パナソニックのエネループ対応充電器「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」は、どちらも単3形・単4形のニッケル水素電池(エネループ/充電式エボルタ)に対応した急速充電タイプのモデルです。
結論からいうと、両モデルの主な違いは同時に充電できる本数・充電スピード・モバイルバッテリー機能の3点です。
「BQ-CC85」は単3形2本までの充電でシリーズ最速クラス。
最大4本までの充電に対応しています。
一方の「BQ-CCA3」は単4形や単3形3本以上の充電スピードではBQ-CC85を上回るモデルで、最大8本まで同時に充電できます。
さらにモバイルバッテリー機能を搭載し、USB出力でスマートフォンも充電可能です。
結論:どちらを選ぶべき?
単3形2本までを短時間で充電したいなら「BQ-CC85」
単4形や単3形3本以上を充電することが多く、非常時のスマホ充電も重視するなら「BQ-CCA3」
この記事では、BQ-CC85とBQ-CCA3の違いを比較し、それぞれの特徴・共通点・おすすめの選び方を詳しく解説します。
BQ-CC85とBQ-CCA3の違いを比較|共通点も整理して解説
それでは「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の違いと共通点を詳しく見ていきましょう。
どちらもパナソニックの急速充電タイプに属するモデルで、単3形・単4形のニッケル水素電池(エネループ/充電式エボルタ)に対応しています。
ただし、同時充電できる本数・充電スピード・モバイルバッテリー機能の3点に明確な差があります。
ここでは、それぞれの特徴と性能の違いをわかりやすく整理して解説します。
同時に充電できる本数を比較|BQ-CC85は4本・BQ-CCA3は8本まで対応
「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の機能面の大きな違いのひとつは「一度に充電できる本数」です。
BQ-CC85は単3形・単4形を最大4本まで、BQ-CCA3は最大8本まで同時に充電できます。
パナソニックの充電器の中で、最大8本を同時に充電できる急速充電タイプはBQ-CCA3のみ。
なお、両モデルとも電池の組み合わせは自由となっています。
画像出典:パナソニック公式サイト『BQ-CC85 取扱説明書』より引用 画像出典:パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 取扱説明書』より引用
急速充電スピードを比較|少数充電はBQ-CC85・複数充電はBQ-CCA3
「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の2つ目の違いは「充電スピード」です。
パナソニックの定義では、どちらも急速充電対応モデルに属しますが、充電する本数によって最適なモデルが異なります。
急速充電:充電器本体に充電可能本数の電池(単3スタンダードモデル2000mAhクラス)を全て装填して満充電となる時間が5時間以内のもの、加えて充電本数が5本以上の場合には倍速モード付のものを「急速」とします。
出典:パナソニック公式サイト『充電器 比較表PDF』より引用
BQ-CC85は少ない本数を最速で充電できるモデル
単3形充電池2本までの充電なら、BQ-CC85はパナソニック充電器の中でも最速クラスの充電スピードです。
ただし、3本以上の充電ではBQ-CCA3の方が速くなります。
以下は、パナソニック公式が公開している、単3形エネループを充電した際の目安時間です。
単3形エネループの充電時間の目安
| 型番 | 充電本数 | プロ | 標準 | ライト |
|---|---|---|---|---|
| BQ-CC85 | 1〜2本 | 約2時間 | 約1時間30分 | 約45分 |
| 3〜4本 | 約4時間 | 約3時間 | 約1時間30分 | |
| BQ-CCA3 | 1〜4本 | 約3時間 | 約2時間30分 | 約1時間15分 |
BQ-CCA3は複数本をまとめて効率よく充電できるモデル
上記の通り、単3形を3本以上同時に充電する場合は、BQ-CCA3の方が効率的です。
また、単4形の場合も2本までの充電ではBQ-CC85とほぼ同等ですが、3本以上ではBQ-CCA3の方が短時間で充電できます。
単4形エネループの充電時間の目安
| 型番 | 充電本数 | プロ | 標準 | ライト |
|---|---|---|---|---|
| BQ-CC85 | 1〜2本 | 約2時間 | 約1時間30分 | 約1時間15分 |
| 3〜4本 | 約4時間 | 約3時間 | 約2時間30分 | |
| BQ-CCA3 | 1〜4本 | 約1時間45分 | 約1時間30分 | 約1時間15分 |
つまり、充電スピード重視で選ぶなら
- 2本までの少数充電なら「BQ-CC85」
- 複数本をまとめて充電するなら「BQ-CCA3」
といった形になります。
電池の使用本数に合わせて選ぶことで、より短時間でムダのない充電が可能になります。
モバイルバッテリー機能を比較|BQ-CCA3はUSB出力に対応
「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の3つ目の違いは、モバイルバッテリー機能です。
BQ-CCA3は充電器本体にUSB出力端子を搭載しており、スマートフォンを約1回充電可能です。
(満充電した単3形エネループ・スタンダードモデル8本を使用した場合の目安)
さらに特徴的なのが、USB出力時に乾電池と充電池を混ぜて使用できる点です。
停電時など、手元にある電池を組み合わせて使えるため、非常用電源としても活躍します。
画像出典:パナソニック公式サイト『BQ-CCA3 製品ページ』より引用
一方、BQ-CC85にはUSB出力機能(モバイルバッテリー機能)は搭載されていません。
BQ-CC85とBQ-CCA3の共通点|どちらもエネループ対応の急速充電器
「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」には共通するポイントも多くあります。
主な共通点
- 単3形・単4形のニッケル水素電池(エネループ/充電式エボルタ)に対応
- 急速充電タイプ
- AC電源式(コンセントから直接充電可能)
- 海外電圧対応(100〜240V対応)で海外旅行にも対応
- 7種類すべてのセンシング機能を搭載(過充電防止・劣化診断・自動診断など)
どちらのモデルも、電池1本ごとに状態を検知して充電を制御する仕組みで、過充電や誤充電を防ぐ設計となっています。
センシング機能とは?
「センシング機能」とは、センサーで1本ずつ電池の状態を検知し、電池ごとに最適な電流で充電を行う仕組みのことです。
各モデルに搭載されているセンシング機能の詳細は、以下のFAQで紹介しています。
👉 FAQ:BQ-CC85とBQ-CCA3に搭載しているセンシング機能の詳細は?
BQ-CC85とBQ-CCA3の違いから見るおすすめの選び方
ここまで紹介したように、BQ-CC85は「少数本を最速で」、BQ-CCA3は「複数本を効率よく」充電できる設計です。
どちらも急速充電タイプですが、使うシーンや電池の本数によっておすすめのモデルが変わります。
それぞれの違いと特徴を踏まえて、どんな人に向いているかを見ていきましょう。
少ない本数を素早く充電したいなら「BQ-CC85」がおすすめ
BQ-CC85は、単3形2本を約1時間30分で充電できる、シリーズ最速クラスの急速充電モデルです。
本体は約120gと軽量で、コンセントに直接挿して使えるシンプル構造。
さらに海外電圧(AC100〜240V)にも対応しており、旅行や出張時にも便利です。
また、7種類すべてのセンシング機能を搭載しており、過充電や誤充電を防ぐ設計。
パナソニック公式でも「高スペック急速充電モデル」として紹介されています。
画像出典:パナソニック公式サイト『BQ-CC85 製品ページ』より引用
少ない本数をこまめに充電する方にぴったりのモデルです。
BQ-CC85と同じ充電スピードでAmazon限定モデルの「BQ-CC73AM-K」というモデルもあります。
違いを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
👉 BQ-CC73AM-KとBQ-CC85の違いを徹底比較|急速充電器はAmazon限定とどっちを選ぶ?
まとめて複数本充電したいなら「BQ-CCA3」がおすすめ
BQ-CCA3は、単3形・単4形をあわせて、最大8本まで同時に充電できるモデルです。
単3形のエネループを1〜4本充電した場合は約2時間30分、5〜8本でも約5時間で充電完了。
3本以上の充電では、現行シリーズ中でも最速クラスのスピードを誇ります。
さらにモバイルバッテリー機能を搭載しており、停電時や屋外でもスマートフォンを約1回分充電可能です。
モバイルバッテリーとして使用する際は、乾電池と充電池を混ぜて使える設計で、非常用電源としても心強い1台。
「まとめて充電したい」「非常時にも備えたい」といった方におすすめのモデルです。
モバイルバッテリー機能が不要な場合、BQ-CCA3と同じく最大8本の充電に対応していて、バッテリー機能がない「BQ-CC63」というモデルもあります。
両モデルの違いの詳細は、以下の記事をご覧ください。
👉 BQ-CCA3とBQ-CC63の違いを徹底比較|急速充電・モバイルバッテリー・充電時間も解説【パナソニック充電器】
BQ-CC85とBQ-CCA3の違いをスペック表で比較|充電スピード・同時充電本数・機能など
ここでは「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」のスペックや充電時間を、パナソニックの公式データをもとに比較しています。
主な仕様・センシング機能・対応電池・充電時間などを一覧で整理しているので、それぞれの表から両モデルの違いを確認してください。
BQ-CC85とBQ-CCA3のスペック比較表
「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の主な仕様を一覧でまとめています。
デザインや発売時期を含め、性能面の違いを表で確認してください。
スペック比較表
| 型番 | BQ-CC85 | BQ-CCA3 |
|---|---|---|
| デザイン | ||
| 入力電源 | AC | |
| 充電速度 | 急速充電 | |
| 対応電池 | ||
| エネループ | 対応 | |
| 充電式エボルタ | 対応 | |
| 同時充電可能本数 | 単3形1~4本 | 単3形1~8本 |
| 単4形1~4本 | 単4形1~8本 | |
| 合計4本まで | 合計8本まで | |
| センシング機能 | ||
| 予備充電機能※1 | 〇(対応) | |
| 残量チェック機能※2 | 〇(対応) | |
| 買い替え目安診断機能※3 | 〇(対応) | |
| スマートチャージ機能※4 | 〇(対応) | |
| クイック自動診断機能 | 〇(対応) | |
| つぎ足し充電機能 | 〇(対応) | |
| 乾電池充電防止機能 | 〇(対応) | |
| 仕様 | ||
| 独立充電表示 | 〇(対応) | |
| LED搭載個数・色 | 4個・3色 | 8個・3色 |
| 入力 | AC 100-240V | |
| 海外電圧対応※5 | 〇(対応) | |
| USB出力機能(モバイルバッテリー機能) | ─(なし) | 〇(対応) |
| スマートフォン充電可能回数 | ─(なし) | 約1回分※7 |
| 充電器サイズ(幅×厚さ×長さ) | 約68×28×120mm | 約150×132×32mm |
| 充電器重さ | 約120g | 約330g |
| 付属品 | ─ | 電源コード(長さ 約1.5m) |
| 販売情報 | ||
| 発売日 | 2018年9月 | 2022年4月 |
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※1 電池の状態、使用環境、周囲温度によっては、 電池の状態を改善できない場合があります。
※2 充電進行状態(電池残量)のLED色変化は目安であり、電池の状態、充電環境によって、LED表示色の切り替わりタイミングが前後することがあります。
※3 使用環境、周囲温度によっては、正しく診断できない場合があります。
※4 使用環境、周囲温度によって充電時間は異なります。電池の状態によってはスマートチャージ機能が働かない場合があります。
※5 海外でご使用の場合は、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
※7 満充電したエネループ・スタンダードモデル8本を使い、内蔵電池3.7V約2700mAhのスマートフォンに充電した場合の目安。使用状況や周囲温度によって変化します。
BQ-CC85とBQ-CCA3の充電時間比較表
続いて、両モデルの充電時間を比較した表です。
単3形・単4形のエネループ/充電式エボルタそれぞれの充電時間を一覧でまとめています。
単3形2本までの充電ではBQ-CC85が速く、それ以上の本数ではBQ-CCA3のほうが効率的です。
充電時間比較表
| 型番 | BQ-CC85 | BQ-CCA3 | ||
|---|---|---|---|---|
| 充電本数 | 1~2本 | 3~4本 | 1~4本 | 5~8本 |
| 単3形 | ||||
| エネループ(プロ) | 約2時間 | 約4時間 | 約3時間 | 約6時間 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||||
| エネループ(標準) | 約1時間30分 | 約3時間 | 約2時間30分 | 約5時間 |
| エボルタ(スタンダード) | ||||
| エネループ(ライト) | 約45分 | 約1時間30分 | 約1時間15分 | 約2時間30分 |
| エボルタ(ライト) | ||||
| 単4形 | ||||
| エネループ(プロ) | 約2時間 | 約4時間 | 約1時間45分 | 約3時間30分 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||||
| エネループ(標準) | 約1時間30分 | 約3時間 | 約1時間30分 | 約3時間 |
| エボルタ(スタンダード) | ||||
| エネループ(ライト) | 約1時間15分 | 約2時間30分 | 約1時間15分 | 約2時間30分 |
| エボルタ(ライト) | ||||
BQ-CC85とBQ-CCA3の違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、「BQ-CC85」と「BQ-CCA3」の機能の違いや使い方に関して、疑問になりやすいポイントをまとめました。
センシング機能や対応電池、海外での使用可否、セット販売モデルなど、購入前に気になるポイントをQ&A形式で解説します。
パナソニックのエネループ充電器をまとめて比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
現行モデルの一覧や選び方のポイントを、タイプ別にわかりやすく解説しています。
👉 パナソニック エネループ充電器の違いを徹底比較|現行モデル一覧と選び方ガイド
まとめ|BQ-CC85とBQ-CCA3の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
BQ-CC85とBQ-CCA3の違いは「同時充電本数」「充電スピード」「モバイルバッテリー機能」の3点です。
- 同時充電本数:BQ-CC85は最大4本、BQ-CCA3は最大8本まで対応
- 充電スピード:単3形2本まではBQ-CC85が最速、3本以上はBQ-CCA3が速い
- モバイルバッテリー機能:BQ-CCA3のみUSB出力対応で、非常時のスマホ充電にも使える
どちらも急速充電タイプで、エネループ・充電式エボルタ対応、7種類のセンシング機能を搭載しています。
BQ-CC85
「少ない本数を最速で充電したい人」におすすめ
BQ-CCA3
「複数本をまとめて充電したい・非常用電源としても使いたい人」におすすめ
この記事で紹介した比較を参考に、自分の使用スタイルにぴったりの1台を選んでください。
本記事の内容は、パナソニック公式サイトおよび各モデルの取扱説明書の情報に基づいて作成しています。
また、本記事は情報提供を目的としており、購入の推奨を意図するものではありません。
掲載している性能・仕様・価格は、本記事更新時点(2025年11月)の情報であり、実際の内容はメーカーの更新により変更される場合があります。
また、性能や充電時間は使用環境や電池の状態によって変動する場合があります。
最新の情報は、パナソニック公式サイトまたは販売ページにてご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用急速充電器 BQ-CC85」
- Panasonic公式サイト「USB出力付8本急速充電器 BQ-CCA3」







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