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NI-FS40BとNI-FS60Bの違いを比較|スチーマー機能だけでいい?アイロンまで使いたい?選び方を解説

NI-FS40BとNI-FS60Bの違いを比較したサムネイル画像(両製品を並べて表示)

パナソニックの衣類スチーマー「NI-FS40B」と「NI-FS60B」。

どちらも現行モデルですが、電源ボタンの位置スチーム性能アイロン機能には明確な違いがあります。

この記事では、両モデルのスペックや操作性を比較しながら、「スチーマー機能だけで十分か?それともアイロンまで使いたいか?」という用途別の選び方をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • NI-FS40BとNI-FS60Bの電源ボタンの位置の違い
  • タンク容量スチーム量噴出持続時間などの性能差
  • アイロン機能温度調整の有無と使いやすさ

「他のモデルとも比べてみたい」という方には、主要5モデルをまとめた比較記事もおすすめです。
パナソニック 衣類スチーマーの違いを徹底比較|主要5モデルの選び方&スペック一覧

目次

NI-FS40BとNI-FS60Bの主要な違いと共通点を整理して比較

パナソニックの衣類スチーマー「NI-FS40B」と「NI-FS60B」は、多くの違いがあるモデル同士です。

そこでまずは、両モデルの違いと共通点をわかりやすく整理しながら、選ぶ際に注目したいポイントを見ていきましょう。

まずは、主な違いを一覧表でチェックしてみてください。

主な違い比較表

比較項目NI-FS40BNI-FS60B
デザインNI-FS40B-Cのサムネイル画像NI-FS60Bのサムネイル画像
カラーバリエーションアイボリーカームネイビー/セージグリーン
電源ボタンの位置本体背面本体上部
タンク容量約50mL約115mL
立ち上がり時間約30秒約19秒
温度調節機能なし3段階 ※1
(HIGH/MED/LOW)
スチーム噴射角度220°360°
自動ヒーターオフ機能 ※2なし搭載
公式ストア価格10,010円15,400円
楽天最新価格を見る最新価格を見る
Amazon最新価格を見る最新価格を見る

※1 ドライアイロンとして使用する場合(衣類スチーマーとして使用する場合は、HIGH/MEDの2段階)
※2 電源を入れたまま一定時間操作をしないと、ヒーターを自動で停止してくれる機能

スチーマーとしては、タンク容量やスチームの噴射角度などに大きな差があります。

また、アイロンとして使う場合は、温度調節機能の有無がポイントになります。

さらに見逃せないのが、電源ボタンの位置

NI-FS40Bは本体の背面に、NI-FS60Bは本体の上部に配置されており、使い勝手にも影響する違いのひとつです。

👉 詳しくは、FAQ「NI-FS40BとNI-FS60Bの電源ボタンの位置や操作方法に違いはありますか?」の解説もご覧ください。

続いて、共通点も見てみましょう。

NI-FS40BとNI-FS60Bは、どちらも日常の衣類ケアにしっかり対応できるスチーマーです。

  • 浸透スチーム・脱臭・除菌などの基本機能は共通
  • ハンガーにかけたまま使える設計で、アイロン台いらず
  • 発売時期も同じで、どちらかが旧型というわけではない

このように、スチーマーとしての基本性能は共通しているため、あとは細かな違いが選ぶ決め手になります。

次のセクションでは、こうした違いと共通点をふまえて、「どちらが自分に合っているか?」を整理していきます。

NI-FS40BとNI-FS60Bの違いから見るおすすめの選び方

ここでは、パナソニックの衣類スチーマー「NI-FS40B」と「NI-FS60B」の、それぞれの特徴や使い勝手の違いをふまえて、用途に合った選び方をわかりやすく紹介します。

衣類スチーマー+最低限のプレス機能でいいなら「NI-FS40B」

「衣類スチーマーにプラスで、シンプルなアイロン機能も欲しい」

そんな方には、NI-FS40Bがおすすめです。

スチーマーとしての基本性能はしっかりしており、浸透スチーム・脱臭・除菌といった主要機能は上位モデルと共通です。

また、ハンガーにかけた衣類に使用する際のスチーム噴射角度は220°と、パナソニックの下位モデルよりも広めに設計されています。

一方で、アイロンとしての温度調節機能はなく、プレス性能は最小限

そのため、「しっかりアイロンがけもしたい」という方には、やや物足りなく感じられる可能性もあります。

NI-FS40Bには、色違いの旧モデル「NI-FS40A」もあります。
見た目や価格の違いが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
NI-FS40AとNI-FS40Bの違いを徹底比較|色と価格の差だけ?どっちを選ぶ?

スチーマーもアイロンも1台で使いたいなら「NI-FS60B」がおすすめ

「衣類のシワをしっかり伸ばしたい」「アイロンとしても使いたい」

そんな使い方を想定している方には、NI-FS60Bがおすすめです。

このモデルは、スチーマーとしての基本機能に加えて、アイロンとしては3段階の温度調節(HIGH/MED/LOW)が可能

衣類の素材に合わせて温度を使い分けやすいのが特長です。

また、タンク容量が約115mLと多めなので、スチームの持続時間にも余裕があり、衣類をまとめてケアしたいときにも便利です。

さらに、360°全方向にスチーム噴射できる構造になっており、ハンガーにかけたままでも扱いやすい設計です。

「1台でスチーマーもアイロンも使いたい」という方が検討しやすい、多機能で扱いやすいモデルです。

より多機能なモデルを検討したい方には、「NI-FS60Bの上位モデル NI-FS70A」との違いも比較した以下の記事がおすすめです。
NI-FS60BとNI-FS70Aの違いを徹底比較

NI-FS40BとNI-FS60Bのスペック比較表|スチーム量・重量・スチーム持続時間

機能や使い勝手の違いを把握したところで、次は各モデルのスペックを一覧で比較してみましょう。

スチーム量・本体重量・スチーム持続時間など、数字で見るとわかりやすい違いも見えてきます。

型番NI-FS40BNI-FS60B
デザインNI-FS40B-Cのサムネイル画像NI-FS60Bのサムネイル画像
発売日2025年3月1日
スペックカラーバリエーションアイボリーカームネイビー/セージグリーン
電源ボタン本体背面本体上部
スチーム操作プッシュ式
タンク容量約50mL約115mL
立ち上がり時間約30秒約19秒
温度調節機能なし3段階温度調節 ※1
(HIGH/MED/LOW)
スチーム噴射角度220°360°
スチーム量約11 g/分約15 g/分(HIGH時)
約9 g/分(MED時)
スチーム持続時間約4分約7分(HIGH時)
約11分30秒(MED時)
アイロン面素材フラットベース
ベース素材シルバーチタンコート
スチーム穴の数6穴
温度約160℃HIGH:約160℃
MED: 約140℃
LOW: 約110℃
機能浸透スチーム ※3
脱臭
除菌・アレル物質抑制
自動ヒーターオフ×
付属品スタンド
付属カップ
その他電源コードの長さ約2.5ⅿ
電源100V(50-60Hz共用)
消費電力950W
本体寸法(cm)幅 7
高さ 13
長さ 15.5
幅 8
高さ 13
長さ 16.5
収納時寸法(cm)幅 8.5
高さ 15
長さ 17
幅 9
高さ 15.5
長さ 17.5
本体重量約670g約690g
収納時重量約740g(スタンド:70g込み)約775g(スタンド:85g込み)
公式ストア価格10,010円15,400円
楽天最新価格を見る最新価格を見る
Amazon最新価格を見る最新価格を見る

※3 詳細はFAQ「浸透スチームとはなんですか?」をご覧ください。
※ 楽天やAmazonでは価格が前後するため、実際の販売価格はリンク先でご確認ください。

本記事のスペックや価格情報は、2025年5月23日時点の情報です。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。

スペックを比較してみると、スチームの持続時間や本体の軽さなど、実際の使い勝手に影響するポイントが見えてきます。

特に、重さや立ち上がり時間の違いは、毎日のように使う人にとっては重要なチェックポイントです。

FAQ|NI-FS40BとNI-FS60Bのよくある質問

ここでは、「NI-FS40B」と「NI-FS60B」について、よくある疑問や購入前に気になるポイントをまとめました。

選ぶ際の参考になる情報をQ&A形式で紹介しているので、気になる部分があればチェックしてみてください。

NI-FS40BとNI-FS60Bの電源ボタンの位置や操作方法に違いはありますか?

はい、2モデルは電源の位置や操作方法に違いがあります。

NI-FS40Bの電源スイッチの位置

NI-FS40Bは、本体の背面にスライド式の電源スイッチがあります。

カチッと動かしてON/OFFを切り替える構造で、シンプルで直感的な操作感が魅力です。

画像はクリックで拡大します

NI-FS40Bの背面にあるスライド式電源スイッチの位置図
NI-FS40Bの電源スイッチの位置
画像出典:パナソニック公式商品ページ『衣類スチーマー NI-FS40B サポート 取扱説明書』より引用

NI-FS60BのSETボタンの位置

NI-FS60Bは、本体の上部にある「SETボタン」で、電源のON/OFFと温度設定(HIGH/MED/LOW)をまとめて操作する仕組みです。


ボタンを押すたびに「ON → HIGH → MED → LOW → OFF」と切り替わっていくタイプで、電源も温度もボタン一つで完結できるのが特徴です。

NI-FS60BのSETボタンの位置を示す説明図(本体上部に操作&電源ボタンを搭載)
NI-FS60Bの電源ボタンの位置
画像出典:パナソニック公式商品ページ『衣類スチーマー NI-FS60B サポート 取扱説明書』より引用

どちらが使いやすいかは人それぞれですが、操作感の違いがあるため、購入前に確認しておくと安心です。

NI-FS40BとNI-FS60Bの「浸透スチーム」とはなんですか?

「浸透スチーム」とは、繊維の奥まで届いて、しっかりシワをのばすことができるスチームのことです。

NI-FS60Bでは、温度設定を「HIGH」にしたときに出るスチームが「浸透スチーム」と呼ばれています。

一方で、NI-FS40Bには温度調節機能がないため、常に浸透スチーム相当のスチームが出る設計になっています。

スチームの360°全方向噴射と220°噴射の違いはなんですか?

スチーム噴射の角度は、衣類をハンガーにかけたまま使う際の扱いやすさに影響します。

NI-FS60Bは、360°全方向にスチームを噴射できる構造になっており、どの向きでもスチームが出せるため、角度を気にせず使えるのが特長です。

一方、NI-FS40Bはスチームが出る角度が約220°に限られているため、持ち方によってはスチームが出ない方向がある点に注意が必要です。

以下の図は、NI-FS40Bの説明書に記載されているスチームが出る/出ない角度のイメージです。

NI-FS40Bのスチームが出る角度と出ない角度のイメージ図(取扱説明書より)
スチームが出る角度・出ない角度(NI-FS40B)
画像出典:パナソニック公式商品ページ『衣類スチーマー NI-FS40B サポート 取扱説明書』より引用

脱臭・除菌とは何に配慮された機能ですか?

パナソニックの衣類スチーマーに搭載されている脱臭・除菌機能は、衣類に付着しやすい生活臭やアレル物質への対策として設計されています。

対応しているニオイやアレル物質の一例は以下の通りです。

📷 対応しているニオイ・アレル物質の一例

NI-FS60Bが対応する脱臭・除菌対象のニオイやアレル物質(公式ページより)
画像出典:パナソニック公式商品ページ『衣類スチーマー NI-FS60B 特長』より引用


  • 汗臭、タバコ臭、生乾き臭、ペット臭、飲食臭などの生活5大臭
  • 加齢臭、防虫剤臭などのその他の臭い
  • 花粉やダニ由来のアレル物質など

これらは、衣類を清潔に保ちたい方やニオイ・アレル物質が気になる方に配慮された機能です。
※使用環境や素材により効果の感じ方には個人差があります。

どちらが最新モデルですか?

「NI-FS40B」と「NI-FS60B」は、どちらも2025年3月1日に発売された同時期の現行モデルです。

発売日は同じなので、“新しさ”ではなく“用途や機能”で選ぶのがおすすめです。

重さや収納性に差はありますか?

NI-FS60Bの方が、NI-FS40Bより約20g重くなります。

本体重量:

  • NI-FS40B:約670g
  • NI-FS60B:約690g

収納性については、どちらも自立式で、収納時のサイズはほぼ同じです。

収納時寸法:

  • NI-FS40B:幅8.5×高さ15×長さ17cm
  • NI-FS60B:幅9×高さ15.5×長さ17.5cm

同じパナソニックの衣類スチーマーには、スチーム専用モデル「NI-GS200」と「NI-GS410」もあります。
ハンガーにかけた衣類を手早くケアしたい方は、こちらの比較記事も参考にしてみてください。
NI-GS200とNI-GS410の違いを徹底比較|軽さ・スチーム角度・給水方式で選ぶポイントは?

また、同じFSシリーズには、NI-FS60Bの前モデルにあたる「NI-FS60A」もあります。
新旧モデルの細かな違いが気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
NI-FS60AとNI-FS60Bの違いを徹底比較|新旧モデルの細かな違いと選び方ガイド

まとめ|NI-FS40BとNI-FS60Bの違いを整理して自分に合ったモデルを選ぼう

「NI-FS40B」と「NI-FS60B」は、どちらも衣類スチーマーとして基本機能が備わった現行モデルですが、使いたいスタイルや重視するポイントによって選び方が変わってきます。

  • 衣類スチーマー+最低限のプレス機能で十分な方には「NI-FS40B
    温度調節などの機能を省いたシンプルな構成で、背面スイッチによる直感的な操作も特長のひとつです。
  • 衣類スチーマーもアイロンも1台で使いたい方には「NI-FS60B
    スチームの噴射角度が広く、アイロンとしての温度調節に対応。
    上部ボタンで電源と温度を一括操作できるスマートさも魅力です。

機能や操作感の違いをしっかり理解した上で、自分の使い方に合った1台を選んでみてください。

今回ご紹介した2モデル以外にも、パナソニックの衣類スチーマーには魅力的なモデルがあります。
パナソニック 衣類スチーマーの違いを徹底比較|主要5モデルの選び方&スペック一覧

より幅広い視点で比較したい方は、ぜひこちらもご覧ください。


参考元:

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この記事を書いた人

「違い図鑑 編集部」は、商品やサービスの違いをわかりやすく比較し、最適な選び方をサポートする編集チームです。

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