パナソニックのヒゲトリマー「ER2405P」と「ER-GB40」は、どちらもお風呂で使える充電式モデルで、長く愛されているロングセラー機種です。
一見すると似たような製品に見えますが、機能面に大きな違いがあります。
そのほかにも、刈れる長さやアタッチメントの調整幅、お手入れのしやすさなど、比較すべきポイントは多数。
この記事では、そんな2機種の違いをわかりやすく比較しながら、どちらが自分に合っているか?を判断できるよう丁寧に解説していきます。
パナソニックのヒゲトリマー全体を比較したい方は、主要モデルを一覧で比較した以下の記事も参考にしてみてください。
▶ パナソニック ヒゲトリマーの違いを徹底比較|主要モデルの特徴と選び方をわかりやすく解説!
ER2405PとER-GB40の主要な違いと共通点を整理して比較
パナソニックのヒゲトリマー「ER2405P」と「ER-GB40」は、どちらもヒゲ専用モデルで、IPX7基準の防水仕様。
お風呂での使用にも対応しています。
また、どちらも充電式でコードレス使用が可能です。
ただし、実際の使い勝手や機能面では大きな違いがあります。
たとえば、ER-GB40はウェットトリミングに対応しており、水や洗顔剤を使いながらヒゲを整えることが可能です。
一方、ER2405Pは公式サイトでは「お風呂で使える充電式」と記載がありますが、説明書には「ぬれたヒゲには使わないように」と注意書きがあるため、お風呂で使える恩恵が少ないモデルです。
「お風呂で使える充電式」の記載あり
画像出典:パナソニック公式サイト『ヒゲトリマー ER2405P』より引用
画像出典:パナソニック取扱説明書『ER2405P』より引用
このほかにも、以下のような違いがあります。
機能面の主な違いを表でまとめると、次のようになります:
比較ポイント | ER2405P | ER-GB40 |
---|---|---|
海外での使用 | 対応 | 非対応 |
刈れる長さの調整幅 | 3~15mm(3mm刻み) | 1~10mm(0.5mm刻み) |
ウォータースルー洗浄 | 非対応 | 対応 |
次のセクションでは、こうした違いをふまえて「どちらを選ぶべきか?」を目的別にわかりやすくご紹介します。
ER2405PとER-GB40の違いから見るおすすめの選び方
ER2405PとER-GB40は、ヒゲ専用という点では共通していますが、対応するシーンや細かい機能に明確な違いがあります。
「濡れたヒゲを刈りたい」「海外でも使える機種がいい」など、重視するポイントによって選ぶべきモデルは変わってきます。
ここでは、あなたの目的に合わせて、どちらがよりおすすめかを具体的にご紹介します。
ウェットトリミング対応の防水モデルが欲しいなら「ER-GB40」がおすすめ!
ヒゲをぬれた状態でケアしたいという方には、ER-GB40がぴったりです。
このモデルは、お風呂で水や洗顔剤をつけての「ウェットトリミング」に対応しており、洗顔の流れでヒゲも一緒に整えるといった時短ケアにも最適です。
画像出典:パナソニック公式サイト『ヒゲトリマー ER-GB40』より引用
刈れる長さは直刃のカットで約0.5mm、アタッチメントでのカットでは1~10mm(0.5mm刻みで調整可)となっており、短めスタイルをキープしたい方におすすめ。
さらに、刃を本体につけたまま水洗いできる「ウォータースルー洗浄」にも対応しており、お手入れのしやすさも魅力です。

お風呂&海外でも使えるヒゲトリマーが欲しいなら「ER2405P」がおすすめ!
ER2405Pは、パナソニックのヒゲトリマーの中で唯一、海外でも使えて、なおかつお風呂での使用にも対応しているモデルです。
ただし、取扱説明書には「ヒゲがぬれた状態では使用しないでください」との注意書きがあり、ウェットトリミングには対応していない点には注意が必要です。
刈れる長さは直刃のカットで約0.5mm、アタッチメントでのカットでは3~15mm(3mm刻みで調整可)となり、ER-GB40と比べて細かな調整はできませんが長めにヒゲを残せるのもポイントです。

ER2405PとER-GB40のスペック比較表|サイズや重さ・充電時間の違いをチェック!
ここでは、ER2405PとER-GB40の詳しいスペックを一覧で比較します。
本体サイズや重量、充電時間など、これまで紹介していない細かな違いにも注目して、より自分に合ったモデルを見極めましょう。
型番 | ER2405P | ER-GB40 | |||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | |||
発売日 | 2008年11月 | 2013年4月 | |||
使える場所 | ヒゲ | ||||
刈れる長さ | 約0.5mm、3~15mm | 約0.5mm~10mm | |||
直刃のカット | 約0.5mm | 約0.5mm | |||
アタッチメントでのカット | 3~15mm | 1~10mm | |||
アタッチメントの調節幅 | 3mm刻み | 0.5mm刻み | |||
付属アタッチメント | 刈り高さアタッチメント | ||||
電源方式 | 充電式 | ||||
充電しながら使えるか? | × | ||||
本体水洗い | ○ ※1 | ||||
お風呂で使える | ○ | ||||
ウォータースルー洗浄 | × | ○ | |||
充電時間 | 約8時間 | 約12時間 | |||
使用時間 | 1回のフル充電で約50分間 | 1回のフル充電で約45分間 | |||
電源・電圧 | AC100~240V(自動電圧切替付) | AC100V | |||
海外での使用 | ○ | × | |||
消費電力 | 約2W(充電時) | 約0.5W(充電時) | |||
本体寸法 | 高さ14.9×幅4.3×奥行3.4cm | 高さ16.9×幅4.7×奥行4.6cm | |||
本体重量 | 約126g(アタッチメント含む) | 約140g(アタッチメント含まず) | |||
生産国 | 中国 | ||||
替刃 | ER9606 | ||||
公式ストア価格 | 6,060円 | 8,091円 | |||
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る | |||
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
※1 IPX7基準:水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない検査をクリア
本記事のスペックや価格情報は、2025年6月5日時点の公式情報に基づいています。
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
ER-GB40は、充電時間が約12時間とやや長めです。
一方、ER2405Pの充電時間は約8時間で、少し短めに設定されています。
どちらのモデルも使用時間は約45〜50分程度で、日常使いに大きな差はないものの、充電にかかる時間は事前に確認しておくと安心です。
FAQ|ER2405PとER-GB40のよくある質問
ER2405PとER-GB40を比較するうえで、よくある疑問や気になるポイントをまとめました。
「実際にお風呂でどう使えるの?」「替刃は共通なの?」といった細かな疑問を解消して、自分に合ったモデル選びの参考にしてください。
まとめ|ER2405PとER-GB40の違いを整理して自分に合ったモデルを選ぼう
ER2405PとER-GB40は、どちらも長年愛されてきた人気モデルです。
どちらも本体防水仕様で、お風呂で使える充電式モデルですが、機能性に明確な違いがあります。
どちらのモデルもお風呂対応ですが、「濡れた状態で使えるかどうか」や「刈れる長さの調整幅」など、細かな違いも比較することで、より納得のいく選択ができるはずです。
自分のヒゲスタイルや使用環境に合ったモデルを選んで、毎日のヒゲケアをもっと快適にしていきましょう。


他のモデルとの違いも含めて全体を比較したい方は、以下のまとめ記事もぜひご覧ください。
▶ パナソニック ヒゲトリマーの違いを徹底比較|主要モデルの特徴と選び方をわかりやすく解説!
参考元:
- パナソニック公式サイト:ヒゲトリマー ER2405P
- パナソニック公式サイト:ヒゲトリマー ER-GB40
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