パナソニックのエネループ対応充電器「BQ-CC83」と「BQ-CC85」は、単3形・単4形の充電池に対応し、最大4本まで同時に充電できるモデルです。
※充電式エボルタにも対応しています。
結論からいうと、BQ-CC83とBQ-CC85の主な違いは「充電スピード」と「センシング機能(残量チェック機能/買い替え目安診断機能)の有無」です。
特に充電スピードの差は大きく、以下のように倍以上の違いがあります。
BQ-CC83は2021年発売の比較的新しい通常充電モデルで、5種類のセンシング機能を備えたスタンダードタイプ。
一方、BQ-CC85は2018年発売の急速充電タイプで、単3形2本の充電時間はパナソニックの充電器の中でも最速クラス。
7種類すべてのセンシング機能を搭載した高機能タイプです。
どちらもAC電源式で海外電圧(100〜240V)に対応しており、日常使いから出張・旅行まで幅広く活躍します。
選ぶポイントは、「充電時間を重視するか」「電池の充電状況や買い替え目安も把握したいか」の2点です。
BQ-CC83はこんな人におすすめ
- ゆっくり充電でも問題ない人
- 電池の残量や劣化具合をあまり気にしない人
BQ-CC83特徴まとめ
- 通常充電タイプ(単3形2本を約3時間30分で充電)
- 搭載センシング機能:5種類
- LED:緑1色(充電中・完了・異常を1色で表示)
- 海外対応のAC電源式(コンセントから充電可能)
BQ-CC85はこんな人におすすめ
- 短時間で急速充電したい人
- 電池の残量や劣化状態も細かく確認したい人
- 頻繁にエネループを使用するヘビーユーザー
BQ-CC85の特徴まとめ
- 急速充電タイプ(単3形2本を約1時間30分で充電)
- 単3形2本の充電時間はシリーズ最速クラス
- 搭載センシング機能:7種類すべて搭載
- LED:3色表示(赤・黄・緑で充電状態や劣化を可視化)
- 海外対応のAC電源式(コンセントから充電可能)
この記事では、どちらを選ぶか迷っている方に向けて、BQ-CC83とBQ-CC85の違い・共通点・選び方のポイントをわかりやすく解説します。
BQ-CC83とBQ-CC85の違いを比較|共通点も整理して解説
それでは、BQ-CC83とBQ-CC85の違いと共通点を詳しく見ていきましょう。
2つのモデルの主な違いは、充電スピードと搭載されているセンシング機能の数です。
それ以外の基本仕様は共通しており、どちらも単3形・単4形のエネループ/充電式エボルタに対応したAC電源式モデルとなっています。
BQ-CC83とBQ-CC85の主な違い
まずは、BQ-CC83とBQ-CC85の大きな違いとなる充電スピードの比較となります。
以下は、単3形のエネループを2本充電した際の公式データです。
| 電池の種類 | BQ-CC83 | BQ-CC85 |
|---|---|---|
| プロ | 約4時間30分 | 約2時間 |
| 標準 | 約3時間30分 | 約1時間30分 |
| ライト | 約1時間45分 | 約45分 |
このように、BQ-CC85はBQ-CC83と比べて約半分の時間で充電が完了します。
また、BQ-CC85の充電スピードはAmazon限定モデル「BQ-CC73AM-K」と並び、シリーズ内でも最速クラスです。
画像出典:パナソニック公式サイト『BQ-CC85 商品ページ』より引用
同じ充電スピードを備えたAmazon限定モデル「BQ-CC73AM-K」との違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
👉 BQ-CC73AM-KとBQ-CC85の違いを徹底比較|急速充電器はAmazon限定とどっちを選ぶ?
センシング機能の違い
続いて、搭載されているセンシング機能の違いを見ていきます。
BQ-CC85には「残量チェック機能」と「買い替え目安診断機能」が追加されており、BQ-CC83よりも電池の状態を細かく把握できます。
センシング機能とは?
「センシング機能」とは、センサーで1本ずつ電池の状態を検知し、電池ごとに最適な電流で充電を行う機能のことです。
各モデルに搭載されているセンシング機能の詳細は、以下のFAQでも紹介しています。
👉 FAQ:BQ-CC83とBQ-CC85に搭載しているセンシング機能の詳細は?
残量チェック機能の違い
BQ-CC85には、充電池の残量と進行状況を3色のLEDで表示する「残量チェック機能」が搭載されています。
LEDが赤・黄・緑の3色に変化し、1本ごとの充電状態をひと目で確認可能です。
画像出典:パナソニック公式サイト『特徴 残量チェック機能』より引用
一方、BQ-CC83はシンプルなLEDの1色表示のみで、
- 充電中:緑点灯
- 充電完了:消灯
- 異常検知:緑点滅
という3パターンでお知らせします。
買い替え目安診断機能の違い
BQ-CC85には、充電池の寿命をLED点滅で知らせる「買い替え目安診断機能」が搭載されています。
充電完了後に電池が劣化している場合は黄色点滅、寿命がきた場合は赤色点滅で通知します。
画像出典:パナソニック公式サイト『特徴 買い替え目安診断』より引用
一方、BQ-CC83は劣化電池を個別に通知する機能はなく、異常検知としてまとめて緑点滅でお知らせします。
補足:重量の違い
わずかな差ですが、BQ-CC83の本体重量は約110g、BQ-CC85は約120gです。
ただし、この違いは使用感にはほとんど影響せず、選ぶ基準にはなりにくいでしょう。
BQ-CC83とBQ-CC85の共通点
BQ-CC83とBQ-CC85は、充電スピードやセンシング機能の搭載数といった仕様を除けば、他の性能は共通しています。
どちらのモデルも、ニッケル水素電池(エネループ/充電式エボルタ)の単3形・単4形電池に対応し、コンセントから直接充電できるAC電源式の充電器です。
さらに、海外電圧(AC100〜240V)にも対応しており、旅行や出張先でも安心して使用できます。
共通点まとめ
- 単3形・単4形のエネループ/充電式エボルタ対応
- AC電源式(海外電圧対応)でコンセントから直接充電可能
- 最大4本まで独立充電に対応
- 独立LEDランプ付き(1本ごとの充電状態を表示)
- 以下の5種類のセンシング機能を両モデルに搭載
- 予備充電機能/スマートチャージ機能/クイック自動診断機能/つぎ足し充電機能/乾電池充電防止機能
- 本体サイズも同じ(約幅68×厚さ28×長さ120mm)
BQ-CC83とBQ-CC85の違いから見るおすすめの選び方
それでは、BQ-CC83とBQ-CC85の違いを踏まえたおすすめの選び方を見ていきましょう。
2つのモデルを選ぶ際の基準となるのは、まず充電スピードです。
「どれくらいの時間で充電したいか」で、選ぶべきモデルが決まります。
もし充電時間にそこまでこだわらない場合は、「残量チェック機能」や「買い替え目安診断機能」といった、充電池の状態を確認できる機能の有無が判断基準になります。
充電スピードにこだわらないのなら「BQ-CC83」がおすすめ
BQ-CC83は、単3形2本を約3時間30分で充電する通常充電タイプの充電器です。
搭載しているセンシング機能は以下の5種類となります。
搭載のセンシング機能(5種類)
- 予備充電機能:ダメージを受けた電池をLEDで通知し、微弱電流で状態を改善
- スマートチャージ機能:電池1本ごとに満充電状態をいち早く検知。充電時間と消費電力のムダを省く
- クイック自動診断機能:電池ごとに診断を行い、それぞれに最適な充電モードを選択
- つぎ足し充電機能:使った分だけ充電し、過充電を防止
- 乾電池充電防止機能:充電できない電池を自動検知し、誤充電を防止
充電状況を表示するLEDランプは緑1色でシンプルに動作し、充電中は点灯、完了時は消灯、異常時は点滅と直感的に確認できます。
また、AC電源式で海外電圧(AC100〜240V)にも対応しており、旅先や出張先でも使用可能です。
「充電に時間がかかっても問題ない」という方におすすめです。
ほぼ同スペックでAmazon限定のモデルに「BQ-CC71AM-K」もあります。
違いの詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
👉 BQ-CC71AM-KとBQ-CC83の違いを徹底比較|Amazon限定モデルとどっちを選ぶ?パナソニック充電器
短時間でしっかり急速充電したいなら「BQ-CC85」がおすすめ
BQ-CC85は、単3形2本を約1時間30分で充電できる急速充電タイプの充電器です。
Amazon限定モデルのBQ-CC73AM-Kと並び、シリーズ最速クラスの充電性能を誇ります。
搭載しているセンシング機能は以下の7種類です。
搭載のセンシング機能(7種類)
- 予備充電機能:ダメージを受けた電池をLEDで通知し、微弱電流で状態を改善
- スマートチャージ機能:電池1本ごとに満充電状態をいち早く検知。充電時間と消費電力のムダを省く
- クイック自動診断機能:電池ごとに診断を行い、それぞれに最適な充電モードを選択
- つぎ足し充電機能:使った分だけ充電し、過充電を防止
- 乾電池充電防止機能:充電できない電池を自動検知し、誤充電を防止
- 残量チェック機能:電池の残量を3色LEDで表示
- 買い替え目安診断機能:充電池の交換時期をLED点滅でお知らせ
BQ-CC83にはない「残量チェック機能」と「買い替え目安診断機能」を搭載しており、LEDの3色表示(赤・黄・緑)で電池の状態をひと目で確認できます。
また、BQ-CC83と同様にAC電源式で海外電圧(AC100〜240V)に対応しており、自宅はもちろん、出張や旅行先でも使用可能です。
短時間で充電できるため、「頻繁に充電池を使う」「できるだけ早く充電を済ませたい」という方におすすめです。
BQ-CC83とBQ-CC85の違いをスペック表で比較|充電時間・対応電池・機能一覧
ここでは「BQ-CC83」と「BQ-CC85」のスペックや充電時間の違いを、パナソニック公式データをもとに整理した比較表でまとめました。
正確な数値や仕様を基準に、違いを一目で比較できます。
主な仕様やセンシング機能、対応電池・充電時間などを一覧にしているので、それぞれの表で違いを確認してみてください。
BQ-CC83とBQ-CC85のスペック比較表
「BQ-CC83」と「BQ-CC85」の主な仕様やセンシング機能を一覧でまとめました。
デザインや発売時期も含めて、性能面の違いを表で確認してみてください。
スペック比較表
| 型番 | BQ-CC83 | BQ-CC85 |
|---|---|---|
| デザイン | ||
| 本体カラー | 白 | |
| 入力電源 | AC | |
| 充電速度 | 通常充電 | 急速充電 |
| 対応電池 | ||
| エネループ | 対応 | |
| 充電式エボルタ | 対応 | |
| 同時充電可能本数 | 単3形1~4本 | |
| 単4形1~4本 | ||
| 合計4本まで | ||
| センシング機能 | ||
| 予備充電機能※1 | 〇(対応) | |
| 残量チェック機能※2 | ─(なし) | 〇(対応) |
| 買い替え目安診断機能※3 | ─(なし) | 〇(対応) |
| スマートチャージ機能※4 | 〇(対応) | |
| クイック自動診断機能 | 〇(対応) | |
| つぎ足し充電機能 | 〇(対応) | |
| 乾電池充電防止機能 | 〇(対応) | |
| 仕様 | ||
| 独立充電表示 | 〇(対応) | |
| LED搭載個数・色 | 4個・1色 | 4個・3色 |
| 入力 | AC 100-240V | |
| 海外電圧対応※5 | 〇(対応) | |
| USB出力機能(モバイルバッテリー機能) | ─(なし) | |
| 充電器サイズ(幅×厚さ×長さ) | 約68×28×120mm | |
| 充電器重さ | 約110g | 約120g |
| 販売情報 | ||
| 発売日※9 | 2021年10月 | 2018年9月 |
| 楽天 | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
| Amazon | 最新価格を見る | 最新価格を見る |
※1 電池の状態、使用環境、周囲温度によっては、 電池の状態を改善できない場合があります。
※2 充電進行状態(電池残量)のLED色変化は目安であり、電池の状態、充電環境によって、LED表示色の切り替わりタイミングが前後することがあります。
※3 使用環境、周囲温度によっては、正しく診断できない場合があります。
※4 使用環境、周囲温度によって充電時間は異なります。電池の状態によってはスマートチャージ機能が働かない場合があります。
※5 海外でご使用の場合は、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
なお、BQ-CC83とBQ-CC85に近いスペック構成のAmazon限定モデルとして、 「BQ-CC71AM-K」と「BQ-CC73AM-K」の違いを比較した記事も公開しています。
Amazonでの購入をご検討の方は以下の記事もご覧ください。
👉 BQ-CC71AM-KとBQ-CC73AM-Kの違いを徹底比較|Amazon限定の急速充電モデルはどっち?パナソニック充電器の選び方
BQ-CC83とBQ-CC85の充電時間比較表
続いて、各モデルの充電時間を比較した比較表です。
単3形・単4形のエネループ/充電式エボルタごとの充電時間をまとめています。
急速充電タイプの「BQ-CC85」のほうが、全体的に充電スピードが速くなっています。
充電時間比較表
| 型番 | BQ-CC83 | BQ-CC85 | ||
|---|---|---|---|---|
| 充電本数 | 1~2本 | 3~4本 | 1~2本 | 3~4本 |
| 単3形 | ||||
| エネループ(プロ) | 約4時間30分 | 約9時間 | 約2時間 | 約4時間 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||||
| エネループ(標準) | 約3時間30分 | 約7時間 | 約1時間30分 | 約3時間 |
| エボルタ(スタンダード) | ||||
| エネループ(ライト) | 約1時間45分 | 約3時間30分 | 約45分 | 約1時間30分 |
| エボルタ(ライト) | ||||
| 単4形 | ||||
| エネループ(プロ) | 約2時間15分 | 約4時間30分 | 約2時間 | 約4時間 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||||
| エネループ(標準) | 約2時間 | 約4時間 | 約1時間30分 | 約3時間 |
| エボルタ(スタンダード) | ||||
| エネループ(ライト) | 約1時間45分 | 約3時間30分 | 約1時間15分 | 約2時間30分 |
| エボルタ(ライト) | ||||
BQ-CC83とBQ-CC85の違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、「BQ-CC83」と「BQ-CC85」の違いに関して、購入前に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
対応電池やセンシング機能、USB出力の有無など、購入前に気になるポイントを確認しておきましょう。
パナソニックのエネループ充電器をまとめて比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
現行モデルの一覧や選び方のポイントを、タイプ別にわかりやすく解説しています。
👉 パナソニック エネループ充電器の違いを徹底比較|現行モデル一覧と選び方ガイド
まとめ|BQ-CC83とBQ-CC85の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
パナソニックの充電器「BQ-CC83」と「BQ-CC85」の主な違いは、充電スピード(通常充電/急速充電)と、搭載しているセンシング機能の数(5種類/7種類)です。
それ以外の対応電池や電源方式、充電本数などは共通仕様となっています。
BQ-CC83
通常充電タイプ。
充電に時間がかかっても構わない人にはおすすめ。
BQ-CC85
急速充電タイプ(単3形2本の充電時間はシリーズ最速クラス)
短時間で充電したい人におすすめ。
どちらのモデルもエネループ/充電式エボルタに対応し、最大4本まで同時充電が可能です。
電池の使用頻度や充電スタイルに合わせて、自分に合った1台を選びましょう。
本記事の内容は、パナソニック公式サイトおよび各モデルの取扱説明書・正規販売ページの情報に基づいて作成しています。
性能や充電時間は、使用環境や電池の状態によって異なる場合があります。
掲載しているスペック・価格情報は2025年11月時点のもので、販売状況や仕様は変更となる可能性があります。
最新情報はパナソニック公式サイトまたは販売ページにてご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用ベーシック充電器 BQ-CC83」
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用急速充電器 BQ-CC85」






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