パナソニックのエネループ対応充電器「BQ-CC52」と「BQ-CC61」。
どちらもタイマー式で、電池を一定時間充電して自動的に停止する設計が特徴です。
結論からいうと、両モデルの主な違いは「電源方式」「充電本数」「タイマー時間」「充電回数(充電スピード)」「搭載センシング機能」の5点。
ただし、どちらのモデルも充電速度が非常に遅く、エネループ・プロなど容量の大きい電池は1回では満充電にならないという仕様上の制限があります。
そのため、日常的に充電を行う方や短時間で充電を済ませたい方には、上位モデルの「BQ-CC83/BQ-CC85(ACタイプ)」や「BQ-CC87L/BQ-CC91(USBタイプ)」の方が実用的です。
この記事では、BQ-CC52とBQ-CC61の違いをわかりやすく比較し、両モデルの特徴や共通点、上位機種を含めた選び方のポイントを詳しく解説します。
BQ-CC52とBQ-CC61の違いを比較|共通点も整理して解説
パナソニックのエネループ対応充電器「BQ-CC52」と「BQ-CC61」は、どちらもタイマー式のシンプルなモデルです。
ここでは、両モデルの主な違いと共通点を整理しながら、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
パナソニック BQ-CC52とBQ-CC61の主な違い
BQ-CC52とBQ-CC61の主な違いは、電源方式・充電本数・タイマー時間・充電回数・搭載センシング機能の5点です。
それぞれの違いを順に見ていきましょう。
電源形式の違い
BQ-CC52はAC電源タイプで、海外電圧(AC100〜240V)にも対応。
家庭用コンセントに直接接続して使用します。
一方、BQ-CC61はUSB電源タイプで、PCのUSBポートなどから給電が可能です。
同時充電本数の違い
BQ-CC52は単3形・単4形の電池を最大2本まで同時に充電できます。
BQ-CC61は最大4本まで対応していますが、偶数本での充電が前提で、1本または3本では充電が行われません。
タイマー時間の違い
BQ-CC52は約6時間で自動停止、BQ-CC61は約10時間で停止します。
充電回数(充電スピード)の違い
BQ-CC52はエネループ・ライトのみ1回(約6時間)の充電で満充電が可能。
エネループ・プロや標準タイプを満充電にするには2回(約12時間)の充電が必要です。
BQ-CC61はエネループ・ライトと標準タイプなら1回(約10時間)で充電可能ですが、エネループ・プロは2回(約20時間)の充電が必要になります。
センシング機能の違い
BQ-CC52には、充電できない電池を検知して動作を停止する「乾電池充電防止機能」を搭載。
BQ-CC61はそれに加えて、電池の状態を判定して最適なモードで充電を行う「クイック自動診断機能」に対応しています。
これらの違いをまとめると
と整理できます。
また、共に充電に非常に時間がかかることがわかります。
BQ-CC52とBQ-CC61の共通点
BQ-CC52とBQ-CC61には、どちらにも共通する基本仕様もあります。
主な共通点は以下の3点です。
- 単3形・単4形のニッケル水素電池(エネループ/充電式エボルタ)に対応
- 一定時間で自動停止するタイマー式を採用
(途中で満充電になっても充電は停止しない) - LEDランプによる充電状態の表示に対応
BQ-CC52とBQ-CC61の違いから見る選び方のポイント
BQ-CC52とBQ-CC61はいずれも充電速度が非常にゆっくりです。
どちらもエネループ・プロなどの大容量電池を1回で満充電にできないため、電池を頻繁に使う方には不向きといえます。
そのため、AC電源タイプを選ぶ場合は「BQ-CC83」または「BQ-CC85」、USB電源タイプを選ぶ場合は「BQ-CC87L」または「BQ-CC91」といった上位モデルの検討を推奨します。
これらの上位機種はいずれも1回の充電で満充電まで完了し、センシング機能も充実している点が特徴です。
AC電源タイプの充電時間比較
| 型番 | BQ-CC52 | BQ-CC83 | BQ-CC85 |
|---|---|---|---|
| プロ | 約12時間 | 約4時間30分 | 約2時間 |
| 標準 | 約12時間 | 約3時間30分 | 約1時間30分 |
| ライト | 約6時間 | 約1時間45分 | 約45分 |
USB電源タイプの充電時間比較
| 型番 | BQ-CC61 | BQ-CC91 | BQ-CC87L | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 充電本数 | 2本または4本 | 1~2本 | 3~4本 | 1~2本 | 3~4本 |
| エネループ(プロ) | 約20時間 | 約4時間30分 | 約9時間 | 約3時間 | 約6時間 |
| エネループ(標準) | 約20時間 | 約3時間30分 | 約7時間 | 約2時間15分 | 約4時間30分 |
| エネループ(ライト) | 約10時間 | 約1時間45分 | 約3時間30分 | 約1時間15分 | 約2時間30分 |
上位モデルと比べると、タイマー式であるBQ-CC52とBQ-CC61の充電スピードの遅さが際立ちます。
そのため、長期的な使用を考える場合は、上位モデルを選んだ方が実用性と効率の面で大きなメリットがあります。
各モデルの違いについては以下の記事もご覧ください。
👉 BQ-CC83とBQ-CC85の違いを徹底比較|充電スピードとセンシング機能で選ぶパナソニック充電器
👉 BQ-CC87LとBQ-CC91の違いを徹底比較|LEDライト性能と充電速度で選ぶパナソニックのUSB充電器
BQ-CC52とBQ-CC61の違いをスペック表で比較|電源形式・タイマー時間・搭載機能など
ここでは、BQ-CC52とBQ-CC61の基本仕様を一覧で整理しました。
電源形式や最大充電本数、タイマー時間、搭載機能などの違いを、表でまとめて確認してみましょう。
単3形・単4形のエネループや充電式エボルタの充電時間も比較表にまとめてあります。
BQ-CC52とBQ-CC61のスペック比較表
電源方式やセンシング機能、サイズ、重量など、両モデルの基本仕様をまとめた表です。
BQ-CC52はAC電源対応の新モデル、BQ-CC61はUSB電源タイプの旧モデルという位置づけになります。
スペック比較表
| 型番 | BQ-CC52 | BQ-CC61 |
|---|---|---|
| デザイン | ||
| 入力電源 | AC | USB |
| 充電速度 | タイマー充電 | |
| 対応電池 | ||
| エネループ | 対応 | |
| 充電式エボルタ | 対応 | |
| 同時充電可能本数 | 単3形1~2本 | 単3形2本または4本 |
| 単4形1~2本 | 単4形2本または4本 | |
| 合計2本まで | 合計4本※6 | |
| センシング機能 | ||
| 予備充電機能※1 | ─(なし) | |
| 残量チェック機能※2 | ─(なし) | |
| 買い替え目安診断機能※3 | ─(なし) | |
| スマートチャージ機能※4 | ─(なし) | |
| クイック自動診断機能 | ─(なし) | 〇(対応) |
| つぎ足し充電機能 | ─(なし) | |
| 乾電池充電防止機能 | 〇(対応) | |
| 仕様 | ||
| 独立充電表示 | 〇(対応) | |
| LED搭載個数・色 | 〇(対応) | |
| 入力 | AC 100-240V | DC5V(USB-A – microB) |
| 海外電圧対応※5 | 〇(対応) | ─ |
| USB出力機能(モバイルバッテリー機能) | ─(なし) | |
| スマートフォン充電可能回数 | ─(なし) | |
| 充電器サイズ(幅×厚さ×長さ) | 約50×27×120mm | 約66×28×85mm |
| 充電器重さ | 約80g | 約65g |
| 付属品 | ─ | USBコード |
| 販売情報 | ||
| 発売日 | 2023年4月 | 2017年1月 |
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※1 電池の状態、使用環境、周囲温度によっては、 電池の状態を改善できない場合があります。
※2 充電進行状態(電池残量)のLED色変化は目安であり、電池の状態、充電環境によって、LED表示色の切り替わりタイミングが前後することがあります。
※3 使用環境、周囲温度によっては、正しく診断できない場合があります。
※4 使用環境、周囲温度によって充電時間は異なります。電池の状態によってはスマートチャージ機能が働かない場合があります。
※5 海外でご使用の場合は、国や地域に合わせて別途プラグアダプターをお買い求めください。
※6 2本または4本での充電が可能です。(1本または3本での充電はできません)
BQ-CC52とBQ-CC61の充電時間比較表
続いて、電池の種類ごとの充電時間を比較します。
エネループや充電式エボルタの「プロ/標準/ライト」各モデルで、どの程度の時間がかかるかを一覧で確認できます。
| 型番 | BQ-CC52 | BQ-CC61 |
|---|---|---|
| 充電本数 | 1~2本 | 2本または4本 |
| 単3形 | ||
| エネループ(プロ) | 約6時間×2回 | 約10時間×2回 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||
| エネループ(標準) | 約6時間×2回 | 約10時間×1回 |
| エボルタ(スタンダード) | ||
| エネループ(ライト) | 約6時間×1回 | 約10時間×1回 |
| エボルタ(ライト) | ||
| 単4形 | ||
| エネループ(プロ) | 約6時間×2回 | 約10時間×2回 |
| エボルタ(ハイエンド) | ||
| エネループ(標準) | 約6時間×2回 | 約10時間×1回 |
| エボルタ(スタンダード) | ||
| エネループ(ライト) | 約6時間×1回 | 約10時間×1回 |
| エボルタ(ライト) | ||
いずれのモデルも、エネループ・プロなど大容量タイプでは2回充電が必要で、1回の充電時間も長めです。
急速充電に対応した上位モデルと比べると、充電完了までの時間差が大きいことがわかります。
BQ-CC52とBQ-CC61の違いに関するよくある質問【FAQ】
ここでは、BQ-CC52とBQ-CC61の違いに関して、購入前に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
対応している電池の種類や、同時に充電できる本数などを確認しておきましょう。
パナソニックのエネループ充電器をまとめて比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
現行モデルの一覧や選び方のポイントを、タイプ別にわかりやすく解説しています。
👉 パナソニック エネループ充電器の違いを徹底比較|現行モデル一覧と選び方ガイド
まとめ|BQ-CC52とBQ-CC61の違いを整理して自分に合った1台を選ぼう
BQ-CC52とBQ-CC61の主な違いは、電源方式・充電本数・タイマー時間・充電スピード・搭載センシング機能の5点です。
| 比較項目 | BQ-CC52 | BQ-CC61 |
|---|---|---|
| 電源方式 | AC電源 | USB電源 |
| 最大充電本数 | 2本 | 4本 |
| タイマー時間 | 約6時間 | 約10時間 |
| 充電スピード※1 | プロ:約12時間 | プロ:約20時間 |
| 標準:約12時間 | 標準:約10時間 | |
| ライト:約6時間 | ライト:約10時間 | |
| センシング機能 | 乾電池充電防止機能 | 乾電池充電防止機能 |
| クイック自動診断機能 |
※1 エネループ・充電式エボルタシリーズの充電時間の目安
両モデルともタイマー式で、一定時間経過後に自動で充電を停止します。
ただし、充電速度は非常に遅く、エネループ・プロなどの大容量電池は1回では満充電にできない点に注意が必要です。
そのため、日常的に充電を行う場合や短時間で充電を済ませたい方には、上位モデルの方が実用的です。
これらのモデルは1回の充電で満充電まで完了し、センシング機能も充実しています。
本記事の内容は、パナソニック公式サイトおよび各モデルの取扱説明書の情報に基づいて作成しています。
また、本記事は情報提供を目的としており、購入の推奨を意図するものではありません。
掲載している性能・仕様・価格は、本記事更新時点(2025年11月)の情報であり、実際の内容はメーカーの更新により変更される場合があります。
また、性能や充電時間は使用環境や電池の状態によって変動する場合があります。
最新の情報は、パナソニック公式サイトまたは販売ページにてご確認ください。
参考元:
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用タイマー式コンパクト充電器 BQ-CC52」
- Panasonic公式サイト「単3形単4形ニッケル水素電池専用USB入力充電器(白)BQ-CC61」


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