\ ポイント最大11倍! /詳細を見る

F-MV4300とF-MV4420の違いを徹底比較|ペットエディション対応や機能の差を解説

パナソニック ジアイーノ F-MV4300とF-MV4420の違いを比較したサムネイル画像。ペットエディション対応も紹介

パナソニックの空間除菌脱臭機「ジアイーノ」シリーズのF-MV4300とF-MV4420。

どちらも18畳まで対応のモデルですが、公式ストアでの価格にも差があるため、「何が違うの?」と迷ってしまう方も多いはず。

結論からいうと、ベースとなるスペックはほとんど同じです。

ただし、F-MV4420は“ペットエディション”として、ペットに配慮した機能やデザインが追加されています。

まずは、2機種の大きな違いと共通点を見てみましょう。

主な違いをざっくりチェック!

  • F-MV4300(通常モデル)
    • F-MV4420のベースとなる機種
    • 発売は2021年9月
  • F-MV4420(ペットエディション)
    • F-MV4300にペット向けの機能を追加した上位モデル
    • デザインも肉球モチーフなど可愛らしいつくり
    • 発売は2023年11月

共通点

ペット向けの機能以外はF-MV4300とF-MV4420でほぼ共通

この記事では、F-MV4300とF-MV4420の違いや共通点をわかりやすく整理しながら、見落としがちな細かい違いも含めて、自分にぴったりの1台が選べるように徹底解説していきます。

他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic F-MV4300-SZ(ステンレスシルバー)

目次

F-MV4300とF-MV4420の違いを比較|共通点も整理して解説

それでは、F-MV4300とF-MV4420の違いと共通点を具体的に見ていきましょう。

まず「違い」ですが、F-MV4420は“ペットエディション”として、ペットとの暮らしに配慮した専用の機能やデザインが追加されています。

この追加要素が、そのままF-MV4300との違いとなります。

F-MV4420で追加された主なポイント

  • スピード脱臭モードが追加
    • ペットのニオイが気になるときに、すばやく脱臭できるモード
  • シームレス風量切替機能を搭載
    • 風量切り替え時の運転音がなめらかに変化し、音に敏感なペットにもやさしい設計
  • 操作パネルが肉球デザインに変更
    • ボタンまわりに可愛い肉球の模様が施された、遊び心あるデザイン
  • 肉球マークが浮かび上がる専用フィルターを採用
    • ホコリがたまると肉球が現れるユニークな仕掛け
  • カラー展開が異なる
    • F-MV4420はホワイト(WZ)の1色のみ。
    • F-MV4300はシルバー(SZ)も選べます。

見た目や使い勝手に、ペット好きに配慮した機能を追加したのがF-MV4420の魅力。

それでは、これらのポイントをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

スピード脱臭モードの有無|ペットのニオイ対策に配慮した設計とは?

ペットと暮らしていると、どうしても気になるのが“ニオイ問題”。

とくに来客前や食事中など、「今すぐなんとかしたい!」というシーンも多いですよね。

そんなときに活躍するのが、F-MV4420に搭載された「スピード脱臭モード」です。

このモードでは、一時的に風量をアップさせることで、従来の強運転よりもスピーディーに脱臭を行えます。

以下は、パナソニックが公開している“スピード脱臭モード”の効果を表したグラフです。

F-MV4300とF-MV4420のニオイ除去時間を比較したグラフ。スピード脱臭モードでは約25分短縮。
スピード脱臭モード搭載のF-MV4420は、F-MV4300よりも約25分早くペットのニオイを除去できます。
画像出典:パナソニック公式サイト『ジアイーノ 除菌脱臭の特長』より引用

F-MV4300(通常モード)ではニオイの強さが「5」から「2」に下がるまで約75分かかっていたのに対し、F-MV4420のスピード脱臭モードでは、約50分で同じレベルまで脱臭が完了。

約25分も早くニオイを軽減できることがわかります。

パナソニックではニオイの強さを「臭気強度」として数値化しており、下の図のように「5」が最も強く、「2」になるとかなりニオイが和らいだ状態とされています。

臭気強度の段階表。5が最も強く、2になるとかなりニオイが和らぐことを示している。
臭気強度の目安。ニオイの強さが数値で可視化されています。
画像出典:パナソニック公式サイト『ジアイーノ 除菌脱臭の特長』より引用

このように、F-MV4420は、ペットのニオイが気になるときにすばやく対応できる、頼もしい脱臭モードを備えています。

ペットと暮らす家庭にとっては、かなり心強い味方になりそうです。

シームレス風量切替機能の違い|ペットが音に敏感なご家庭にうれしい工夫

人間には気にならない音でもペットは敏感に反応することがありますよね。

そんな、音に敏感なペットを飼われているご家庭に嬉しい機能が、F-MV4420に搭載の「シームレス風量切替機能

この機能では、風量UP 時の運転音がゆるやかに変化するよう設計されています。

F-MV4300とF-MV4420の風量切替時における音と風量の変化を比較したグラフ
F-MV4420は、風量UP時の変化をなめらかにし、ペットが驚きにくい配慮がされています。
画像出典:パナソニック公式サイト『ジアイーノ 使いやすい便利な機能』より引用

上のグラフは、F-MV4300とF-MV4420の風量切替時の変化を比較したもの。

音や風量の変化がより緩やかになっている様子がわかります。

ペットと一緒に暮らす家庭にとって、こうした細やかな配慮は安心感につながるポイントです。

操作パネルの違い|F-MV4420は肉球デザインで見た目も楽しい

F-MV4420ではペットエディションらしく、他のジアイーノとはデザインも異なります。

操作パネルには、さりげなく肉球模様がデザインされています。

F-MV4420の操作パネルには、ペットの肉球をモチーフにした可愛いデザインが施されている
F-MV4420の操作部には、小さな肉球柄がさりげなくあしらわれています。
画像出典:パナソニック公式サイト『ジアイーノ 使いやすさ・安心設計』より引用

毎日目にする部分だからこそ、こうした工夫がうれしいですね。

なお、本体カラーはF-MV4420がやわらかいホワイト(WZ)、F-MV4300それに加えてスタイリッシュなシルバー(SZ)も選べます。

お部屋の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいですね。

専用フィルターの違い|F-MV4420は肉球マークが浮かぶユニーク仕様

F-MV4420は、フィルターのデザインにもこだわりがあります。

交換用の専用フィルターには、ホコリがたまるとかわいらしい肉球マークが浮かび上がるユニークな仕様が採用されています。

パナソニック F-MV4420の専用フィルターに浮かび上がる肉球マークのデザイン
F-MV4420のフィルターには、うっすらと肉球模様が!
画像出典:パナソニック公式サイト『ジアイーノ 使いやすさ・安心設計』より引用

ちょっとした工夫ですが、ペット好きには魅力的な“遊び心”のあるデザインです。

フィルター交換の時間にも、ちょっとした楽しさが加わります。

F-MV4300とF-MV4420の共通点|ベースとなるスペックは同じ

F-MV4300とF-MV4420は、ベースとなるスペックには大きな違いはありません。

F-MV4420は、F-MV4300をベースにペット向けの機能やデザインを加えたモデルです。

そのため、空間除菌脱臭機としての、コアとなる性能は共通しています。

各モデルのスペックの詳細については、「F-MV4300とF-MV4420の違いをスペック表で比較」をご覧ください。

F-MV4300とF-MV4420の違いから見るおすすめの選び方

F-MV4300とF-MV4420の違いを踏まえて、どちらを選ぶべきかを見ていきましょう。

選ぶポイントは主に「ペットを飼っているかどうか」「急なニオイ対策が必要か」という点になります。

ペットを飼っていないなら「F-MV4300」がおすすめ

ペットを飼っていない方や、急なニオイ対策をそこまで重視していない方には、F-MV4300がおすすめです。

というのも、F-MV4420はペットエディションの名の通り、追加されたのは、あくまでペットとの暮らしに配慮した機能やデザインになります。

ベースとなる空間除菌脱臭機としての機能は、F-MV4300と同等です。

F-MV4300は広範囲(18畳まで)をカバーできるモデルで、生活空間の清潔維持にしっかり活躍してくれます。

また、シルバーカラー(SZ)も選べるので、インテリアに合わせて選びたい方にも◎。

価格もF-MV4420より低くなる傾向にあります。

他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic F-MV4300-SZ(ステンレスシルバー)

ペットのニオイ対策を重視するなら「F-MV4420」がおすすめ

一方で、ペットを飼っている方には、F-MV4420が断然おすすめです。

スピード脱臭モードやシームレス風量切替機能など、ペットと快適に過ごすための工夫が詰まっており、特にニオイの気になるシーンでその効果を発揮してくれます。

また、操作パネルやフィルターに施された肉球デザインも、ペット好きの心をくすぐるポイント。

価格はやや高めですが、「ペットと一緒に暮らすために、できるだけ快適な空間を整えたい」という方には、満足度の高い選択肢になるはずです。

F-MV4300とF-MV4420の違いをスペック表で比較|サイズや消耗品の型番も要チェック

F-MV4300F-MV4420は、数字でみるとスペック上の大きな違いがありません。

どちらも18畳対応・加湿機能付きのモデルで、基本的な構造は共通しています。

とはいえ、本体サイズ・電気代・消耗品の型番・販売情報など、チェックしておきたいポイントもありますよね。

このセクションでは、2機種のスペックを一覧で整理しながら、「どこまで同じで、どこに違いがあるのか?」をわかりやすく比較しています。

スペック比較表

製品型番F-MV4300F-MV4420
デザインF-MV4300-WZと-SZのサムネイル画像F-MV4420-WZのサムネイル画像
カラーマテリアルホワイト(-WZ)マテリアルホワイト(-WZ)
ステンレスシルバー(-SZ)
適用床面積のめやす※1~18畳(~30㎡)
集じん機能 ※2
 集じん清浄時間8畳(13㎡)を約11分
 適用床面積めやす ※3~26畳(~43㎡)
加湿機能
 適用床面積めやすプレハブ洋室~18畳(~30㎡)
 木造和室~11畳(~18㎡)
 定格加湿能力 ※4650mL/h
モード
 運転モード(加湿)標準・多め
 運転モード(風量)弱・中・強・自動弱・中・強・おまかせ
 集中クリーンモードー(なし)
 スピード脱臭モードー(なし)〇(あり)
機能
 電解強度設定機能弱・中・強
 塩タブレット自動投入機能〇(あり)
 湿度表示機能〇(あり)
 チャイルドロック機能〇(あり)
 キャスター〇(あり)
センサー
 照度センサー〇(あり)
 ニオイセンサー〇(あり)
 温湿度センサー〇(あり)
その他スペック
運転音 ※532dB
風量 ※52.5㎥/min
1時間あたりの電気代のめやす ※6約0.4円
連続運転時間 ※7約16時間
タンク容量約4.0L
本体サイズH710mm×W398mm×D270mm
本体重量(タンク空時)約11.8kg
電源交流100V (50/60Hz)
電源コードの長さ約1.8m
付属品
 塩タブレット1ビン(約300粒入/約2.5~3年分)
 除菌フィルター1個(約5年交換不要)
 保護エレメント
(HEPAフィルター)
1個(約5年交換不要)
 電極ユニット1個(約5年交換不要)
 防カビユニット1個(約5年交換不要)
お手入れ
 排水頻度週1回
 自動ユニットへの塩タブレットの補充約6ヶ月に1回
交換用品の型番(別売り)
 ジアイーノ用洗浄剤(400mL)FKA2000014
 塩タブレットF-ZVC03
 除菌フィルターF-ZVT4300
 保護エレメントF-ZVF4300F-ZVF4420,F-ZVF4300
 電極ユニットFKA4100016
 防カビユニットFKA0430072
販売情報
発売日2021年9月2023年11月
公式ストア価格118,800円163,350円
楽天最新価格を見る最新価格を見る
Amazon最新価格を見る最新価格を見る
F-MV4300とF-MV4420のスペック比較表

※1 揮発した次亜塩素酸が一定濃度届く範囲の目安。
※2 空気中の汚れに対応したフィルター機能(花粉・ハウスダスト等)
※3 約30分の運転で空気中の汚れをキレイにできる広さの目安
※4 室温20℃で湿度が30%のときに放出できる1時間あたりの水分量。この数値を元に加湿の適用床面積がきめられます。数字が大きいほど、広い範囲を加湿することが可能
※5 加湿標準「中」運転時
※6 加湿標準「中」運転時。消費電力13Wh。電力料金めやす単価31円/kWh(税込) [2022年7月改定]。1日12時間運転の場合。
※7 加湿標準「中」運転時。室内の温度や湿度によって、加湿量、連続運転時間は変わります。

本記事のスペックや価格(税込み)は、2025年6月時点の公式の公開情報を元にしています。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。

F-MV4300とF-MV4420に関するよくある質問【FAQ】

ここでは、F-MV4300とF-MV4420の購入前によくある疑問をQ&A形式でまとめました。

気になる点をサクッと確認して、納得のいく1台を選んでください。

F-MV4300とF-MV4420の「おまかせモード」や「自動モード」とは何ですか?

「おまかせモード」や「自動モード」では、各センサーが部屋のニオイ・湿度・温度・明るさを検知し、それに応じて風量や加湿量を自動で調整してくれます。

室内の空気環境を自動で最適に保ってくれるので、細かい操作をしなくても、快適な状態を自動でキープできます。

ジアイーノのおまかせ・自動モードの説明画像。ニオイ・湿度・温度・明るさに応じて風量や加湿量を自動調整する機能。
F-MV5400の操作パネルにある「おまかせモード」の表示部分
画像出典:パナソニック公式サイト「おまかせモード・自動モード」より引用

F-MV4420の「ペットエディション」はF-MV4300と何が違うの?

F-MV4420は、F-MV4300にペットとの暮らしに配慮した機能やデザインが追加された“特別仕様”のモデルです。

たとえば、ニオイをすばやく除去できる「スピード脱臭モード」や、風量切り替え時の音をなめらかに変化させる「シームレス風量切替機能」など、ペットが過ごしやすい工夫が盛り込まれています。

さらに、操作パネルやフィルターには肉球デザインがあしらわれており、見た目にも楽しめるのがF-MV4420ならではの魅力です。

F-MV4300とF-MV4420の価格差はどれくらい?

2025年6月時点では、パナソニック公式ストアにてF-MV4420の方が約4万円ほど高く販売されています。

ただし、時期やキャンペーンによって価格は変動するため、Amazonや楽天などのECサイトも含めて、こまめに最新価格をチェックするのがおすすめです。

電化製品はタイミングによって値段が大きく動くこともあるので、購入前には比較を忘れずに。

参考元:

F-MV4300とF-MV4420の色型番(WZ・SZなど)の違いは?

型番末尾の「WZ」「SZ」は、本体カラーを表しています。

  • F-MV4300は「マテリアルホワイト(WZ)」と「ステンレスシルバー(SZ)」の2色展開
  • F-MV4420は「マテリアルホワイト(WZ)」のみ

機能に違いはなく、選ぶ際はインテリアとの相性で選ぶのがよいでしょう。

F-MV4300とF-MV4420の電極ユニットは共通ですか?

はい、どちらの機種も共通の電極ユニット(型番:FKA4100016)を使用しています。

交換目安も共通で、約5年間交換不要とされています。

参考元(パナソニック公式FAQより)

※2025年6月時点の公式情報に基づいています。
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。

ペットとの暮らしに配慮したF-MV4420に対して、
「もっと広い空間でも対応できるモデルが欲しい」「除菌に特化したモデルがいい」
という方には、F-MV5400も検討の価値があります。
F-MV4420とF-MV5400の違いを徹底比較|集中クリーンモードとスピード脱臭の差とは?

F-MV4300をベースに、21畳対応&集中クリーンモードを追加した上位モデルです。
F-MV4300とF-MV5400の違いを徹底比較|対応畳数と集中クリーンモードの差を解説

\全モデルをまとめて比較したい方/
パナソニック ジアイーノの違いを徹底比較|5モデルの選び方と比較表まとめ

まとめ|F-MV4300とF-MV4420の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう

F-MV4300とF-MV4420は、基本スペックや構造には共通点が多く、どちらも18畳対応・加湿機能付きの空間除菌脱臭機です。

ただし、F-MV4420は「ペットエディション」という明確な違いがあります。

F-MV4300(スタンダードモデル)

  • 18畳まで対応の加湿機能つきの空間除菌脱臭機
  • ホワイトとシルバーの2色展開

他色の最安値もチェック!
楽天価格ナビ:Panasonic F-MV4300-SZ(ステンレスシルバー)

F-MV4420(ペットエディション)

  • 18畳まで対応の加湿機能つきの空間除菌脱臭機
  • スピード脱臭モードやシームレス風量切替など、ペットに特化した機能を追加
  • 操作パネルやフィルターに肉球デザイン入り
  • カラーはホワイトのみ

選ぶ基準は「ペットとの暮らしに特化した機能が必要かどうか?」という点に尽きます。

ご家庭のスタイルに合わせて、ぴったりのモデルを選んでみてくださいね。

参考元:

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「違い図鑑 編集部」は、商品やサービスの違いをわかりやすく比較し、最適な選び方をサポートする編集チームです。

コメント

コメントする

目次