空間をまるごと除菌・脱臭できると人気の「パナソニック ジアイーノ」。
現在は新シリーズ(F-MV6000C/F-MV5000Cなど)が登場していますが、旧ジアイーノシリーズもまだ市場に流通しており、型落ちを狙う方にとっても魅力的な選択肢です。
この記事では、2025年10月時点で生産終了となっている旧モデル4機種を徹底比較。
どれを選ぶか迷っている方向けに、各モデルの特徴・違い・おすすめポイントをわかりやすく整理しました。
現行ラインナップを比較したい方は、以下の記事をご覧ください。
👉 パナソニック ジアイーノの違いを徹底比較|現行4モデル(F-MV6000C/F-MV5000C/F-MV5020C/F-ML4000B)の特徴と選び方
パナソニック ジアイーノ旧モデルの違いを比較|主要モデルの特徴を整理
旧モデルのジアイーノも、メインとなる「次亜塩素酸による清潔除菌・脱臭」は全モデルで共通しています。
旧シリーズではどのモデルも、除菌・脱臭に加えて集じん(空気清浄)と加湿を1台で行える設計です。
違いが出るのは、「次亜塩素酸が届く範囲」や「加湿機能の設定」、「集中クリーンモード」などの運転モード、そして「ペット対応機能」の有無など。
そのため、旧ジアイーノシリーズを選ぶ際は、部屋の広さ・運転モードの種類・ペット対応の有無を基準に選ぶのがポイントです。
パナソニック ジアイーノ旧モデルの違いをスペック比較表で確認
パナソニックのジアイーノで旧シリーズにあたる以下の4機種の違いを、一覧表にまとめました。
対応畳数や加湿機能の有無、搭載モード、運転時間など、主要なスペックの違いをひと目で確認できます。
スペック比較表
表は右にスクロールできます
| モデル名 | 対応畳数 | 加湿機能 | 集中クリーンモード | スピード脱臭モード | ペット対応機能 | 連続運転時間 | タンク容量 | センサー | 湿度表示機能 | キャスター | サイズ(cm) | 重量(kg) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 照度 | ニオイ | 温湿度 | ||||||||||||
| F-MV5400 | 21畳まで | 18畳まで | 〇(あり) | ×(なし) | ×(なし) | 約16時間 | 約4.0L | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | H71×W39.8×D27 | 約11.8 |
| F-MV4420 | 18畳まで | 18畳まで | ×(なし) | 〇(あり) | 〇(あり) | 約16時間 | 約4.0L | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | ||
| F-MV4300 | 18畳まで | 18畳まで | ×(なし) | ×(なし) | ×(なし) | 約16時間 | 約4.0L | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | ||
| F-MV2300 | 12畳まで | 12畳まで | ×(なし) | ×(なし) | ×(なし) | 約25時間 | 約4.0L | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | 〇(あり) | ||
※「ペット対応機能」とは、専用フィルター・スピード脱臭モード・シームレス風量切替などを含むF-MV4420独自の機能です。
スペック表を見ると、旧ジアイーノシリーズでは多くの共通点があることがわかります。
特に以下の項目は、どのモデルでも共通しています。
旧シリーズの共通点
- タンク容量はすべて約4.0Lで共通
- 主要センサー(ニオイ・温湿度・照度)は全モデルに搭載
- 湿度表示機能を全モデルが標準装備
- 本体サイズや重量も大きな差はなし
ジアイーノ旧モデルの違いと選び方|用途別おすすめモデルを紹介
ここからは、それぞれのモデルの違いを踏まえて、目的別におすすめの旧モデルを紹介します。
「性能を重視したい」「ペットのニオイ対策をしたい」「価格を抑えたい」など、使う目的に合わせて選ぶと比較しやすいです。
あなたにぴったりの1台を見つけてみてください。
とにかく高性能な旧モデルを探しているなら「F-MV5400」
とにかく高性能な旧モデルを探しているなら「F-MV5400」がおすすめです。
F-MV5400は旧ジアイーノシリーズの最上位モデルで、集中クリーンモードを搭載。
21畳までの広い空間をしっかり除菌・脱臭できます。
湿度表示機能やキャスターも備えており、リビングなどのメイン空間で使うのに最適。
旧モデルの中では、性能・機能バランスが最も優れた一台です。
ペットのニオイ対策を重視するなら「F-MV4420」
ペットのニオイ対策を重視するなら「F-MV4420」がおすすめです。
F-MV4420はペット専用の「ペットエディション」モデルで、スピード脱臭モードやシームレス風量切替を搭載。
ペット臭を素早く軽減できるほか、音に敏感なペットにも配慮された設計です。
肉球デザインの本体や、遊べる梱包箱など、デザイン面でも楽しい工夫が満載。
ペットと暮らす家庭に最もおすすめの旧モデルです。
コスパ重視でバランスの取れた1台なら「F-MV4300」
コスパ重視でバランスの取れた1台を選ぶなら「F-MV4300」がおすすめです。
F-MV4300は、必要十分な機能を備えたスタンダードモデル。
加湿・除菌・脱臭の性能をバランスよく備えており、リビングから寝室まで幅広く使えます。
派手な機能はありませんが、空間除菌脱臭機として基本性能がしっかりしているのが魅力。
価格が下がっていれば、コスパ面で非常に優秀なモデルです。
他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic F-MV4300-SZ(ステンレスシルバー)
小部屋・寝室向けのコンパクトモデルなら「F-MV2300」
小部屋や寝室など、限られた空間で使いたいなら「F-MV2300」がおすすめです。
F-MV2300は12畳まで対応するモデルで、連続運転時間が約25時間とシリーズ最長クラス。
長時間運転ができるため、就寝時や個室での利用にも安心です。
消費電力も控えめで、寝室専用やサブ機として使いたい方にぴったりの旧モデルです。
パナソニック ジアイーノ旧モデルと新モデル(F-MV6000Cシリーズ)の違いと関係性を比較
新モデルのF-MV6000Cシリーズ(F-MV6000C/F-MV5000C/F-MV5020C)は、旧シリーズ(F-MV5400/F-MV4300/F-MV4420など)を引き継ぐ形で登場したモデルもあります。
系統としては、F-MV6000CがF-MV5400の後継、F-MV5020CがF-MV4420(ペットエディション)の後継にあたります。
主な進化点は、次亜塩素酸が届く範囲が広がったこと。
一方で、F-MV5020Cではセンサー数や加湿設定など、一部の機能が簡略化されています。
詳しい違いは、以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。
👉 F-MV6000CとF-MV5400の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?パナソニック ジアイーノ新旧上位モデルを比較
👉 F-MV5020CとF-MV4420の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?新旧ペットエディションを比較
パナソニック ジアイーノ旧モデルの違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、ジアイーノ旧モデルの違いに関してよくある質問をまとめました。
購入を検討している方や、すでに使用している方が気になるポイントを中心に解説します。
まとめ|ジアイーノ旧モデルの違いを整理して選ぼう
旧モデルのジアイーノは、今でも十分な除菌・脱臭性能を備えています。
販売価格や在庫状況によっては、新モデルと比較してお得に購入できる場合もあります。
一方、最新機能や加湿範囲の広さを重視するなら、新シリーズ(F-MV6000C/F-MV5000C)も検討してみてください。
👉 パナソニック ジアイーノの違いを徹底比較|2025年最新モデルの選び方と比較表まとめ
本記事の内容は2025年10月時点でのパナソニック公式サイトおよび取扱説明書の情報に基づいて作成しています。
性能・効果・使用感は使用環境によって異なる場合があります。
購入前には必ず最新の公式情報をご確認ください。

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