停電や防災対策はもちろん、キャンプやアウトドアでも活躍するパナソニックの強力LEDランタン。
中でも「BF-BL40K-W」と「BF-BL45M-W」は、パナソニックの乾電池式ライトにおいて明るさNo.1を誇る人気モデルです。
どちらもランタンと懐中電灯の2WAY仕様ですが、搭載機能には大きな違いがあります。
この記事では両モデルの違いと共通点を整理し、どちらを選ぶべきか迷っている方にわかりやすく解説します。


BF-BL40K-WとBF-BL45M-Wの違いを比較|明るさ調整や便利機能に注目
それでは、BF-BL40KとBF-BL45Mの違いを詳しく見ていきましょう。
まずは両モデルの主な違いを、比較表で整理しました。
スペックの概要を確認したうえで、このあと各機能をさらに掘り下げて解説していきます。
BF-BL40KとBF-BL45Mの主な違いを一覧で比較
製品型番 | BF-BL40K-W | BF-BL45M-W |
---|---|---|
明るさ調整 | 4段階 | 無段階調光 |
ライトの色 | 1色 | 3色 |
USB入出力 | 非対応 | 対応 |
停電時自動点灯 | 非対応 | 対応 |
点灯状態メモリー | 非対応 | 対応 |
電池の個別検出 | 非対応 | 対応 |
付属品 | Panasonic 乾電池エボルタNEO | なし |
比較表で全体像をつかんだら、続いてそれぞれの機能差を順番にチェックし、どのようなシーンでどちらが活躍するのかを詳しく見ていきましょう。
BF-BL40KとBF-BL45Mの明るさ調整とライトカラーの違い
BF-BL40Kは4段階の明るさ調整に対応しており、シーンに合わせて光量を簡単に切り替えることができます。
防災用からアウトドアまで、必要な明るさをすぐに設定できるシンプルな設計です。
BF-BL40Kは4段階の光量調整に対応し、用途に合わせて切り替えられます。
画像出典:パナソニック公式サイト「強力ランタン(でかランタン)」より引用
一方、BF-BL45Mはランタン上部のタッチセンサーを長押しすることで無段階調光が可能です。
好みの明るさを細かく調整できるため、夜間の読書やリラックス空間づくりにも便利です。
動画で無段階調光の操作方法が確認できます
BF-BL45Mは、ライトカラーを3色(白色・電球色・全灯色)に切り替える機能も搭載。
作業時には白色、リラックスタイムには電球色、広範囲照明には全灯色と、シーンに応じた使い分けが可能です。
BF-BL45MはLEDを白色・電球色・全灯色の3色に切り替え可能で、雰囲気に合わせた照明が楽しめます。
画像出典:パナソニック公式サイト「強力ランタン(でかランタン)」より引用
BF-BL40Kは白色のみのシンプルな仕様です。
USB給電・モバイルバッテリー機能の有無
BF-BL40KにはUSB関連の機能は搭載されていませんが、BF-BL45MはUSB給電とモバイルバッテリー機能を兼ね備えています。
- USB給電機能
- コンセントやパソコンからUSBケーブルで給電し、乾電池を使わずにランタンを点灯可能。
- モバイルバッテリー機能
- 緊急時にはスマートフォンなどへの充電にも対応。停電時でも役立ちます。
これにより、BF-BL45Mは非常時はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも頼れる電源として活躍します。
モバイルバッテリー機能のポイント
- エボルタNEO単1形×3本で、電池容量2700mAhクラスのスマートフォンなら約1.5回の充電が可能。
- ランタンの点灯とUSB出力を同時に行うときは、USB出力を優先するため、ランタンの最大の明るさが制限されます。
停電時自動点灯や点灯メモリーなど便利機能の違い
BF-BL40Kには、停電検知や点灯メモリーといった高度な機能はありません。
一方のBF-BL45Mには、停電時自動点灯機能と点灯状態メモリーが搭載されています。
- 停電時自動点灯機能
BF-BL45Mをコンセントに接続しておくと、停電を検知した際に自動でランタンが点灯します。
夜間の停電でも周囲がすぐに明るくなるため便利です。 - 点灯状態メモリー
消灯前の明るさやカラー設定を記憶し、次回点灯時に同じ状態で使える便利な機能です。
毎回設定し直す必要がなく、日常使いでも快適です。
これらの便利機能により、BF-BL45Mは停電対策を重視する人にも適したモデルといえます。
BF-BL45Mは停電時に自動で点灯し、暗闇でもすぐに明かりを確保できます。
画像出典:パナソニック公式サイト「強力ランタン(でかランタン)」より引用
付属品と電池検出機能の違い
BF-BL40Kには、付属品としてパナソニックの乾電池エボルタNEO(単1形×3本)が同梱されています。
購入後すぐに使用できる点が魅力です。
一方、BF-BL45Mには乾電池は付属していませんが、個別検出機能を搭載しています。
この機能により、容量・種類・銘柄の異なる乾電池を混ぜて使用できます。
USB出力機能付の本機(BF-BL45M)は、個別検出機能(電池の状態を個別に判別する機能)により、容量・種類・銘柄の違う電池を混ぜてご使用できます。
ただし、3本のうち1本でも電池の寿命がくると本機が停止するため、使用時間が短くなることがあります。
他の機器でご使用いただく場合、電池の混合使用はお控えください。出典:パナソニック公式サイト「強力ランタン(でかランタン)」より引用
このように、BF-BL45Mは非常時に手元の乾電池を組み合わせて使えることが大きな利点です。
ただし、パナソニック公式の説明にもある通り、電池を混ぜた場合は使用時間が短くなる可能性もあるため注意が必要です。
パナソニックの純正乾電池

共通点|高輝度800lm・2WAY仕様・長時間使用・防滴対応
BF-BL40KとBF-BL45Mは、異なる特徴を持ちながらも明るさや電池寿命などに共通点もあります。
BF-BL40KとBF-BL45Mの共通点
- 最大800ルーメンの高輝度
- パナソニック乾電池式LEDライトにおいてNo.1の明るさで、広範囲をしっかり照らします。
- ランタン&懐中電灯の2WAY仕様
- 1台で2通りの使い方ができ、防災からアウトドアまで幅広く活躍します。
- 使用電池は単1形電池3本
- 電池寿命は最長約62日間(約1500時間)
- 明るさを最小にしてエボルタNEOを使用した場合。
- 最大時の明るさでは連続約8時間使用可能
- 停電時やキャンプ、懐中電灯としても十分な照明時間を確保できます。
- IPX2の防滴対応
- 屋外でも使え、急な雨にも対応します。
これらの共通性能により、どちらのモデルも防災からアウトドアまで幅広く活躍できるランタンといえるでしょう。
BF-BL40K-WとBF-BL45M-Wの違いから見るおすすめの選び方
それでは、BF-BL40KとBF-BL45Mの違いを踏まえて、用途に合わせたおすすめモデルを紹介します。
自分にぴったりの1台を見つける参考にしてください。
シンプルで扱いやすい高輝度LEDランタンが欲しいなら「BF-BL40K-W」
BF-BL40Kは、必要な機能だけを備えたシンプルな高輝度LEDモデルです。
4段階の明るさ調整と白色LEDのクリアな光で、防災からアウトドアまで幅広く使えます。
さらに、購入してすぐに使えるよう乾電池エボルタNEO(単1形×3本)が付属しているのもポイントです。
扱いやすく明るい強力LEDランタンを求める方にぴったりの1台です。

停電対策や多機能性を重視するなら「BF-BL45M-W」
BF-BL45Mは、多機能性に優れたパナソニックの上位モデルの強力LEDランタンです。
無段階調光や3色のライトカラー切替に加え、USB給電・モバイルバッテリー機能も搭載。
さらに、停電時には自動で点灯する機能や、前回の設定を再現する点灯メモリーも備わっています。
容量や種類の異なる乾電池を混ぜて使える個別検出機能もあり、非常時でも手持ちの電池を活用できる点も魅力です。
1台でさまざまな状況に対応したい方におすすめのモデルです。

BF-BL40K-WとBF-BL45M-Wの違いをスペック表で比較|明るさ・使用時間・サイズなど
ここでは、BF-BL40KとBF-BL45Mのサイズ・重量・付属品などを含むスペックを一覧で比較します。
サイズは同じですが、重さには多少の違いがあります。
また、搭載されているLEDの種類も違います。
スペック比較表
型番 | BF-BL40K-W | BF-BL45M-W |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
調光機能 | 4段階(明るさ1~4) | 無段階(最小1~最大800lm) |
仕様光源 | ワイドパワー白色LED | ワイドパワー白色LED |
ワイドパワー電球色LED | ||
点灯色 | 白色 | 白色 |
電球色 | ||
全灯色 | ||
外形寸法 | 幅160 × 奥行110 × 高さ175 mm | |
本体重量 | 約780g ※1 | 約800g ※1 |
防水 | 防滴形 | |
防滴構造 | IPX2 | |
使用電池 | 単1形電池3個 | |
付属品 | 乾電池エボルタNEO付 | なし |
その他 | ー | USB入力端子:USB Type C型 USB出力端子:USB Type A型 |
公式ストア価格 | 5,480円 | 6,800円 |
楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
※1 乾電池エボルタNEO 3個含む
本記事のスペックや価格(税込み)は、2025年7月時点の公式の公開情報を元にしています。
販売状況や仕様は変更により異なる場合がありますので、最新情報は公式サイト等をご確認ください。
続いて明るさの比較表になります。
明るさ比較表
型番 | BF-BL40K-W | BF-BL45M-W | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
点灯色 | 白色 | 白色・電球色 | 全灯色 | |||||
明るさレベル | 明るさ1 | 明るさ2 | 明るさ3 | 明るさ4 | 最小 | 最大 | 最小 | 最大 |
光束(lm) | 4 | 60 | 200 | 800 | 1 | 400 | 2 | 800 |
照度(lx) | 1 | 18 | 70 | 200 | 0.3 | 100 | 0.5 | 200 |
BF-BL40KとBF-BL45Mの明るさを比較すると、最大800ルーメンと両モデルとも高輝度ですが、調光方式や最小の光束に差があります。
BF-BL40Kは4段階調光、BF-BL45Mは無段階調光でより細かく明るさの調整が可能です。
最後に電池寿命(連続使用時間)の比較表になります。
電池寿命比較表
型番 | BF-BL40K-W | BF-BL45M-W | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
点灯色 | 白色 | 白色・電球色 | 全灯色 | |||||
明るさ | 明るさ1 | 明るさ2 | 明るさ3 | 明るさ4 | 最小 | 最大 | 最小 | 最大 |
エボルタNEO | 約1500時間 | 約130時間 | 約33時間 | 約8時間 | 約1500時間 | 約16時間 | 約1000時間 | 約8時間 |
エボルタ | 約1350時間 | 約115時間 | 約30時間 | 約7時間 | 約1350時間 | 約14時間 | 約900時間 | 約7時間 |
アルカリ | 約1100時間 | 約95時間 | 約23時間 | 約6時間 | 約1100時間 | 約12時間 | 約700時間 | 約6時間 |
BF-BL40KとBF-BL45Mの電池寿命を比較すると、どちらもパナソニックのエボルタNEO使用時で最長約1500時間と長寿命です。
ただし、BF-BL45Mはライトカラーや明るさ設定によって消費が変わる点に注意が必要です。
エボルタNEOと普通の乾電池では使用時間に大きな差がでます。
両モデルを使用する際はエボルタNEOの使用がおすすめです。

BF-BL40K-WとBF-BL45M-Wの違いに関するよくある質問【FAQ】
BF-BL40KとBF-BL45Mについて、購入前に気になる疑問をQ&A形式で整理しました。
機能や防水性能、スマートフォンのUSB充電の目安なども含めて解説しているので、選ぶ際の参考にしてください。
まとめ|BF-BL40K-WとBF-BL45M-Wの違いを整理して用途に合った1台を選ぼう
BF-BL40KとBF-BL45Mは、どちらもパナソニックの強力LEDランタンとして防災・アウトドアで高い性能を発揮しますが、機能面には大きな違いがあります。
用途別に選ぶなら、手軽で明るい強力LEDランタンを探しているならBF-BL40Kがおすすめです。

停電対策や多機能性を求めるならBF-BL45Mがおすすめです。

どちらもパナソニックの乾電池式ライトとしては明るさNo.1のモデルですので、用途に合わせて最適な1台を選んでください。
参考元:
- パナソニック公式サイト:乾電池エボルタNEO付き強力ランタン(でかランタン)BF-BL40K
- パナソニック公式サイト:多機能強力ランタン(多機能でかランタン)BF-BL45M
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