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F-PX70CとF-PX60Cの違いを徹底比較|どっちを選ぶ?汚れ対策・ニオイ対策の違い

パナソニック空気清浄機F-PX70CとF-PX60Cの違いを比較|汚れ特化モデルとニオイ対応モデル

空気清浄機を選ぶときに迷いやすいのが、「空気の汚れ対策を重視するか」「ニオイ対策も取り入れるか」というポイントです。

今回比較する パナソニックの空気清浄機「F-PX70C」と「F-PX60C」 は、どちらもナノイーを搭載し花粉やハウスダストに対応していますが、モデルごとに強みが異なります。

各モデルの特徴

  • F-PX70Cはスリム設計で花粉や空気中の汚れに特化
  • F-PX60Cは脱臭フィルターを搭載し、ニオイ対策もカバー

どちらも同じ日に発売予定で、型落ちや後継機の関係ではありません。

この記事では両モデルの違いと共通点を整理し、「どちらを選ぶべきか」を分かりやすく解説します。

目次

F-PX70CとF-PX60Cの違いを比較|共通点も整理して解説

パナソニックの空気清浄機「F-PX70C」と「F-PX60C」は、同じタイミングで発売のモデルですが、重視しているポイントが大きく異なります。

F-PX70C:

空気中の汚れ対策に特化したスリムモデル。

脱臭フィルターを省き、花粉やハウスダストなどの微細な汚れをしっかり除去することに重点を置いています。

花粉などの集じん量は2023年発売のF-VXW70と比べて約15%アップ

比較対象の加湿ありモデル(F-VXW70)との違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
👉 F-PX70CとF-VXW70の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?ナノイーX・加湿・センサー性能の違い

本体幅はわずか12.5cmで、幅16.5cmの隙間があれば設置可能。

設置制約スペースはF-VXW70の約1/3と省スペースです。

F-PX60C:

空気中の汚れに加えてニオイ対策も可能なシンプルモデル。

花粉・ハウスダスト対策に加え、脱臭フィルターを搭載し、タバコ臭やペット臭などの生活臭を抑える設計です。

また、対応できる部屋の広さにも違いがあります。

  • F-PX70Cは最大31畳(51㎡)まで対応
  • F-PX60Cは最大27畳(45㎡)まで対応

どちらもナノイー技術を搭載しており、目に見えない花粉やハウスダスト、付着臭に作用します。

ただし、ナノイーの種類と発生量は異なります。

  • F-PX70Cは「ナノイーX(約9.6兆個)」を搭載
  • F-PX60Cは「ナノイー(約4,800億個)」を搭載

※ナノイーの種類や数による違いは「F-PX70CとF-PX60Cの違いに関するよくある質問【FAQ】」で整理しています。

一方で共通点もあり、加湿機能はどちらも非搭載

検知できる空気中の汚れの種類やセンサー性能は同等です。

F-PX70CとF-PX60Cの違いから見るおすすめの選び方

F-PX70CとF-PX60Cの違いをふまえておすすめの選び方を考えた場合、対応畳数はどちらも十分な広さがあります。

そのため「空気中の汚れのケアをより強化したいならF-PX70C」「ニオイもカバーしたいならF-PX60C」 と考えるのがシンプルな選び方の基準になります。

空気中の汚れのケアを重視するなら「F-PX70C」

F-PX70Cは、脱臭フィルターを省いたモデルで、花粉やハウスダストといった空気中の汚れに特化しています。

花粉などの集じん量はF-VXW70比で約15%アップしており、最大31畳(51㎡)まで対応可能。

さらに、本体幅12.5cmというスリム設計で、16.5cmの隙間があれば設置できる省スペース性も魅力です。

「とにかく花粉やホコリ対策を強化したい」「広めの部屋でも使いたい」「設置スペースに余裕がない」という人に向いています。

空気中のニオイもケアしたいなら「F-PX60C」

F-PX60Cは、花粉・ハウスダスト対策に加えて脱臭フィルターを搭載しているのが特徴です。

タバコ臭やペット臭などの生活臭を吸着できるため、空気中のニオイケアにも適しています。

対応畳数も27畳(45㎡)までと広いので、リビングなど家族が集まる場所にもおすすめ。

「空気の汚れとニオイをバランス良くケアしたい」という人に向いています。

なお、F-PX60CはF-PXY60の後継モデルにあたります。
型落ちモデルとの違いが気になる方はこちらもチェックしてみてください。
👉 F-PX60CとF-PXY60の違いを徹底比較|後継モデルと型落ちの選び方

F-PX70CとF-PX60Cの違いをスペック表で比較|適用畳数・脱臭フィルター・ナノイー発生量

ここでは、F-PX70CとF-PX60Cの主なスペックを一覧表で整理しました。

対応できる部屋の広さ(適用畳数)、フィルター性能、ナノイーの種類や発生量といった違いを中心に比較できます。

それぞれのモデルがどんな用途に向いているかを確認するうえで参考になるので、選ぶ際の判断材料にしてください。

なお、表に記載している内容はすべてパナソニック公式サイトや取扱説明書に基づいた情報で、実際の使用環境によって効果や交換目安は変わる場合があります。

型番F-PX70CF-PX60C
デザインF-PX70C-W・F-PX70C-Hのサムネイル画像F-PX60C-Wのサムネイル画像
カラーバリエーションホワイト(-W)ホワイト(-W)
ダークグレー(-H)
8畳(13㎡)の清浄時間★5
空気清浄運転時約9分約11分
空気清浄の対応範囲の目安 ★1
空気清浄運転時31畳(51㎡)まで27畳(45㎡)まで
フィルターでケアする汚れやニオイ
汚れウイルス※3・カビ菌※4・菌※5・ホコリ/チリ・タバコの煙★2・ディーゼル粉じん・花粉・PM2.5★3★4
ニオイー(フィルターなし)ペット臭・体臭・アンモニア臭・生ゴミ臭・料理臭・タバコの臭い
ナノイー
種類(数)ナノイーX(9.6兆)ナノイー(4,800億個)
搭載センサー
ハウスダストセンサー〇(搭載)1.0μmまで検知
フィルター型番&交換期間※1
静電HEPAフィルター※2型番:F-ZXP70C
(約3.5年交換不要)
型番:F-ZXUP60
(約10年交換不要)
スーパーナノテク脱臭フィルター×(なし)型番:F-ZXUD60
(約10年交換不要)
風量(m³/分)
76
2.62.7
静音1.30.9
運転音(dB)
5552
3335
静音2018
消費電力(W)
5745
7.510
静音45
電気代の目安※6(円/h)
1.81.4
0.30.4
静音0.20.2
付加機能
チャイルドロック〇(搭載)〇(搭載)
外形寸法など
重さ(kg)5.15.9
高さ×幅×奥行き(mm)552×125×380550×340×208
販売状況
発売日2025年10月2025年10月
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※この表の数値や効果はすべてパナソニック公式サイトや取扱説明書に基づいています。
実際の使用環境によって効果や交換目安は変わる場合があります。

★1:適用床面積とは、(一社)日本電機工業会規格(JEM1467)に基づき、30分で空気を清浄できる部屋の広さ(天井高2.4m)を表しています。
★2:タバコに含まれる有害物質(一酸化炭素など)は除去できません。
★3:PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。
★4:この空気清浄機では0.1μm未満の微小粒子状物質については除去の確認ができていません。また、空気中の有害物質すべてを除去できるものではありません。32m³(約8畳)の密閉空間での試験結果であり、実際の使用空間での結果ではありません。
★5:(一社)日本電機工業会規格(JEM1467)に基づく試験方法による算出値です。

※1:プレフィルターや集じんフィルターは定期的なお手入れが必要です。交換目安は試験条件に基づくものであり、使用環境によって短くなる場合があります。
※2:静電HEPAフィルターは、粒径0.3μmの粒子に対して99.97%以上を捕集する性能を持ちます。
※3〜5:各種試験は第三者機関で実施されたものであり、すべての環境で同様の効果を保証するものではありません。
※6:電気代は電力料金目安単価31円/kWh(税込、2022年7月改定)で算出した参考値です。

F-PX70CとF-PX60Cは風量や運転音、電気代の目安にも数値の違いがあります。

ただし、対応できる部屋の広さやモデルの方向性そのものが異なるため、これらの細かい数値を単純に比較してもあまり意味はありません。

選ぶ際は「空気中の汚れ重視か」「ニオイ対策重視か」というモデルごとの特徴を比較基準にするとわかりやすいでしょう。

F-PX70CとF-PX60Cの違いに関するよくある質問【FAQ】

F-PX70CとF-PX60Cの違いを調べる中で、よく疑問にあがるポイントをQ&A形式でまとめました。

公式情報をもとに整理しているので、気になる点を解消しながら安心してモデルを比較できます。

F-PX70CとF-PX60CのナノイーXとナノイーの違いは?

F-PX70Cには「ナノイーX」、F-PX60Cには「ナノイー」が搭載されています。

どちらもパナソニック独自のイオン技術ですが、ナノイーXはナノイーを進化させたタイプで、発生させるイオンの数が大きく異なります。

  • F-PX70C:ナノイーX(約9.6兆個)
  • F-PX60C:ナノイー(約4,800億個)

このように、種類と発生量の規模が異なるのが両モデルの大きな違いです。

F-PX70CとF-PX60Cのナノイー数の違いは何に影響する?

ナノイーの発生量が多いほど、花粉やニオイの抑制スピードに差があるとされています。

F-PX70Cは「ナノイーX(9.6兆個)」、F-PX60Cは「ナノイー(4,800億個)」を搭載しており、この差によって、公式試験における抑制にかかる時間が異なる結果が示されています。

以下のグラフは、ナノイーXの発生量による抑制スピードを比較したパナソニック公式の試験結果です。

ナノイーXの発生量によるスギ花粉の抑制時間の比較グラフ パナソニック公式サイト引用
画像出典:パナソニック公式サイト「ナノイーX 特長」より引用
ナノイーXの発生量によるニオイ抑制スピードの比較グラフ パナソニック公式サイト引用
画像出典:パナソニック公式サイト「ナノイーX 特長」より引用

F-PX70CとF-PX60Cはナノイーを切れる?停止方法は?

どちらのモデルも、ナノイーの発生を「オン/オフ」できます。

ナノイーを停止したい場合は、操作パネルのボタンを一定時間押すことで設定を切り替えられます。

  • F-PX70Cの場合:運転停止後に〔送風ボタン〕を押し続け、ランプの点滅で切り替え
  • F-PX60Cの場合:運転中に〔停止ボタン〕と〔ロックボタン〕を同時に約3秒押し続ける
F-PX70CのナノイーXをオフにする操作方法 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト「F-PX70C 取扱説明書」より引用
F-PX60Cのナノイーをオフにする操作方法 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト『F-PX60C 取扱説明書』より引用

F-PX70CとF-PX60Cに加湿機能の違いはある?

どちらのモデルにも加湿機能は搭載されていません

そのため「加湿しながら空気清浄をしたい」という方には不向きで、あくまで空気清浄専用機としての選択肢になります。

加湿も同時に行いたい場合は、別シリーズの「加湿空気清浄機(F-VXシリーズなど)」を検討するのがおすすめです。

👉 加湿対応モデルを比較したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

中位〜上位クラスを比較したい方
F-VXW70とF-VXW55の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?ナノイーX・センサー性能を比較

最上位クラスを比較したい方
F-VXW90とF-VXW70の違いを徹底比較|どっちを選ぶ?対応畳数・アプリ機能・ナノイーXの違い

F-PX70CとF-PX60Cのフィルター型番は同じ?交換目安は?

F-PX70CとF-PX60Cでは、フィルターの種類や型番が異なります。

  • F-PX70C
    • 集じんフィルター(F-ZXP70C)…約3.5年交換不要
    • 脱臭フィルターは非搭載
  • F-PX60C
    • 集じんフィルター(F-ZXUP60)…約10年交換不要
    • 脱臭フィルター(F-ZXUD60)…約10年交換不要
F-PX70Cの交換用フィルターと型番 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト「F-PX70C 取扱説明書」より引用
F-PX60Cの交換用フィルターと型番 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト『F-PX60C 取扱説明書』より引用

※2025年9月時点の公式情報に基づいています。
販売状況や仕様は変更される場合がありますので、ご購入前には必ずメーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。

F-PX70CとF-PX60Cの搭載センサーに違いはある?

両モデルともに空気中の微細な汚れを検知するセンサーを搭載しています。

名称は異なりますが、検知できる対象は同じです。

  • F-PX70Cのセンサーの名称:「花粉・ハウスダストセンサー」
  • F-PX60Cのセンサーの名称:「ハウスダストセンサー」

どちらも、花粉・PM2.5・ホコリ・タバコの煙などを1.0μmまで検知できます。

そのため実際の性能に大きな差はなく、モデル名の違いによるものと考えて問題ありません。

F-PX70Cの花粉ハウスダストセンサーの説明図 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト「F-PX70C 取扱説明書」より引用
F-PX60Cのハウスダストセンサーの説明図 取扱説明書引用
画像出典:パナソニック公式サイト『F-PX60C 取扱説明書』より引用

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現行モデルをまとめて比較した記事も公開中です。
パナソニック空気清浄機の違いを徹底比較|主要5モデルの特徴と選び方ガイド

まとめ|F-PX70CとF-PX60Cの違いを整理して自分に合った1台を選ぼう

F-PX70CとF-PX60Cは、どちらも花粉やハウスダスト対策に対応したパナソニックの空気清浄機ですが、重視しているポイントが異なります

F-PX70C

脱臭フィルターを省き、花粉やホコリといった空気中の汚れに特化。

幅16.5cmの隙間に置けるスリム設計も魅力。

F-PX60C

花粉・ハウスダストに加え、脱臭フィルターで空気中の生活臭もケア可能。

ニオイ対策を重視する人におすすめ。

どちらも加湿機能はありませんが、ナノイーを搭載し、目に見えない空気中の汚れや布などの付着臭にも作用します(※効果は使用環境によって異なります)。

最終的には、「空気中の汚れを徹底的にケアしたいならF-PX70C」「ニオイも含めてバランス良く対策したいならF-PX60C」という基準で選ぶのが分かりやすいでしょう。

本記事のスペックや価格情報は、2025年9月時点の情報です。
販売状況や仕様は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

参考元:

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この記事を書いた人

「違い図鑑 編集部」は、商品やサービスの違いをわかりやすく比較し、最適な選び方をサポートする編集チームです。

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