近い快適な風を楽しめます。
価格を抑えつつ、DCモーター搭載モデルとしての基本性能をしっかり押さえた一台として、F-C337Cはコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

F-C337CとF-C339Cのスペック比較表|風量・運転音・消費電力などを一覧でチェック
F-C337CとF-C339Cは、他にも風量や運転音、消費電力といった細かな部分に違いがあります。
ここでは、それぞれのスペックを比較表で整理しながら、とくに注目したい3つのポイントについても簡単に補足していきます。
スペック比較表
型番 | F-C337C-W | F-C339C-W |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
モーター | DCモーター | |
羽根枚数 | 7枚羽根 | 9枚羽根 |
風量切替 | 5段階 | 8段階 |
自然風 | DC 1/fゆらぎの風対応 | |
風速 | 2.4m/sec | 2.2m/sec |
風量 | 36m³/min | 44m³/min |
高さ調節 | 可能 | |
リモコン | 付属 | |
自動首振り※1 | 対応 | |
首振り操作スイッチ | 本体ボタン・リモコン | |
運転音※2 | 最小風量運転時10㏈ | 最小風量運転時12㏈ |
最大風量運転時41㏈ | 最大風量運転時43㏈ | |
切タイマー | 1・2・4時間 | |
入タイマー | なし | 4・6・8時間(切入連動可能) |
チャイルドロック機能 | あり | |
温度センサー | なし | おまかせ/おやすみモード対応 |
部屋干しモード | なし | あり |
外形寸法(約:幅×奥行×高さ) | 360×360×770〜980mm | |
羽根寸法(約) | 30cm | |
重量(約) | 3.6kg | 3.7kg |
消費電力(約)※3 | 15W | 22W |
電源コードの長さ | 1.8m | |
発売日 | 2025年4月 | |
公式ストア価格 | 27,300円 | 32,800円 |
楽天価格 | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
※1 左右のみ。上下は手動で調節可能
※2 首振りOFF時
※3 最大風量運転時(首振りオン)
※表のスペック・公式ストアの価格情報は2025年6月時点の公式情報をもとに記載しています。
表のポイントを補足すると…
- 風量はF-C339Cの方が強く、最大44m³/minに対応しています。
広範囲に風を送りたい方にはこちらが向いています。 - 運転音はF-C337Cの方が静かで、最小10dB・最大41dB。
F-C339Cはやや高め(最小12dB・最大43dB)ですが、差はそこまで大きくありません。 - 消費電力はF-C337Cが約15W、F-C339Cは約22W。
どちらもDCモーターならではの省エネ設計ですが、より節電を重視するならF-C337Cがやや有利です。
FAQ|F-C337CとF-C339Cのよくある質問
F-C337CとF-C339Cについて、購入前によくある疑問をQ&A形式でまとめました。
運転音の静かさやモードの違い、お手入れ方法まで、気になるポイントをチェックしておきましょう。
\3モデルまとめて比較したい方はこちら!/
▶ パナソニックのリビング扇風機の違いを徹底比較|AC・DCモーター・機能差の選び方ガイド
まとめ|F-C337CとF-C339Cの違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
F-C337CとF-C339Cは、どちらも静音性に優れたDCモーター搭載の扇風機ですが、機能性や価格に差があります。
できるだけシンプルに使いたい方にはF-C337C、温度センサーや部屋干しモードなど、快適性を重視したい方にはF-C339Cがぴったりです。
使用シーンや重視する機能に合わせて、あなたにぴったりのモデルを選びましょう。


参考元:
- パナソニック公式サイト: リビング扇 F-C337C
- パナソニック公式サイト: リビング扇 F-C339C
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