今回は、パナソニックの電動歯ブラシ「EW-DP58」と「EW-DP38」の違いに注目してみましょう。
どちらも2025年発売の新シリーズ「ドルツプレミアム」に属していて、W音波振動や海外対応といった基本性能は共通ですが、モード数や付属品にしっかりとした違いがあります。
まずは、2モデルの主な違いをざっくりチェックしてみましょう。
共通点もしっかりチェック!
- どちらも新しい「W音波振動」を搭載(ヨコ振動+タタキ振動)
- 電動歯ブラシの振動数は同じ
- 海外・国内両用(AC100〜240V対応)
- Bluetoothは非搭載、ドルツアプリの対応範囲は同じ
- USB電源アダプターは別売り
こんなふうに、基本スペックは共通しているものの、ケアの選択肢や付属品の充実度に違いがあります。
この記事では、それぞれの違いをより詳しく掘り下げて、自分にぴったりの1本が選べるように丁寧に比較していきます。

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EW-DP58とEW-DP38の違いを比較|共通点の多い2機種を丁寧に整理
それではEW-DP58とEW-DP38の違いと共通点を詳しくみていきましょう。
どちらも同じ「ドルツプレミアム」シリーズのハイグレードモデルに位置づけられており、見た目や基本スペックもかなり近い2機種です。
まずは、性能面や仕様で共通しているポイントを整理しておきましょう。
EW-DP58とEW-DP38の共通点|基本性能・スペック・対応アプリは同等
EW-DP58とEW-DP38は、どちらも2025年に登場した「ドルツプレミアム」シリーズに属し、以下のように基本スペックはほぼ共通しています。
- 新しいW音波振動を搭載
- ヨコ方向のリニア音波振動と、タタキ方向のフロス音波振動を組み合わせた独自の磨き方式を採用。
- タタキ方向の動きは従来機(EW-DP58、EW-DP37など)の約12,000ストローク/分から、EW-DP58・DP38では約20,000ストローク/分へと強化されています。
- 電動歯ブラシとしての振動数も同じ
- 磨きの強さやリズムに差はなく、どちらを選んでも、同じレベルの歯垢除去力が期待できます。
- 海外・国内両用に対応
- AC100〜240V対応で、海外旅行や出張先でも変圧器なしで使用可能です。
- ドルツアプリの対応内容も同じ
- Bluetoothは非搭載ですが、専用の「ドルツアプリ」に一部対応しています(※磨きかた設定など)。
- USB電源アダプターは別売り
- どちらのモデルにもUSBアダプター(ES-RU1-01)は付属していません。
- コンセント充電をしたい場合は、別途購入が必要です。
このように、性能やスペック面では両モデルに大きな違いはありません。
次のセクションでは、「どんなモードが使えるか」「付属品がどう違うか」といったポイントに注目して比較していきます。
搭載モードの違い|EW-DP58はセンシティブモードを含む5モード
EW-DP58とEW-DP38は、どちらも「Wクリーンモード」「Wガムモード」「クリーンモード」「ソフトモード」の4モードを共通して搭載していますが、EW-DP58は追加で「センシティブモード」も搭載されています。
以下に、両モデルに搭載されている磨きモードと、それぞれの特徴をまとめました。
モード名 | 強さ調整 | 説明 |
---|---|---|
Wクリーン | 3段階 | 歯面や歯間・歯周ポケットなどの細かいすきままでパワフルに磨きたいとき |
Wガム | 3段階 | 歯ぐきへの刺激を抑えて歯面・歯間を磨きたいとき |
クリーン | ― | Wクリーンでは磨き感が強すぎるとき、歯周ポケットを中心にケアしたいとき |
ソフト | ― | 電動歯ブラシを初めて使う方、やさしい磨き感がお好みの方に |
センシティブ | ― | 歯ぐきに対して特にやさしく磨きたい方に(※EW-DP58にのみ搭載) |
EW-DP58とEW-DP38本体の実際のモード表示。
画像出典:パナソニック公式取扱説明書『EW-DP58・EW-DP38』より引用
付属品の違い|DP58は本体スタンドや携帯ケースも付属
EW-DP58とEW-DP38では、付属品の内容や点数に大きな違いがあります。
両モデルに共通して付属しているのは「USB充電スタンド」のみ。
それ以外の本体スタンド・ブラシスタンド・携帯ケースなどは、EW-DP58のみに付属しており、使用環境や収納・持ち運びの利便性を重視する方には、DP58のほうが使いやすい構成といえるでしょう。
以下は取扱説明書に掲載されている付属品構成図です。
EW-DP58に付属する本体スタンド・ブラシスタンド・携帯ケースなどの構成図。
画像出典:パナソニック公式取扱説明書『EW-DP58・EW-DP38』より引用
また、両モデルともUSB電源アダプター(品番:ES-RU1-01)は別売りのため、コンセントから充電を行いたい場合は別途用意が必要です。

付属ブラシの違い|DP58はトータルケアブラシも同梱
EW-DP58とEW-DP38では、付属するブラシの種類に違いがあります。
両モデルに共通して付属しているのは「歯間フィットブラシ」ですが、EW-DP58にはさらに「トータルケアブラシ」も同梱されています。
以下に、付属ブラシの違いを一覧で整理しました。
ブラシの種類 | EW-DP58 | EW-DP38 | 説明 |
---|---|---|---|
歯間フィットブラシ | 〇(付属) | 〇(付属) | 歯面はもちろん、歯間・奥歯の奥の汚れにもアプローチ |
トータルケアブラシ | 〇(付属) | ―(別売) | 1本で「歯ぐきケア・歯垢除去・ステインケア」に対応 ※すべてのステインが取りきれるわけではありません |
なお、EW-DP38にもトータルケアブラシの取り付けは可能です。
付属はしていませんが、別売品として購入すれば同様のケアが行えるため、「まずは最低限のブラシで試してみたい」という方にも柔軟に対応できる仕様です。

EW-DP58とEW-DP38の違いから見るおすすめの選び方
EW-DP58とEW-DP38は基本性能がほぼ共通しており、選ぶ際はモード数や付属品の違い、使い方に合うかどうかがポイントになります。
ここでは、それぞれの特徴をふまえて、自分に合った1本を選ぶヒントをご紹介します。
多機能+携帯性を重視するなら「EW-DP58」がおすすめ
EW-DP58は、磨きモードや付属品が充実した、使い勝手を重視したい方にぴったりの多機能モデルです。
上位モデルのEW-DT88は海外非対応のため、海外でも使いたい方にとってはDP58が実質的な最上位モデルとなります。
5つのモードを搭載しており、中でも「センシティブモード」は歯ぐきへのやさしさを重視する方にぴったり
モードの切り替えで好みに合わせたケアができるのも魅力です。
付属品も充実しており、USB充電スタンドに加えて、携帯ケース・本体スタンド・ブラシスタンドが同梱。
収納・設置・持ち運びまで考えられた構成は、旅行や出張先でも使いたい方にとって大きなメリットです。

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基本性能をお得に選ぶなら「EW-DP38」がおすすめ
EW-DP38は、「ドルツプレミアム」シリーズの中で、W音波振動などの基本性能はDP58と同等ながら、価格を抑えたハイグレードモデルです。
搭載モードは4つ、付属品も最小限の構成となっている分、手頃な価格でプレミアムラインを体験できるのが魅力。
特に、W音波振動(ヨコ振動+タタキ振動)を搭載したモデルの中では、パナソニック公式ストアで最も手頃な価格の選択肢となっており、「機能は十分」「必要なものだけでOK」という方にはぴったりのバランスです。
また、トータルケアブラシや携帯ケースなどの付属品は別売りで後から追加できるため、最初はシンプルに始めたい方や、コスパを重視したい方にもおすすめのモデルです。

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EW-DP58とEW-DP38の違いをスペック表で比較|サイズ・重量・充電時間などを一覧で確認
ここでは、EW-DP58とEW-DP38の本体仕様やサイズ・充電時間などの違いを、一覧表で比較してみましょう。
視覚的に整理することで、それぞれの特徴がより明確に見えてきます。
スペック比較表
型番 | EW-DP58 | EW-DP38 |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
カラー | ディープブルー(-A) | ホワイト(-W) |
パールホワイト(-W) | ブラック(-K) | |
モーブピンク(-P) | ー | |
Bluetooth®搭載 | ×(非搭載) | |
ドルツアプリ | 一部対応 | |
振動方式 | W音波振動 | |
振動数 | 【タタキ磨き】 約20,000ブラシストローク/分 【ヨコ磨き】 約31,000ブラシストローク/分 | |
対応モード | Wクリーンモード | |
Wガムモード | ||
クリーンモード | ||
ソフトモード | ||
センシティブモード | ー | |
機能 | 防水設計 IPX7 ※1 | |
海外両用 AC100~240V | ||
パワーコントロール | ||
モード記憶機能 | ||
充電催促機能 | ||
磨き時間お知らせタイマー | ||
押しつけ防止センサー | ||
USB充電 | ||
電源方式 | 充電式(AC100-240V 50-60Hz) | |
海外・国内両用 | 〇(対応)※2 | |
充電時間 | 約7時間 クイックチャージ6分間 | |
使用時間 | 約22日間(約90分) Wクリーンモード・Wガムケアモード時:約11日間(約45分) 6分間クイックチャージ時:約2分 | |
本体寸法 | 約 高さ23.3×幅2.4×奥行2.6cm ※3 | |
本体重量 | 約95g ※3 | |
付属ブラシ | ||
歯間フィットブラシ | 〇(付属) | 〇(付属) |
トータルケアブラシ | 〇(付属) | ×(なし)※4 |
付属品 | ||
USB充電スタンド | 〇(付属) | |
本体スタンド | 〇(付属) | ×(なし) |
USB電源アダプター | 別売り(品番:ES-RU1-01) | |
携帯ケース | 〇(付属) | ×(なし) |
ブラシスタンド | 〇(付属) | ×(なし) |
販売情報 | ||
発売日 | 2025年9月 | 2025年9月 |
公式価格 | 35,640円 | 26,730円 |
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※1 本体はIPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の侵入がない)検査をクリアしています。
※2 海外でご使用の場合には、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
※3 ブラシ含む
※4 別売り。取り付けは可能
EW-DP58とEW-DP38は取扱説明書も共通で、スペック面では非常に近いモデルです。
最後に、付属品やモードの違いを整理して、自分に合った1本を選んでみてください。
また、EW-DP58やDP38の旧モデルとのスペックの違いが気になる方は、以下の比較記事もあわせてご覧ください。
- EW-DP58とEW-DP57の違いを徹底比較|パナソニック電動歯ブラシ ドルツ後継モデルはどっちを選ぶ?
- EW-DP38とEW-DP37の違いを徹底比較|パナソニック電動歯ブラシ ドルツ後継モデルはどっちを選ぶ?
EW-DP58とEW-DP38に関するよくある質問【FAQ】
EW-DP58とEW-DP38を比較する中で、よくある疑問や気になる違いをQ&A形式でまとめました。
購入前に確認しておきたいポイントを中心に解説しています。
他のドルツシリーズとの違いも気になる方は、全モデルの特徴や違いを一覧で比較した以下の記事もぜひご覧ください:
👉 パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」シリーズの違いを比較|全6モデルの特徴と選び方ガイド
まとめ|EW-DP58とEW-DP38の違いを振り返って自分に合った1本を選ぼう
EW-DP58とEW-DP38は、どちらも「ドルツプレミアム」シリーズに属するハイグレードモデルで、W音波振動や海外対応などの基本性能は共通しています。
一方で、EW-DP58はモードや付属品が充実した多機能モデル、EW-DP38は内容を絞って価格を抑えたシンプルモデルという立ち位置に分かれています。
モード数やケアの選択肢を重視するなら「EW-DP58」

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必要な機能だけをお得に使いたいなら「EW-DP38」

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違いを比較しながら、自分のケアスタイルや使い方に合った1本を選んでみてください。
※本記事のスペックや価格情報は、2025年8月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「ドルツ プレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP58」
- Panasonic公式サイト「ドルツ プレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP38」
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